
実家に帰るたびに人口が減り、釣り場には外国人の方々がたくさん。過疎化の担い手は外国人。日本の縮図です。人がいないので釣り場は独占状態で、魚がいれば釣れるんですが、今回のメインターゲットのキスはお留守でした。弟が狙っていたアオリイカも釣れた先週とは違ってさっぱりでした。
9カ月ぶりの広島釣行
正月からずっと帰省してなくて、久々の広島入り。
受験生の次女と奥さんは留守番で、長女と二人で帰りました。
長女は釣りをしないので、風景を楽しめるスポットを回ったり、母の買い物に付き合ったりと、釣りができる時間は少しだけ。

その貴重な釣りタイムは狙いを絞り、キス釣りをメインにすることにしました。
釣りは地元にいる弟と一緒です。
弟のメインはイカ、エギングの準備をしていました。
旅先へ持ち込むロッドとリールは小さ目、車のトランクに入るゾディアスパックロッド(5ピース)と25アルテグラ2500SHGです。

イカ不調、キスも不調
9月上旬は1時間に4ハイほど釣れていたそうですが、この時は不調でまったくイカは釣れず。
私は石ゴカイで丁寧にポイントを探り、かろうじてキスは1匹。
その他、キュウセンがたくさん釣れました。

我々が釣りをしている間、長女はきのえ温泉 ホテル清風館の絶景露天風呂を楽しんでいました。
1時間くらい粘りましたが、アタリが少なくなってきたので、別のポイントに移動です。
いつものキス釣りポイントでもキスは厳しい
小さい砂浜ポイントはたくさんあります。
どこも関西のように人だらけということは無く、ガラガラ。というかいません。

チヌもよく泳いでいるので、渚釣り(フカセ)したら釣れそうな気がします。
弟は最初イカを狙っていましたが、まったく泳いでいないので、途中からキス釣りに変更しました。
キュウセンは白、青ともにたくさんいます。
これはこれで食べるとおいしいので、大きい魚は持ち帰りました。

キスは最大で20cm。
食べ応えのあるサイズですが、18cmと15cmの3匹のみ。

もう少し大きいビーチへ行けばよかったかな?
ちなみに、弟はキュウセン、チャリコは釣れましたが、キスはゼロ匹でした。
釣れた魚は母にプレゼント。
日本中外国人だらけ特に田舎は
私の故郷は主要産業が造船です。
ここ何十年も働き手の多くは外国人の方々が担われています。
今回釣り場に行ってもカンボジア人?だと思いますが、6人ほどいらっしゃいました。
中国人、ベトナム人とも釣り場で出会ったことがあります。

田舎で遊びに行くところが無く、釣りやサッカーなどよくしています。
外国人の方のルアーキャストがあまりに下手なので弟が教えてあげると、いきなりシーバスを2匹釣ったらしいです。
それ以来釣り場に行くと、弟は「先生」と呼ばれているそうですよ。
造船以外も老人ホームにもインドネシア人が研修に来ていたりするそうで、高齢化の町には日本人がとどまらないので、外国人頼みになります。
お祭りに行われる小舟の競争(櫂伝馬かいでんま)でさえ、漕ぎ手の多くは外国人なんですからね。
田舎はどこでもそうですが、十分な報酬を得られない、娯楽が無い、学校が無いなどの理由で、私も含め都会に移り住む人ばかりで、今の状況になっています。
その外国人の方々も、何年か日本で技術を学ぶと、母国に帰って行かれます。
結局、田舎には誰もとどまらないってことですかね?