メバリングするつもりがコチが釣れたよ
久々に帰った広島の海、なんだかいつもと違う。魚の気配が感じられません。アジも回ってきてないそうです。そんな中、かろうじて釣れたコチ、ガシラ、エソ。贅沢は言えません、釣れるだけラッキーです。故郷の海を眺めながらの釣りができ、リフレッシュできた11月下旬の五目釣りです。
1年4か月ぶりに広島へ
コロナがやっと落ち着き、しばらく広島へ帰っていなかったので、日曜日と勤労感謝の間の月曜日に休暇を取り、母の様子を見るために帰りました。
今回、娘たちは学校があったので私ひとりの帰省です。
一人暮らしの母、近所の人たちとお互い助け合い励ましあいながら、今のところ健康状態良く暮らしていました。
それも近くに住む釣りの師匠でもある弟のおかげです。
今回は弟にルアーのプレゼント。
最近よく釣れることが分かったダイワのショアラインシャイナーセットアッパー125S-DRと、実際には使ったことがありませんが名前をよく聞くビッグバッガーの2点。
セットアッパーはおそらくメジロを掛けて、殉職したラトリンタイプです。
セットアッパーを弟に渡すと
これよう釣れるんよ~
以前、ブリを釣ったらしい。さすが。
車の運転ができない母の買い物や、椅子に乗っての作業が大変なエアコンの掃除などやったあと、空いた時間に釣りに行きました。
あくまで釣りがメインではありませんが、しっかり釣り道具は持っていきました。
タモが~
実家の近くで釣り開始、私の地元は激流地帯、大潮の潮が動く時間はまともに釣りができないほどの流れになります。
複雑な潮がぶつかり合って渦を巻いているところに、セットアッパーを投げ込みます。
いい感じに潮が流れ釣れそうなんです。乗合船も岸から100mくらいのところで3隻ほどいましたが、私がキャストを始めてしばらくするといなくなりました。
どうやら時合いが去ったみたいです。
それでもしぶとく粘ったものの30分でなにもアタリ無し、ベイトさえもルアーにひっかからないのでいったん実家へかりました。
昼食を食べた後、場所を変え準備を始めた時に気づきました。
タモがね~
あわてて朝釣りをしていた場所に行きましたが、時すでに遅し。
今シーズン新しくそろえたオーバルのネットと仕舞寸が短いランディングシャフト、タモジョイント、マルチランディングホルダー一式消えてなくなっていました。
無茶苦茶ショックです。
忘れるほうが悪いと言われるかもしれませんが、やはり持ち去る人も悪いですよね。
アルファタックルのランディングシャフトとは縁がなかったということで、違うタイプをまたの機会に探します。
とりあえずダイワのランディングポール2は持ってきていたので、タモ網さえ買えば何とかなります。
町の釣具屋さんへ行き、オーバルタイプがなかったので、丸い折り畳み式のタモ網を買いました。
サーフでのヒラメ狙い
釣具屋さんの近くに町最大のビーチがあります。全長1Km弱、ここではヒラメが釣れるということなので、ミノーでヒラメを狙ってみることにしました。
水深はそんなにないので、1mくらい潜るものを選び投げてアタリがなければ5m移動。これをひたすら繰り返します。
ときどき、ナブラが見えます。
シーバスが小魚を追っているのでしょう、たぶん。
ナブラの近くに表層狙いのセットアッパースリム95Fを投げるも反応はなしでした。
ときどきボラが跳ねていました。
海水浴場の左半分を往復し、サームでの釣りは終了。
メバリングの異変
メバルがいないんです。
弟も最近釣れないと言っていました。
昼間にメバルポイントへ行くと、いつもあるアマモがありませんでした。
季節が少し早いのかと思いつつ、19:30頃同じ場所へ行きました。
岩礁帯なので潜んでいるメバルが出てきてくれるのではないかと期待しながら、メバリングロッドを持っていなかったので、チニングロッドで探りました。
30分ほど粘り無反応なので場所替え。
次のポイントはガシラポイントで私も何度か釣ったことがある場所です。弟からメバルも釣れると聞いています。
30mほど投げ足元の敷石に沿ってメバリング用のワームを通してやります。
反応がないので敷石の先に延びる砂地を、表層から少しレンジを下げて引いてやると反応あり。
意外と引きます。いやかなり引きます。メバルならかなり大きい。
フリームス2500番にPEライン0.6号、余裕で引き寄せることはできます。
足元近くに来るとかなり暴れました。メバルではないような気がしてきた。
上がったのは35cmのイネゴチでした。夜も釣れるんですね。
メバルではありませんでしたが、引きを楽しむことができました。
煮つけようにお持ち帰りです。
しばらくすると、今度は少し軽めのあたり。
久しぶりに釣ったガシラでした。写真のメジャーより若干大きめ、20cm弱なのでこれも煮つけようにお持ち帰りです。
さらに、追加を狙いましたが反応が無くなり21時頃終了。
最終日も暴風の中エソ
次の日は雨の一日で、雨上がりに出撃するも釣果無し。
私がよくいく場所に、チヌ釣り名人の大地昭さんも来られていたらしく、YouTubeを探すと真鯛を釣りあげていました。
時期、潮が良ければ狙えるんですけどね、ベイトの姿も見えず魚の気配が感じられません。
夜は幅が300mほどの小さな湾一面にサヨリが押し寄せてくるポイントへ行きました。
網ですくうとすぐにいっぱいになるくらいの壮絶な光景らしいです。そういえば、父からも聞いたことがあります。
サヨリを追って大きいシーバスが捕食する音があたり一面に反響する目を疑うような、アングラーが狂喜するところなのですが、例年と違って今年はいませんでした。
やはり何かいつもと違う。
最終日11/23勤労感謝の日は夜明け前からよく行くポイントで、ハヤブサのジャックアイクネクネを投げました。
明るくなり始めた6時半頃にようやくアタリがありました。サイズは?
マダイや青物、シーバスの引きでもない、サイズも小さめ。根魚かな?
海面に浮かすと細長い。
エソでした。後から聞きましたが食べてみると白身でおいしいらしいです。蒲鉾にもなるくらいですから食べればよかった。
皆さんよくリリースしているので、私もリリースしてしまいました。
エソはカタクチイワシ2匹を吐き出しました。
いないと思っていたベイトですが、時間帯によっては回ってくるのかもしれません。
釣りをしていた時間帯は回ってこなかったんですよね。
9時ころ終了としました。
いつもの魚影の濃さがなかった
すべてを地球温暖化のせいにするのは違うと思いますが、何かいつもと違う海。
私の地元で釣りの師匠の弟が釣れないのですから、やはり何かがくるってきてるような気がしました。
逆に、関西での釣りで私が大きな魚を連発すること自体珍しいので、もしかしたら私の釣り方もおかしくなってきているのかもしれません。
なぜなら私は小物釣り師ですから。
ということで、今週は久々に小物狙いに行きます。
須磨でカワハギでも釣るか?キスの釣り収めか?
明日頑張ってきます。