ルアーロッドで釣りを始める(いつも悩むリール選び編)

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リール選びにはいつも悩む

リール選びはいつも悩みます。たくさんの機能が盛り込まれていますが、魚がかかったときには機能が凄いと思う余裕はありません。後から振り返って論理だてて考えて、初めて釣り具メーカーのテクノロジーに感心することばかりです。

リール選びの基礎知識とお手頃価格のリールをご紹介します。

目次

リールを選ぶときのポイント

最近使っているのはダイワなら19レグザ、15レブロス、ディースマーツ、シマノなら15セドナです。

穴釣りをするときには自作の竿とダイワのコロネットを使ったりもしています。

PEラインを扱えるリールを選ぶ

今までの経験上、リールが問題で釣れなかったのは1,500円の竿とリールでサビキ釣りをした時くらいです。

最初から巻いてあったナイロンラインに巻き癖がついて、スプールにからまってしまいアジの回遊のチャンスを逃してしまいました。

小さいトラブルは多々ありますが、ほとんどはナイロンラインでのトラブルです。

PEラインを使い始めて初めの頃はラインにテンションが掛かってない状態で巻いてしまい、スプールの内側にからまってしまったこともありますが回数は少ないです。

ワゴン品は買わない

釣具屋さんのワゴン品ではなく、廉価版のダイワやシマノの製品を使い始めたことによって、トラブル回避ができたのかもしれません。

有名メーカー品は経験と実績からトラブル回避の仕組みが豊富組み込まれているので、お値段が安くてもそれなりに使えます。

釣りに慣れてきたことによって、トラブル回避方法が身についたことも要因の一つです。

私が使ってきたリールは、釣具店のワゴン品からバリュープライスとかオープン価格と呼ばれる廉価版、ビギナーから中級の入口くらいまでのものです。

ダイワ、シマノ、アブガルシア、プロックス、その他いろいろ。

左ベイトロッド、右スピニングロッド
左ベイトロッド、右スピニングロッド

リールには拘っているわけではありませんが、なるべくトラブル無く釣りに集中したいですよね。

ダイワのオープン価格のリバティークラブだって50cmくらいのコブダイは釣れるし、バリュープライスのセドナだって80cmのタチウオは難なく釣れます。

ロッド86MLを前提として、汎用的にいろいろな釣りができるスピングリール、お手頃価格かつ問題なくPEラインで釣りが楽しめそうなものをご紹介します。

ロッド86MLに合わせるスピニングリールは3000番

初級から中級、上級になるに従い、高価なリールに乗り換えていく方が多いです。

シマノならステラ、ダイワならイグジストなど。

もちろん私も持っていません。

ルアーを始めるならバリュープライス(シマノ)とかオープン(ダイワ)と呼ばれるものでも可です。

実際私はシマノ セドナ2500S、ダイワ リバティクラブ2500Sを使っていました。そこそこ使える性能は持ち合わせています。

少し余裕があるならメーカーのホームページに価格が掲載されているリールが良いです。

バリュープライス品よりはしっかりと作られており長持ちします。

シーバスロッド86MLクラスに合わせるリールは2500番から3000番くらいが良いです

重さも、ドラグの強さも相性が抜群。

私のおすすめはそこそこパワーがある3000番が良いと思います。

2500番でも良いのですが、少し大きい魚がかかるとドラグが鳴り、ラインがたくさんでていくので対処の仕方が分からないと魚が走り回って周りの方に迷惑が掛かる可能性があるので、シーバスなど少し大きめの魚がかかっても余裕で対処できる3000番が良いです。

また、細いPEラインを使うのでスプールはS表記の浅いタイプを使います。

ここでダイワとシマノのリールに記載されている記号読み方を少しだけ説明します。

ダイワのLTコンセプト

ダイワなら軽量化されたLTコンセプトシリーズを選びましょう。

リールにLIGHT TOUGHとシールが貼られているのが、LTコンセプトです。

スプールの下半分に機種名(LEXA)、型番3000S-CXHと書かれています。

ダイワ レグザ3000S-CXH
ダイワ レグザ3000S-CXH

PEラインを使うことが前提なので、糸巻量はSを選びましょう。

ギアー比は高い物HまたはXHを選んでください。

ハイギアになるほど1回のライン巻取りの長さが長くなるので、ルアーを投げて回収する時間が短縮できます。

出典:ダイワ

シマノの場合

15セドナの場合で説明すると、2500が型番で、その後ろのSは浅いスプール、すなわちPEラインなど細い糸を想定したものになります。

DIAが0.18mmなのでおおよそPEラインの1号くらいの太さです。

15セドナ 使い込んでいます
15セドナ 使い込んでいます

シマノは、Q&Aで意味を説明したものがありました。HGまたはXGで、S:シャロースプールまたはSSを選ぶのが良いでしょう。

PG:パワーギア仕様(パワフルな巻上げが可能で巻上感も軽いですが巻上速度は遅いです)
HG:ハイギア仕様(高速巻上が可能ですが巻上感は少し重たくなります)
XG:エキストラハイギア仕様(HGより高速巻上が可能ですが巻上感もさらに重たくなります)
M:ミディアムディープスプール仕様(スプールがノーマルよりも少し浅溝タイプになります。)
S:シャロースプール仕様(スプールが浅溝タイプです。細めの糸を無駄なく巻くのに最適です)
SS:スーパーシャロースプール仕様(スプールがシャローよりもさらに浅溝タイプです。細めの糸を無駄なく巻くのに最適です)
DH:ダブルハンドル仕様

