環境の変化に順応できなけらば釣りにならない
須磨にキス釣りに行くも、いきなり千守沈没。漁港で1匹釣るもあとが続かず、数釣りには程遠い。潮が引いた千守で再チャレンジすると、なんとかキスを追加することができました。南洋の魚もたくさん見かけ、9月になっても気温は高く、潮位も年々高くなってきている。もはや天変地異が常態化しているんじゃないかと思ってしまう今日この頃です。
早朝、千守突堤沈没
今日は大潮の次の日、中潮です。
朝一、吉川釣具店さんで石ゴカイを500円分買い、千守へむかいました。
なんかいつもと違う。
満潮は8時くらいのはずだが、突堤の低いところには潮が上がり始めているが、先端付近は少し高いので大丈夫。
波をよけながら、潮が上がってない先端部分へ何とかたどり着く。
一番バッターはメジャークラフトの浜王...なんも喰ってきません。
早々にあきらめ、今回はbtさんのキスキャロ仕掛を参考にさせていただきました。
チャリコを追加し、もう少しじっくりキスを狙おうと思い始めた矢先、足元まで波が来てた。
慌てて荷物をまとめて堤防のブロックの上へ避難しました。
満潮時には千守沈没!
避難せずに釣りをしてた人は、長靴か、サンダルか、ズブ濡れか。
フィッシングマックスの方がインタビューに来られましたが、こんな光景は見たことないとおっしゃってました。
私も須磨に10年ほど通ってますが初めてでした。
千守突堤建設時には満潮時に水没するように設計するはずがないので、明らかに海面は上昇しています。
近くでサビキをしていた幼稚園児くらいの男の子は、サビキでバンバン小鯖を釣り上げてました。
私はチャリコしか釣れないので移動。
須磨浦漁港ではアジをおよがせるも...
私の中では珍しい光景、こんなに潮が上がってきているのに、自転車で先端に行くおっちゃんもいました。
海の家の解体を横目に、ビーチを探りながら漁港まで。
途中、泳いでいる人もいたので、ちょこっとだけ。
何も釣れず。
漁港では20名くらいが釣りをしてました。
私はキス狙いですが、海底の石ゴカイをアジが食べたんです。
このアジにチヌ針をかけて泳がせてみました。
20分ほどボーっと待ちましたが、反応なし。
再びキス釣りに切り替えると、チヌっぽい強い引きがあり応戦。
緩めのドラグ音に気づき、ドラグを強めに締め、アルテグラのハンドルを5回転させたところで外れました。
自作2本針の幹糸3号ハリスが喰われてザラザラしてたので、おそらくそうだったのだと思います。
偏光サングラス越に、チヌも数匹見えたのでたぶんそうだったのでしょう。
お昼頃になってようやく待望のキス1匹。
その後続かず、飲み干した飲料水を補充するために、自販機経由、最終決戦地千守へ。
千守でキス3匹追加
お昼頃に潮が引き、いつもの千守に戻ってました。
キスがよく釣られているポイントが空いていたので、キスが釣れることを信じてゆっくり目にズルズル引くと掛かってくれました。
もう1匹続けて掛かりました。
あとは、チャリコのダブルヒット!久しぶり。
キュウセン、小さいタケノコメバルも釣れました。
近くにいたお兄さんは、カワハギの数釣りをしてましたよ、そろそろ季節かもしれませんね。
終了間際にキスを1匹追加して帰路につきました。
10年前には珍しかったオヤビッチャもたくさんいた
須磨浦漁港に行ったとき、カラフルなスズメダイがたくさん泳いでいるのを見ました。
たぶんオヤビッチャです。
和歌山の南のほうや、高知、鹿児島、沖縄に生息するオヤビッチャがスズメダイにまざってたくさん泳いでました。
10年前に須磨でオヤビッチャを釣ったときには、南洋の魚がたまたま流れ着いたのだと思っていましたが、今回数十匹単位で目で確認できたので、住み着いているのだと思います。
今回の潮の大きさ、連日の猛暑、魚の様変わりなど、確実に地球規模での異変が起こっています。
生物は環境に応じて適応するものもあるらしく、サンゴも熱すぎる海水を避け、北上しているみたいです。
10年後には、須磨の海にカラフルな魚たちがいっぱい住み着いているかもしれませんね。
そろそろ、やばそうですね。