
気がつけば道具だらけ。釣りジャンルを広げすぎ、収納スペースが限界に達してますよね? 本記事では、釣りを辞めるのではなく、「本当にやりたい釣り」だけを残すための「プレ終活」を提案します。不要な道具を整理・売却、愛するジャンルに集中!散らかった釣り道具問題を解決し、愛する釣りを究めるための再出発です!
不要な道具は売って新ジャンルの趣味に回す
自宅から海まで車で1時間くらいはかかります。
電車釣行もできますが、アジが食べたいのでサビキ釣りをしようと準備をすると、たくさんの荷物が必要になりどうしても車釣行になります。
そうなんです、車の免許をいつまで保持し続けるかによって、釣りができる残された時間も決まってきます。
海が近い人と違って、爺さんになって釣りをづるけるのは難しいのです。
それで、もっと手軽な趣味も始めようと、写真撮影を始めましたが、この趣味もけっこうお金がかかります。
そこで、釣りの終活で調達した資金を、撮影用機材にあてることに。
一石二鳥?
カメラの機材も増えてきている??
10年後にはカメラ終活をしている自分が想像できてしまうのですが、今年は釣り道具を半分にすることを目指し、整理中なのです。
来年からは釣り頻度増やしますよ!
膨張する釣り道具と、広がりすぎた釣りの世界
今年は我が家に受験生がいるため、親が遊びまわっていてはと思い、2025年度は釣りにはあまり行かず、自分の釣り方の整理時間にあてました。
釣りを趣味に持つ者の宿命でしょうか?
気がつけば、ベランダのロッカーに入りきらなくなったロッドやリールがリビングの片隅にそっと隠され、ホコリをかぶったルアーケースや、数年間使ってないウェアーやブーツなどもありますよね。
冷静に考えてみれば、全ての道具を稼働させているわけではないんですよね~。
「いつか使うかもしれない」とか「あの時釣った思い出があるから」とかで置いていました。
ここらでいろんなジャンルに手を出してきたことを振り返り、自分に向いてない釣り方はやめようと、9月くらいから徐々に道具整理を始めました。
「本当に必要な釣り」を見極めるための3つの質問
自分がやってきた釣りジャンルの中から、継続すべき「本命」を見極めるのは簡単でした。
自分自身に3つの質問を投げかけてみました。
質問1:直近1年間で、その釣りに行ったか?
これが最もシンプルな判断基準です。
まあ、1年間一度も竿を出さなかったジャンルは、「最優先」から外れているのは間違いないですからね。
質問2:「その釣り」を続けると対象魚が釣れるか?
年々体力的に釣りをする時間が短くなってきているので、短時間で釣れる釣りが必須条件となります。
釣れなくても楽しいと思うジャンルは残しておくことにします。
質問3:仮に、明日からその釣り道具が全てなくなったとしたら買い直すか?
究極の問いかもしれません。
手元に残っている道具は、過去の投資や思い出に縛られている場合が多いので、ゼロベースで考えたほうがよさそうです。
もし、何も持ってない場合その釣りを再開するために投資する価値があるか?
自分の釣り具を整理するとこうなる
今までかじってきた釣りジャンルをまとめてみました。
| 釣りジャンル | 頻度 | 整理する理由 | 持ち物 |
|---|---|---|---|
| サビキ | 最近はあまりやらないが、回遊魚が来たら行くかも。奥さんもたまにやる。 | 整理対象外 | サビキ竿、安いリール(アミエビが付着しても良い物) |
| 遠投カゴ釣り | 近くに釣れる場所が無いのであまり行かない | 荷物が多くなりすぎるので整理する | 遠投磯竿 |
| アジング | 行く機会が少ない。 | 近くの釣り場では、アジの回遊が少なく、回遊を待つのが効率的でない。 | アジングロッド、2000番のリール(売却済) |
| ライトルアーゲーム | サバからヒラメまで、30g前後のメタルジグやワームで狙えるので、よくやる | 整理対象外 | シーバスロッド、パックロッド、2500番、4000番リール |
| ショアジギング | 回遊頻度は少ない、極めてまれ | 使わないので整理 | ショアジギングロッド、ショアジギングリール(売却済)、60g前後のメタルジグ(売却済) |
| エギング | 滅多にやらないし、狙うのはコウイカのみ。 | シーバスロッドで代用できるので整理対象。 | エギングロッド(譲渡済)、安いエギ(使う) |
| 投げ釣り | 装備が重いので頻度は少ない | 竿を並べて狙うことが少ないので、一部整理。 | 投げ竿1本(売却済)、投げ用リール(売却予定)普通のリールで代用。 |
| フカセ | ここ2年ほどやってないが、面白い。 | 一応キープ。磯竿が折れたらやめるかも。 | 磯竿(5.3m) |
| ちょい投げ釣り(キス、ハゼ) | 最近一番多いのが小物釣り。 | すべてキープ。 | パックロッド、2500番リール |
| チニング | 釣れないので頻度激減 | 整理対象 | チニングロッド(古いので売れないかも) |
あきらかに使わないものが浮かび上がってきます。
すでに整理しているものもありますし、これから整理するものもあります。
「辞める」のではなく「磨く」ためのプレ終活
「終活」と聞くと、少しネガティブな響きに聞こえるかもしれませんが、「プレ終活」は、釣りを辞めるための準備ではありません。
本当に愛するジャンルだけを残し、その釣りの精度と充実度をレベルアップするための行動だと自分に言い聞かせています。
広げすぎたジャンルをまんべんなく1年でこなすことは無理で、道具はどんどん旧式になっていきます。
そう、リセールバリューもどんどん下がっていくんですよ。
このプレ終活の最大の目的は、「やらなくなった釣り」の道具を価値があるうちに手放すこと。
そして、手に入れた心の余裕と資金は釣りと新たな趣味に活かそうと思います。

