ハンドルノブへのボールベアリング追加方法
ハンドルノブキャップをリムーバーなどで外し、ネジを取ります。
ハンドルのシャフトとハンドルノブの間に白いカラー2つと薄いシムが1つ入っていました。
今回はカラーをDDL-740ZZ 内径4mm×外径7mm×幅2.5mmに置き換えます。
ベアリングを入れただけでは、ネジを締めてもハンドルノブに少し遊びができました。
もともと付属の薄いシムを使っても良いのですが、私は0.1mmのベアリングシムをネジの手前に1つ入れ、遊びが無いように調整しました。
動きはかなり良くなりましたよ。
目に見える効果がでるベアリングの追加ですが、実際リールを巻いてみるとさほど効果を感じることはありません。
デッドスローでワームを漂わす夜釣りなんかでは差がよくわかるのかもしれません。
ゴメクサスR6リールスタンド追加
リールスタンドはいろいろありますが、今回はコンパクトに収納できるタイプのものを選んでみました。ゴメクサスのR6です。
2センチほどコンパクトになるので、ハードリールケースなどに入れるときに邪魔にならずに便利です。
もちろん、きっちり役割を果たしています。
そのほか、グローリーフィッシュのボディーキーパーや、椿研究所のおまもり君シリーズなどお手頃なものもたくさんあります。
とりあえず、置き傷をつけてしまいそうなら、取り付けておいたほうが良いと思います。
自分でボールベアリングを探すコツ
ボールベアリングのサイズは大体決まっています。
我々がよく使う、2000番から3000番のリールなら、DDL-630ZZ 内径3mm×外径6mm×幅2.5mmやDDL-740ZZ 内径4mm×外径7mm×幅2.5mmのサイズが多く使われています。
そもそもベアリングは軸受けなので、回転するところに入れてやります。
ノギスを使ってサイズを測ってやりましょう。どこに入れるのかはヘッジホッグスタジオさんのチューンアップポイントなんかを参考にしています。
今回は、香川塩ビ工業さんの商品を参考にさせていただきました。こちらを購入されたほうが安くつくのかもしれませんね。
消耗品ですし、10個入りとかボールベアリングをまとめて買うと、もちろん単価が安くなり経済的です。
ちなみに、ダイソーの3000番リールのラインローラーもDDL-740ZZでチューンアップできますよ。普通しないか~?
22サハラチューンアップのまとめ
ベアリング化に880円分の部品とリールスタンド1,190円の総額2,070円をかけてチューンアップしました。
使い勝手は格段にレベルアップしているはずです。
しばらく使い込んだら、ドラグのグリスも変えてみたりすると、さらに自分好みのリールになるかもしれません。
そんなにお金をかけるのだったら、もっと上の21ナスキーを買えばいいじゃないかと言われそうですが...
21ナスキーと22サハラの違いは防水機構とハンドルのベアリングが1個多いことくらいです。
5千円近い価格の差、自分でカスタマイズしたほうが面白いですよ、絶対!
リールの構造もわかって勉強になるので、騙されたと思って一度挑戦してみてください、満足度はかなり高いはずです。
ただし、自己責任でおねがいしますね。