必須アイテムタングステンシンカー
釣りの質を劇的に変えるタングステンシンカー。特に海底をズル引きする釣りには欠かせません。比重が高く鉛に比べ格段に体積が小さくなるので、飛距離も伸びます。いいとこずくめのタングステンですが1点だけ欠点があります。それは価格が非常に高いこと。鉛の5倍くらいの価格なので何とか安く手に入れたい。
タングステンシンカーが高い理由
タングステン、元素記号はW、原子番号74の金属元素です。
融点が3380℃、比重は19.3で鉛の比重11.36よりも高く金の19.32に非常に近い値です。
高比重のため体積が小さくても重いので、釣りのシンカーに使われています。
とても硬く鉛や鉄に比べても格段の硬さで、カッターナイフで傷をつけようと思っても全く刃が立ちません。
材料名 | モース硬度 |
---|---|
金 | 2.5~3 |
タングステン | 9 |
鉛 | 1.5 |
鉄 | 4~5 |
花崗岩 | 7 |
セメント | 3 |
ダイヤモンド | 10 |
レアメタルで主な産出国は中国で、世界の産出量の8割を占めているそうです。
昔は日本でも採掘していたそうですが、海外との価格競争に負け、いまでは産出量ゼロとなっています。
最近の円安の影響(円元レート:2020年から4年で3割円安)もあり、タングステンは高騰しています。
ちなみに、普通に買うと3/8oz(10.5g)は1個当たり268円。
フリマでタングステンを安く買う
フリマの釣り具ってとてもお得です。
釣りを辞める人とか、今やっている釣り方を変えたりする人など、不要になったアイテムがたくさん出品されています。
ロッドやリールなど高価なアイテムは釣具屋さんの半値とはいきませんが、小物類は掘り出し物がたくさんあります。
例えば、1袋に3個入っていたシンカーを1個使ってたりすると、新品ではないので半値以下で売られることも良くあります。
また、メルカリ、ラクマ、Yahooフリマなど時々クーポンが配布されたりします。
今回はYahooフリマを利用しました。
70%オフクーポンを利用し、2,400円から1,500円分割り引いてもらって支払いはPayPay900円のみでした。
今回はタングステンバレットシンカー、鉛バレットシンカー、鉛ダウンショットシンカーなどで、タングステンが120g
鉛が220g分でした。
だいたいタングステンシンカーは10.5g(3/8oz)で300円くらいです。
120g(11本分)なら3,300円相当です。
また、鉛のバレットシンカーはお徳用で10.5gが1個40円くらいです。
鉛のオモリが220gなので900円分くらいです。
タングステンと鉛合わせて4,200円分を2,400円で販売し、クーポン適用で900円でした。
毎日チェックしていたら1か月以内には見つかると思います。
中華製のTEMUは安いのか?
最近インスタを見ているとやたらとTEMUの広告が表示されます。
もしかしたら中国はタングステンの産出国なので安いのではないか?
割引もありそうだし、1.3gのスティックシンカーを買ってみました。
JACKALLのスティックダウンショット1.3gはアマゾンで1本あたり約66円でした。
TEMUで買ったら1本74円でしたが、結果的に53円になりました。
格安ということはありませんが、TEMUで購入するのもありだともいます。
ほぼ重さが同じくらいのネイルシンカーとサイズ比較、10本の重さを計測、カッターナイフで傷がつくかどうか試し、問題なさそうなことは確認しました。
メルカリにもTEMUで買ったと思われるタングステンシンカーがたくさん出品されているので、それなりに安いのだと思います。
ついでに買ったPEラインもラインの太さなど日本製と比べてみましたが、問題なさそうでした。
購入したときの価格はそれほど安くは無かったのですが、値下がりしたときの返金があるそうで、結果的にアマゾンや楽天のネット通販で買うよりも安くなりました。
発注して5日で佐川急便で到着したし、シンカーとPEラインについてはそれほど悪い印象は持ちませんでしたが、TEMUには悪いうわさがあるので気になる方は使わないほうがいいかも。
フリマにもTEMUのタングステンシンカーがたくさん出品されているように見えます。
フリマは釣りのオフシーズンがおすすめ
結論、釣り具全般、冬場のオフシーズンにフリマで買うのがおすすめ!
年末の大掃除のころたくさん出品されますよ。
毎日フリマをチェックし、めぼしいアイテムをチェックしておきましょう。