須磨のカレイどうやったら釣れるか
花見の季節となりました。
花見カレイシーズンです。
カレイを専門に狙ったのは数回のみですが、1日に30cm越えを2枚釣ったことがあります。
1枚はセオリーどおり置き竿で、もう1枚は仕掛け回収時にリアクションバイトしてきたように思いました。
1つのポイントでじっくり狙うのは自分の性に合いません。
場所を変えながら広範囲にリアクションバイトさせる方法を考えてみました。
釣れた時のカレイの仕掛け
初心者の私にはこだわりがなく、カレイの仕掛けはとてもシンプルです。
カレイ針を2本、12号くらいの赤い針です。
針には虫エサが滑らないように返しがついたタイプを選びます。
返しがついていないムツ針でも釣れたので、釣果にはあまり関係ないかもしれません。
仕掛けを回収したときに虫エサがずれているのを修正する手間が省けるので返し付きです。
投げ竿ではなくルアーロッドを使うので、3本針の仕掛けは長すぎるので2本針の短めの仕掛けです。
市販品でも大丈夫だと思います。
シーバスロッドにスピニングリール、ジェット天秤5号にカレイの仕掛けです。
ラインはPEライン1号前後にリーダー20lbくらいのものを結びました。
20~30gのメタルジグを投げるのにちょうど良いタックルです。
歩き回るので三脚は使いません。基本は手持ちの1本です。
アオイソメ、マムシを使う
ルアーのタックルですが、ワームではありません。
カレイの好物の虫エサを使います。
動きでアピールするためにアオイソメ、匂いで誘うためにマムシを使います。
アオイソメは1匹掛けでニョロニョロ動き重視、マムシは5cmくらいに切って1つの針に両方刺します。
私の奥さんのように虫エサが嫌いな方は、虫エサをつかむアイテムがありますよ。
釣れた場所は須磨海岸
須磨海岸も広いですが須磨浦漁港を挟んで、東西どちらでも釣れているのを見ましたし、自分自身も釣りました。
どのエリアでも可能性はあると思います。
自分が釣ったときは真冬の12月中旬。
中潮、8:45の満潮から潮が引き始める9時30分頃と13:59の干潮から満潮へと向かう15時過ぎ頃でした。
たまたまかもしれませんが、潮が動き始めるときに釣れるのかもしれません。
どちらも岸から30~50mのところです。
シーバスロッドで軽く投げて届く範囲なので、わざわざ投げ竿を複数本もっての重装備でなくとも大丈夫です。
釣れるときは釣れます。
カレイは探り釣りで釣る
カレイ釣りは置き竿のイメージの方が多いと思いますが、私は1っか所にとどまることなく、釣り場を歩き回っての探り釣りでも釣れると思っています。
ちょい投げして仕掛けを海底に沈め、リールのハンドルを2~3巻きし1~2分止めてからまた巻く。この繰り返しです。
水中映像でカレイの捕食シーンを見てみると、思っていたよりもよく動き回ります。エサを追っかけたりもします。
時々シェイクしてエサをアピールし、カレイがエサを喰う間をつくって、聞き合わせをしてハリ掛かりを確認し竿先が重くなったら合わせを入れて巻き上げます。
聞き合わせをしてものってないようだったら、巻とステイの動作を繰り返します。
リアクションバイトでも喰ってくることもありそうです。
実際自分が釣った時も仕掛け回収時に巻き始めた時にかかり、唇にムツ針が刺さっていたのでかかっていたので、おそらくそうだと思います。
短時間で反応を見ながら釣りになるので、1本のロッドでの釣りとなるわけです。
良く釣れるポイントは場所確保が難しい
休日釣行をされる方がほとんどだと思いますが、よく釣れるポイントは人が多く場所の確保が難しいです。
大体は波止が人気で場所が埋まっていきます。
休日の釣行で釣れいる方がいたら場所を覚えておいて、平日休暇をとって釣れるポイントに入るのが手っ取り早いです。
休日しか釣りに行けない方は、長いロッドを使いましょう。
普段自分が使っているものよりも少し長めのものでよいと思います。
安い投げ竿でもよいですが、低価格帯はカーボンの含有率が30%台とか低くなるので反発力を使って投げることができません。
また、振出タイプのものが多く、投げた時にガイドがずれてストレスを感じます。
それよりはカーボン含有量が高い並継ぎルアーロッドのほうが扱いやすいですよ。
安い投げ竿は重くて私は腱鞘炎になりました。
投げ竿は軽くても250g前後ですが、カーボンロッドは10フィートくらいのものでも150~170gくらいです。
私は10フィート(3.05m)、145gのシーバスロッドを使っています。
カレイの探り釣りまとめ
竿を並べて釣るイメージのカレイ釣りですが、釣れる場所を探り歩いて釣るのも面白いです。
水中映像を見る限り、カレイは意外とよく動き回ります。
エサを頬張る動作も素早くリアクションバイトをすることもありそうです。
仕掛けをシェイクしてエサをアピールし、あたりが有れば即合わせでも案外釣れるかもしれません。
捕食に失敗しても再度エサを狙って近づいてくるようです。
カレイ釣りのセオリーと違いますが、広範囲を短時間で探りまわる釣り方は、ガッつり場所を確保した投げ釣りをされている方々が狙ってない隙間を責めるのによい方法だと自分は思います。
あくまで私が思っているだけで、釣れる保証はございませんので悪しからず。
私は桜の花が残っている間に行けるかな?