オーナーのスプリットリングオープナーが秀逸
いままでに使って来たスプリットリングオープナーは5種類。プライヤータイプ、ハサミタイプ、ピンセットタイプなど。いずれも先端に突起がありスプリットリングオープナーと呼ばれていますが、オーナーは違います。ルアー工場の現場で生まれた独特の形状、今までのイライラルアー交換がウソのようです。GP-01スプリットリングオープナーのご紹介です。
よく見るとフックに錆び
釣りのハイシーズンも終わり、釣行回数も減ってくる頃ですね。
年末釣り具の大掃除をしていて気になるのが、1年間使って来たルアーフックの錆び。
釣行後は必ず真水で洗っているはずなのですが、どうしても落としきれない塩があるんでしょうね、錆びちゃってます。
錆びたフックは強度が落ちます。
たぶん、よほどのことが無い限り、チヌくらいなら問題ないと思いますが、見た目も悪いので交換します。
普段は、先端に突起がついたフィッシングプライヤーで悪戦苦闘しながらフック交換をしています。
やりにくいのは先端突起部分をスプリットリング(フックとルアーのアイの間のワッカ)に引っかけた時。
リングを開くまでは良いのですが、左に回すときにどうしてもプライヤーの先端部分がルアーのアイにあたってやりにくい。
もう少し詳しく原因を検証してみます。
斜め回しはやりにくい
メタルジグとミノーを使って、今回おすすめのオーナーのスプリットリングオープナーとハヤブサのプライヤー、プロックスのプライヤーで検証しました。
使ったルアーはダイワのセットアッパー110S-DR(スプリットリング#3)とサムライジグ50g(たぶん#4)です。
ハヤブサでサムライジグを2種類のやり方で開いてみる。
どちらも、スプリットリングが斜めになります。
プロックスでもハヤブサでも同じく挟むとリングが斜めになります。
スプリットリングを回すときにやりにくいのは、プライヤーの先端の向きに対しスプリットリングが45度くらい手前方向に傾くことでした。
それに対しオーナーのスプリットリングオープナーは先端部分に対しほぼ垂直となり回しやすいです。
さらに、スプリットリングが大きく開きます。
垂直とよく開くことでフックの交換が格段にやりやすくなっているのですね。
オーナーのスプリットリングオープナーを詳しく見る
パッケージの表。特徴は先端部分の形状。特許登録されているようです。
パッケージ裏面。
適合リングサイズは#1~#9です。
P-03とかP-25はオーナーのスプリットリングCultivaの型名のようです。
私が良く使うのは#2~#6くらいまでです。
小さいメタルジグから大きめのミノーまで、大きくてもシーバスやブリまで。
手の中にすっぽり収まるコンパクトサイズ。
スプリットリングを上下から挟んで開く独特の形状が、使いやすさを生み出しているんですね。
さすが、ルアー工場の現場から生まれた特殊形状ですね。
本当に使いやすいんですよ。
フック交換が苦手なのは私だけかもしれませんが...
年末のルアーフック大量交換に
ルアーも知らないうちにたくさん増えますよね。
50個はあります。100個は無いはず。
よく使うルアーは1年間で30種類くらいですが、さびたフックは20個くらい。
これを全部交換するとなると、今までゾッとするくらい大変な作業でしたが、オーナーのスプリットリングオープナーを使えばストレスなくできます。
お徳用フックを買って年末年始の長期休暇に、いっきょにメンテナンスしちゃいましょう。
私は現在10個終えたところです。
後20個くらい頑張ろうっと。