この価格で忘れ物激減
先日タモ一式を釣り場に忘れて無くしてしまいました。数年前にもタモを釣り場に忘れ無くなっていました。釣り場にモノを忘れると無くなります。大事な釣り道具を無くさないために物忘れ防止タグMikkeを買ってみました。2,000円以下のアイテムで、諭吉さん級のアイテムのロスを防げるなら安いものです。Mikkeはよくできた物忘れタグでした。
タモをなくしたのは2回目
11月の広島釣行で大事なタモを置き忘れ、気づいて取りに帰ったら無くなっていました。
かなりショックです。網、シャフト、タモジョイントなど一式合わせると諭吉さん1枚は優に超える価格です。それも数カ月しか使ってなかったので、ため息しか出ません。
実は、タモを釣り場に置き忘れて無くなったのは2回目です。
腰にぶら下げておいても、背中に背負っていても、足元が安定している波止の釣りの場合、ついつい地面やコンクリートの壁に立てかけてしまいます。次の釣り場のことを考えたり、疲れたりすると、タモの存在を忘れてしまいます。
魚が釣れないときにはなおさら、タモが必要ないので忘れてしまいます。
3度目の紛失はどうしても避けたいところ、それで思いついたのが財布やカギを落とした時に見つけることができる忘れ物防止タグです。傘の盗難防止にも使っている人いますよね。あれです。
忘れ物防止タグに必要な機能
今までの忘れ物の経験を踏まえ、私に必要な忘れ物防止タグの条件をリストアップしてみました。必須機能には★をつけます。
- ★忘れ物をしたら教えてくれる
- ★置き忘れた場所がわかる
- ★タグで音をならして場所がわかる
- 電池の寿命は最低1年
- 防水
- 価格は2,000円以下
- スマホから操作ができる
- 通知をON/OFFする
どういうことか説明します。
忘れ物をしたら教えてくれる
レストランでご飯を食べ終わり、テーブルを立った時にスマホを置き忘れていいた時、お店の隣に座っている親切な方が
スマホ忘れてますよ。
って感じで教えてくれるようなイメージです。
タモに貼り付けた忘れ物防止タグから離れると、ポケットに入れたスマホから大きい音でアラーム通知してくれるような機能です。
置き忘れた場所がわかる
置き忘れて場所を移動したときに、どこに置き忘れたかが地図でわかるとうれしいです。
持ち去られた時などはGPSで追跡できるといいんですけどね。
タグで音をならして場所がわかる
もしも、どこに忘れたのかわからなくなったとき(すでにボケが始まったかもしれない)に、忘れ物防止タグから音が発せられたら場所探しが楽ですよね。
車の鍵とか奥さんと共用しているので、しょっちゅう探してますので。あればうれしい機能の一つです。
たどり着いたのがMikke
忘れ物防止用タグは世の中いろいろ発売されています。
iPhoneならAirTagが一番メジャーなようです。
私が使っているスマホはAndoroidなので、OSに対応したものを探しました。
AndoroidではTileがアメリカで人気のようですね。
日本のものあります。
数十種類あるタグから必要最低限の機能を搭載し、かつ価格、電池の持ちなどを考えて選んだのは...
Mikkeで~す
今回はamazonで買いました。
小さめの箱に入って届きました。
諸元は以下の表のとおりです。小さくてとても軽いです。電池とストラップがついてました。
サイズ | 36mm×36mm×5.6mm 10g |
---|---|
音量 | 98dB |
電池 | CR2032(電池寿命:約1年) |
対応OS | Android4.3以降/iOS8.0以降 |
付属品 | 試供用Mikke電池(CR2032)、ストラップ紐、電池交換補助ツール、取扱説明書 |
接続方法 | Bluetooth 4.0 |
登録台数 | 1台のスマートフォンにつき5個まで登録可能 |
私が欲しい機能が防水以外で8個中7個、上出来です。
- ○★忘れ物をしたら教えてくれる
- ○★置き忘れた場所がわかる
- ○★タグで音をならして場所がわかる
- ○電池の寿命は最低1年
- ×防水
- ○価格は2,000円以下
- ○スマホから操作ができる
- ○通知をON/OFFする
Mikkeの使い方
説明書に書かれていたQRコードを読み取り、Android専用アプリをダウンロードしました。もちろん、iPhoneも対応しているので、iOS用のアプリもあります。
アプリはユーザ登録が必要で、ログインとパスワードを設定します。
Mikke本体にCR2032電池を装着します。専用の電池交換用補助ツールが付属いているので、簡単に本体のふたを開け、電池を入れることができました。
Mikkeとスマホのペアリングも簡単で、説明書通りに行うとすぐにできました。
タグを取り付ける対象の写真をアイコンにすると、分かりやすくスマホの画面に表示されます。
また、対象物がスマホに遠いか近いか、アラート通知ON/OFF、電池の残量などステータスを専用アプリに表示されます。その他、通知を有効にする時間帯であったり、自宅のWiFi接続時には通知機能を無効にするであったり、詳細な設定がほかにもあります。
残念ながら私の欲しい機能リストの中で1つだけなかったのが防水機能です。
価格も安いし防水は自分で何とかできそうなので、百均の小さいビニールの袋に入れて防水し、タモ入れの時に邪魔にならないようにタモのベルトにビニールテープで貼り付け固定することにしました。
電池も1年持つし、当分これで使ってみます。
忘れ防止の通知音はかなりデカい
物忘れ防止の音が鳴りだす距離は50mです。ただし、間に遮蔽物が無い場合です。
自宅の一室にMikkeを置いて、玄関ドアを閉めて外に出ると、かなり大きな音がスマホで鳴りました。
Mikkeとスマホの間に遮断物があると50m以内でもなります。
モノをなくした場所は地図に表示することができ自分がいる場所と、モノを無くした場所が表示されます。
地図をSatteliteモードにすると、写真の地図に切り替わるので、さらに具体的な場所が特定できます。
地図で大体の位置を探し出し、スマホからMikkeの音を鳴らしてやると、無くしてしまったと思ったタモを発見できるわけです。ただし、誤差が大きく地図の精度は10mくらいかな?かなりはずれるときもあります。
釣り場で使えるうれしい機能も
実は、Mikkeはスマホカメラの自撮り用リモコンになります。
大きな魚を釣って、フィッシュグリップを手で持ち自撮りしたいときってありますよね。
魚が大きければ大きいほど、スマホの距離を話さなければなりません。
そんな時にリモコンシャッターが欲しいです。
Mikkeならできます。
Mikke アプリの撮影ボタンを押すと、カメラの映像が表示されます。自撮りモードにして、自分の撮りたい画角を決め、 Mikke のボタンを押すだけです。
近くの人に写真を撮ってもらうのが恥ずかしい時や、ひとりで釣りをしているときに便利ですね。
忘れ物防止タグMikkeのまとめ
2,000円を切る価格で必要十分な機能が盛りだくさん。
Mikkeから離れると大きな音でスマホから知らせてくれます。
これで私もタモを釣り場に置き去りすることは無くなるでしょう。
もちろん、鍵や財布につけるのはもちろん、小さいお子さんに持たせておけば、込み合ったお店で迷子になることも無くなるでしょう。
スマホ1台で5個のMikkeを接続できるので、熱くなって脱いだコートにつけたり、タックルボックスなんかにつけても置き忘れが無くなりますね。
少々お値段はしますが、大事な釣り道具を無くさないように、最近買った商品でした。
皆さんには必要が無いアイテムかもしれませんね。