出典:シマノ

ダイワとシマノに絞ってよさそうなリールをご紹介します。

廉価版メーカーリール 5,000~8,000円

予算を絞り込みたい方にちょうど良い価格帯で、各社のホームページにはバリュープライスとかオープンと掲載されているものです。

価格の違いは主にベアリングの数と重さですね。

ダイワ クレスト

2020年に発売されたクレストLT3000-CXHです。重さ240g、ベアリング4個、ドラグは10Kgとそこそこのスペックです。

ストッパーレスボディになっています。ストッパーとはハンドルの後ろ下にある、正回転と正逆回転を切り替えることができる仕組みです。

私自身ほとんど使ったことははりません。誤ってレバーを切り替えてしまいトラブル発生の原因ともなるのでなくても良いものですね。

ダイワ レブロス

レブロス LT 3000-CHも今年発売されました。私は15年版のレブロス3012Hを今も使っています。

滑らかな巻き心地で青物を狙ったり、タチウオを釣ったり19年まではメインで使っていました。

使い勝手は良かったのですが295gで20レブロスと比べるととても重いです。

20年版は重さ230g、ベアリング4個、ドラグは10Kg、クレストよりは10g軽くなっています。

ダイワ レガリス

2018年に発売されたレガリス LT3000-CXHは価格のわりにとても評価が高いリールです。

重さ220g、ベアリング5個、ドラグは10Kg、クレストよりも20gも軽いです。

ベアリング数が1つ増えていますね。

釣り具量販店で実売価格で税抜き8,000円切るくらいで売られています。

実際持ってみると無茶苦茶軽いと思いました。

発売して2年が経過しているので、あと2年くらいすると新しい機種に切り替わるかもしれません。

シマノ 17セドナ

シマノなら17セドナのC3000HGが良いですね。私は15セドナ2500Sを使っています。

当然ですが、問題なくルアーを使えます。重さ250g、ベアリング3個、ドラグは9Kgです。

シマノ 17サハラ

サハラも人気がありますね。17セドナと同じくC3000Hです。

重さ250g、ベアリング4個、ドラグは9Kgです。

セドナと違うのはベアリングが1個多いこと、より滑らかにラインを巻くことができます。サハラもセドナ同様入門者には人気のリールです。

長く使うならもう一ランク上の機種10,000円とちょっと

トータル予算を考えてから選びましょう。製品紹介を見れば見るほど上位機種が欲しくなってきます。

ネットでは少し価格が高いです。

バーゲンセールでなくても、ときどき釣具屋さんで40%オフで売らたりするので、お店の情報を日ごろからよく見ておきましょう。

ダイワ 21フリームス

フリームス LT3000S-CXHは2021年発売の軽くて巻き心地のよいおすすめのリールですが、ちょっと予算超えますね(^^♪。重さ210g、ベアリング5個、ドラグは10Kgです。持った感じ無茶苦茶軽いです。

レガリスと似ていますが、海水がリール内部に侵入しないようにマグシールドという技術が使われています。

私の師匠の弟はフリームス2500を使っています。

90cmのブリも釣り上げましたよ。

シマノ 17アルテグラ

シマノの廉価版より少し上の機種にはダイワのマグシールドと同じような仕組みのコアプロテクトが搭載されています。

21 アルテグラ 3000XGは完ぺきに予算オーバーですね。

重さ220g、ベアリング5個、ドラグは9Kgです。

ダイワよりも重いですが、重心バランスが良いのか、持った感じはあまり重さを感じない良いリールです。

ルアーロッドで釣りを始めるリール選びのまとめ

リールを買う時はいつも無茶苦茶悩みます。

ドラグ性能、スプールの形状、ツイストバスターなどのラインの巻き方、ギアやボディーの素材、防水技術など各釣り具メーカーのテクノロジー満載なのがリールです。

それらの技術がすごいと実感しながら釣りをしたことはありませんが、おそらく知らない間に恩恵にあずかっているのだと思います。

やはり精密機器なんですよね、腰の高さからコンクリートに落とすと間違いなく壊れます。

私も壊しました。釣りをしている間ではなく、持ち運びの時や道具を片付けているときにやってしまいます。

スポンジ生地のリールカバーで保護できるので、1つ買っていたほうがいいでしょうね。

メルカリなどのフリマでもたくさん売られてますよ。

ちなみに私はラクマでダイワのカバーを買いました。

どのリールを選んだら正解ということはありません。魚がいたら釣れます。

自分が気に入ったデザインのものを選べばいいと思います。

どちらかというと、買った後のメンテナンスをしっかりすることです。

グリスやオイルでメンテナンスをしながらリールの性能を保つことが重要だと思います。

お店に行って実際に触って、デザインを見て、これだと思うものを選びましょう。

では、次回はライン選びです。

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