もっと早く交換すればよかった
最近メインで使っているダイワの15レブロスですが、ラインローラーの回りが悪くなってきたような気がします。
ちょっと面倒なローラー部分はベアリング化できるということを知り、チャレンジしてみました。
でも本当の理由はローラー内部で固まった汚れだったんですよね。
汚れを除去しベアリングを追加したことで、リールの快適性が増しました。
今回はリールのメンテナンスと改造です。
ラインローラーにベアリング化に至る
最近愛用の15レブロスのラインローラーが回っていないような気がしていました。
正月に釣りをしているときに、弟がフリームスのラインローラーにベアリングを入れているという話を聞き、自分のリールのラインローラーが気になり始めました。
一度頭にインプットされるとずっと気になる性分なので、安いリールではありますが、練習がてらラインローラーをベアリング化してみようと思った次第です。
さて、ベアリングはどこで売られているのか?ネットをいろいろ探っていくと、YouTubeに15レブロスのラインローラーを交換している動画がアップされていました。
自分は知りませんでしたが、ヘッジホッグスタジオという、その業界ではかなり有名なところのようです。
動画を拝見すると意外と簡単、自分でもできそうです。
それで、ヘッジホッグスタジオのホームページを開き、15レブロスの価格を確認しました。
ベアリングのタイプは2種類、SHGプレミアムベアリングとHRCB防錆ベアリングです。
海で使う時にのおすすめはHRCBタイプだそうです。
ベアリングの選び方
15レブロス 1003,2000,2004,2004H,2004H-DH,2500,2506,2506H,2506H-DH,3000,3012H,3500,4000用 MAX5BB フルベアリングチューニングキット
トラウト・バスなどの淡水魚や高感度重視のライトルアーにはSHGプレミアムベアリング。
ソルト全般のあらゆる海水魚にはHRCB防錆ベアリングがおすすめです。
(SHGもソルト使用可能ですが、耐久性を重視するならHRCBが最適です。)
まったく私は詳しくないので、おすすめどおりHRCBタイプを注文しました。販売価格1,290円+送料160円と消費税で、1,579円でした。
注文して2日後に到着しました。交換手順が書かれた説明書とベアリング+ワッシャー2枚です。
ラインローラーベアリング化作業に入ります。
空けてびっくりラインローラーの汚れ
準備するものはリール、プラスドライバー、説明書とベアリングです。
ヘッジホッグスタジオ さんのYouTube動画を見ながら、説明書を眺めながらラインローラーのネジを緩めて取り外しました。作業を始める前に、リールが左右両方に稼働するようにリールの下側手前についているストッパーレバーをフリーの状態にします。
いよいよラインローラーのネジを外しますよ。
なんか汚れがついているぞ?
なんじゃこりゃ!
無茶苦茶汚い!グリスが固まったものか?カラーも汚れている。ラインローラの受け部分も汚れが付着して固まっている。
この汚れがローラー滑りが悪くなっている原因か?
なんとなくそんな気がしてきました。
汚れを爪楊枝の先にキッチンペーパーを巻き、こそぎ落としてみるとおぞましい塊がぽろぽろと下に敷いたキッチンペーパーの上に落ちていきます。
パーツクリーナーを使うとさらにきれいに落とせます。
汚れをちゃんと落とし、ダイワ専用のグリスをスプレーしきれいにしました。
滑りの悪さはラインローラに付着した汚れだったのかもしれないと思いながらも、せっかくベアリンを買ったので気を取り直して交換作業を続けます。
HRCB防錆ベアリングの装着
ベアリングの装着はとても簡単でしたが、部品の取り付け順を間違えないようにYouTubeの動画を主にみました。添付されていた説明書は少しわかるずらかったですね、白黒だし。一度やり方を覚えてしまうと、他のリールでも応用できるんでしょうね。
取り外した部品は写真上の部分、左からカラーとラインローラーです。
写真上の右部分はYouTubeでは取り外していましたが、取り外さなくても良かったような気がします。
カラーの部分をワッシャー、ラインローラー、ワッシャ-に置き換えます。
まずはエラローターの後ろからラインローラー部分にボルトを通します。
そこに1枚めのワッシャーを通します。
次に1枚めのワッシャーの上にベアリンを通します。
あとはラインローラーを通して、2枚めのワッシャーを通します。
ローターのバネが一挙に戻らないように、ゆっくりとベールに近づけて、ネジを締めあげて完成です。
爪楊枝を使ってラインローラーが良く回ることを確認します。
かるく爪楊枝でなでても、ラインローラーは良く回ります。これでリール巻き上げ時に、ラインをスムーズに巻き上げられそうですね。
以上でラインローラーのベアリング化完了です。
日ごろのメンテナンスが重要
今回はラインローラーのベアリング化までしましたが、日ごろのメンテナンス次第ではリールを買ったときの状態を保てるのではないかとつくづく感じました。
時々、ラインローラー部分にもダイワ製のグリスをスプレーしていましたが、分解して中を確認したわけではなかったので。
中を開けるとびっくり、汚れがこびりついていました。日ごろメンテナンスをしているようで、できてなかったんですね。反省です。
オーバーホールのやり方をしっかり勉強すると、快適な釣りができるんでしょうね。
さらに快適性を追求するためにリールの改造のひとつ、ベアリングの追加があるとのだと、自分の中で納得しました。
近々リールのオーバーホールに挑戦してみたいと思います。
近くのものが見えなくなってきて、不器用さが進んでいますが、なんとかなるでしょう。
リールのネジを開けたことが無い方、いちど挑戦してみてください。