
皆さんは、サーフや堤防からの投げ釣りで、仕掛けをキャストした瞬間に「パチン!」とラインが高切れして悔しい思いをしたことはありませんか?
「PEラインが古かったのかな?」「結び目が悪かったのかな?」と悩む方も多いのではないでしょうか。原因は「ガイドの傷や割れ」にあるかもしれません。昨年まで愛用しているダイワの投げ竿のライン高切れに悩まされていましたが、原因を突き詰めたらガイドの破損にたどり着きました。
この記事では、ダイワの人気投げ竿「プライムサーフT 27-405・W」の2番・3番ガイドをDIYで交換した一部始終を、具体的な手順とともに詳しく解説します。自分でガイド交換ができれば、愛着も湧きますしコストパフォーマンスも最高ですよ!
結論:高切れの原因はガイドの割れ!トップガイドを外せばDIY交換は可能
結論から言うと、仕掛けを投げたときに発生していたラインの高切れは、2番・3番ガイドの割れや削れが原因でした。

振出竿の途中にあるガイドを交換するには、一度トップガイドを外す必要があります。トップガイドは頑丈なエポキシ樹脂で固定されているため難しそうに思えますが、「半田ごてで熱をかける」というコツさえ知っていれば、初心者でも安全に取り外して交換が可能です。ライターで炙る方法もありますが、意図せずブランクスまで焦がしてしまう危険性があるので、半田ごてのほうが無難です。
今回メンテナンスしたタックルと使用した道具
今回ガイド交換を行ったロッドと、作業に使用した便利なアイテムをご紹介します。
| 項目 | 詳細 |
| 対象ロッド | ダイワ プライムサーフT 27-405・W |
| 交換箇所 | 2番ガイド、3番ガイド |
| 使用した工具 | 半田ごて、キッチンペーパー |
| 使用した薬剤 | エポキシ接着剤、ドーイチ ハード接着剤はがし液 PR200 |
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- ダイワ(DAIWA) 投げ竿 プライムサーフT・W 27-405・W
- ドーイチ rencontrant ハード接着剤はがし液 PR200
【実践】プライムサーフのガイド交換手順
それでは、実際の作業手順をステップごとにシンプルに解説していきます。
ステップ1:トップガイドの取り外し(熱入れ)
以前、私自身がトップガイドを交換した際、エポキシ樹脂でガッチリと固定していました。そのため、まずはこれを取り外す作業からスタートします。
- 半田ごてをしっかりと熱する。
- トップガイドの金属部分に半田ごてを当てる。
- 約7〜8分経過したところで、エポキシ樹脂が熱で軟化し始める。
- 樹脂が柔らかくなったタイミングで、ゆっくりとトップガイドを引き抜く。

ステップ2:竿先に残ったエポキシ樹脂の除去
トップガイドを引き抜いた後、竿の先端部分には古いエポキシ樹脂が強固に張り付いています。これを無理に削るとブランクスを痛めるため、今回はドーイチ ハード接着剤はがし液 PR200を使ってみました。アメリカのステルス戦闘機の塗装をはがすために開発されたという代物です。
- 古いエポキシに「ドーイチ ハード接着剤はがし液 PR200」を塗布する。
- 少し時間を置き、樹脂が浮いてきたらキッチンペーパーで綺麗に拭き取る。

このひと手間で、新しいガイドを接着するときにガタつきがなくなり、仕上がりの美しさが劇的に変わるんです。
ステップ3:破損したガイドの確認と新しいガイドの挿入
取り外した2番、3番ガイドを明るい光の下でよく観察してみると、見た目以上にひどい割れや削れを発見した。
カタログや遠目から見ただけでは気づきにくいですが、実際に近くで見ると満身創痍の状態でした。これではキャストの凄まじい摩擦でPEラインが簡単に切れてしまうのも当然だと確信しました。
傷ついた古いガイドを抜き取り、新しい3番ガイド、2番ガイドの順番で竿に通していく。

ステップ4:トップガイドの再固定(直線の微調整)
最後に、トップガイドをエポキシ接着剤で先端に固定します。
- 竿先に適量のエポキシ接着剤を塗る。
- トップガイドを差し込む。
- 重要: 2番ガイド、3番ガイドを伸ばしたときに、すべてのガイドが一直線に綺麗に並んでいるかを目視で入念に確認する。
- 位置が決まったら、接着剤が硬化するまで動かさないように固定する。
ガイドが少しでもねじれていると、キャスト時のライントラブルや飛距離低下の原因になるため、ここだけは妥協せずに何度も確認するのがプロの仕上がりを目指すコツです、はい。

投げ竿のガイド交換に関するQ&A
- 半田ごてで竿(カーボン)が焼けて痛むことはありませんか?
-
ガイドの「金属部分」だけに熱を当てるようにすれば大丈夫です。カーボンブランクスに直接火を当てたり、半田ごてを長時間接触させたりすると破損の原因になります。あくまで熱を伝えるのはガイドの金属フレーム部分だけにするのがポイントです。
- エポキシの除去に「ハサミやカッター」を使ってもいいですか?
-
おすすめしませんが、慎重にブランクスを削らないように慎重にするなら可。
刃物を使うと、誤って竿先(ソリッドやチューブラー)のカーボン繊維まで削ってしまうリスクが非常に高いです。今回使用した「ハード接着剤はがし液 PR200」のような専用の剥離剤とキッチンペーパーを使うのが一番安全です。
- ガイドの直線がズレて固まってしまったら?
-
完全に固まる前なら微調整が可能です。固まった後は再度熱を入れる必要があります。
エポキシが硬化する前であればゆっくり回して修正できます。完全に硬化してしまった場合は、ステップ1と同様に再度半田ごてで軽く熱を加え、エポキシを軟化させてから位置を直してください。

まとめと次回の釣行へのエール
今回のメンテナンス内容を振り返ってみましょう。
- ライン高切れの犯人は2番・3番ガイドの割れ・削れだった
- トップガイドは半田ごてを7〜8分当ててエポキシを軟化させれば綺麗に抜ける
- 残ったエポキシは専用のはがし液でブランクスを傷つけずに除去
- 新しいガイドを固定するときは2番・3番との直線を執念深く確認する
傷ついたガイドをリフレッシュしたプライムサーフは、まるで新品のようにラインの送り出しが滑らかです。これで次回の釣行では、高切れを恐れずに思いっきり遠投を楽しめそうです!
阪神エリアのサーフから、キスやカレイを狙ってフルキャストする瞬間が今から待ちきれません。皆さんも「最近ライントラブルが多いな」と感じたら、ぜひ愛竿のガイドをチェックしてみてくださいね。
それでは、心地よい潮風を浴びに、次の週末も素晴らしいソロフィッシングに出かけましょう!

