
こんにちは。当ブログに新しく「車(Car)」カテゴリを開設しました!
これまでは「ソロフィッシング阪神」として、阪神エリアでの釣行記やライトゲームのノウハウを中心にお届けしてきましたが、釣りと切っても切り離せないのが「移動手段としての車」です。
実は先日、長年連れ添った愛車から、新しく「6代目の車」を購入しました。8月中頃に引き渡しの予定です。
今回の車選び、一言で言えば「大波乱」。直前まで乗っていた輸入車の度重なるトラブルに泣かされ、「次は絶対に国産車にする!もう外車なんて買わん!」と心に誓ったはずなのに、気づけば一筋縄ではいかない選択をしていました。
今回は、私がこれまでどんな車を乗り継ぎ、どのようなドラマを経て今回の6代目の車選びに至ったのか、そのリアルな遍歴と葛藤のストーリーをお届けします。
走りへのこだわりと、アウトドアへの傾倒(初代〜3代目)
私のカーライフの原点は、今思えば「操る楽しさ」へのこだわりから始まりました。
初代:ホンダ シビックフェリオ(FF / AT)
社会人になって間もない頃に購入した、私の記念すべき1代目の車です。最初は一般的なオートマ(AT)車として購入したのですが、運転に慣れてくるにつれて「自分でギアを操りたい」という欲求が抑えきれなくなりました。結果、すぐにマニュアル(MT)のミッション車へと切り替えることに。車を自分の手足のように動かす楽しさは、このシビックが教えてくれました。
二代目:マツダ ランティス(FF / MT)
当時、日本のモータースポーツ界で熱狂的な人気を誇っていた「JTCC(全日本ツーリングカー選手権)」。そのレースにエントリーしていたマツダのベース車こそが、このランティスでした。 とにかく、今見ても「超かっちょいい!」と思える独創的で美しいクーペフォルム。MTの楽しさをスポーティに昇華させてくれた素晴らしい名車でした。ちなみに、初代とこの二代目を所有していた時期は、福島県で暮らしていた頃のこと。信号が少なく渋滞とも無縁の環境だったからこそ、思う存分MTでのドライブを堪能できました。

現在では違和感のないデザインですが、30年前は先進的デザイン過ぎて、世間には受け入れられなかったようです。
三代目:ホンダ CR-V(リアルタイム4WD / AT)
転機が訪れたのは、関西に戻ってきてからのことです。福島とは一転、都市部の激しい渋滞に巻き込まれる日々。「街乗りでのストップ&ゴーで、毎回ミッション操作をするのはツラい……」と感じ、ここでついにAT車への回帰を決意します。 また、当時は友人と一緒にスキーやアウトドアに熱中していた時期。荷物がたくさん積めて、雪道や悪路にも強いアクティブな車が必要でした。そこで選んだのが初代CR-Vです。この車のおかげで行動範囲がグッと広がり、現在の私の趣味である「釣り」へのライフスタイルへと繋がっていくことになります。

BMWの「駆けぬける歓び」と「手痛い洗礼」(4代目〜5代目)
CR-VでSUVの利便性に味を占めた私が、次に踏み入れたのが「欧州SUV(SAV)」の世界でした。ここから、最高にエキサイティングで、最高に財布に厳しい日々が始まります。
四代目:BMW X3(初代2005年式 / フルタイム4WD)
2010年頃、長女が私立の小学校に入学することになりました。「学校行事への送り迎えもあるし、少し見栄えが良い車にしよう」という、今思えば少しミーハーな理由でBMWの中古車を探し始めました。 友人の紹介で、個人の車屋さんにお願いしてオークションで落としてもらった初代X3。スタイリングも走りも大満足だったのですが……とにかく、良く壊れました。
ある日突然、音もなくサイドウィンドウがドアのなかに落ちて上がらなくなる「窓落ち」が発生。さらにエンジンの不調で、最終的には6気筒すべてのプラグ(今思えばイグニッションコイルだったかもしれません)を丸ごと交換する羽目に。維持費がドカンと飛び、次の車を購入するときの名門BMWの下取り価格は、なんと「10万円」でした。
燃費も最悪でしたね。3Lハイオク231馬力、最大トルクは 30.6 kg・m (300 N・m)のエンジンは力強いのですが、街乗りなら良くて8km/L、ちょい乗りが多いときは7km/Lを切ってましたから...

五代目:BMW X1(初代2015年式 / FR)
「もう中古の外車は懲り懲りだ、次はトヨタの安心な国産車にしよう」
そう思ってディーラー巡りをしていたのですが、何気なくBMWの認定中古車を見に行った際、妻がそのスタイリングをすっかり気に入ってしまいました。当時、すでに2代目X1が登場していましたが、予算の都合もあり、あえて熟成された初代X1(後期型)を選択。2017年のことです。

このX1が、本当に素晴らしい車でした。BMWのキャッチコピーである「駆けぬける歓び」そのもの。エンジンは上まで非常によく回り、FR(後輪駆動)ならではの、頭がスッと入っていくコーナリングは感動モノでした。とても気に入って、長く乗るつもりだったのですが……。
ある朝、駐車場を見ると、地面に黒い液体が広がっているのを発見。 「……オイル漏やん。」
BMW乗りなら誰もが通ると言われる定番のトラブル。修理代の見積もりは一瞬で30万円弱へ。さらに冬場になると、エンジン始動直後に「ボボボッ、ボッ、ボッ……」と不穏な振動とともに不調に陥る現象が発生。イグニッションコイルを4気筒すべて交換したものの、いまだに完全復調とは言えず、時折車内にはビニールが焼けたような異臭まで漂う始末。
もう限界。BMWは二度と買わん!!
私は固く心に誓いました。外車の走りの良さは認めます。しかし、いつ壊れるかわからない爆弾を抱えながら、数十万単位の修理代に怯えるカーライフからは、いい加減卒業したかったのです。
失敗から学んだ、6代目の車選びの条件
こうして幕を開けた、今回の6代目の車選び。 私が掲げた絶対条件は、以下のようなものでした。
- 維持費の安心感(壊れないこと、パーツが安いこと)
- 趣味の「釣り」に全力で使えること(荷室の広さ、汚れへの強さ)
- 関西の道路事情にマッチしたサイズ感
- それでも、運転していて「退屈しない」走りの良さがあること
長年、シビックやランティスで「走りの楽しさ」を、CR-VやBMW Xシリーズで「SUVの利便性と高いアイポイント」を経験してきた身としては、いくら安心だからといって、ただ移動できればいいだけの退屈なミニバンや軽自動車を選ぶことはできません。
釣りのロッドやクーラーボックスをガンガン積めて、阪神高速の合流やワインディングでもしっかり走りを楽しめる、そんなわがままを叶えてくれるSUVは一体どれなのか?
ハリアー、RAV4、LEXUS……。様々な実力派国産車をリストアップし、比較検討を始めました。
まとめ:次の車は何にするか?
国産車のカタログをめくり、スペックを比較し、 「これならオイル漏れに怯えることもないし、釣行の遠出も安心だな」 と、頭のなかでシミュレーションを繰り返していました。
しかし、車選びというのは本当に不思議なものです。理詰めで考えた「正解」が、必ずしも自分の心が求める「正解」とは限らないのです。
「もうBMWは買わん!」と誓ったはずの私が、最終的にどの車を契約し、なぜその結論に至ったのか……。
気になる6代目の正体と、実際の納車インプレッションは、次回の記事で詳しくお届けします。ヒントは、やっぱり「走りの歓び」を諦めきれなかった、あの選択です。
次回をお楽しみに!

