祝!ブリヒット!
お見事です!
こんな立派なブリを掛けるなんて!むっちゃ引いてますやん!
先輩曰く、90cmくらいの大物でした。
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でした?
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残念ながら大物釣りを予定していなかったので、リール2000番で耐え忍んでいましたが、10分の格闘の末、オートリリースでした。
動画を拝見していましたが、なんだかちょっと頼りない物が見えました。
ランディングネットですね。ちょっと小さすぎるような...
今回はブリなど大型の魚がかかったら、どんな道具が必要かピックアップしてみたいと思います。
釣り上げるまで
魚がヒットして釣り上げるまでに必要なのは、ランディングネットです。
可能ならば魚がすっぽり収まる大きさが良いです。ブリなら80cmくらいの大きさがあればよいのですが、ジェットの上に置いておくには少し大きすぎですね。また、釣り場の移動中にはあまり長いものだと邪魔になりそうです。
基本的には座ったまま、1.8mのロッドを持ち上げ座席から前方2mのところの90cmの魚をすくう。ネットの素材はルアーのフックが絡まないようにラバーのものがよさそうですね。
このタイプは伸縮できるようになっているので、ジェットでの移動には便利かもしれません。
ちなみにプロックスは大阪の漁具メーカーです。大阪漁具のブランドで老舗のメーカーですよ。
釣れた後はおいしく食べられるように持ち帰る
釣った魚をそのまま持ち帰ると、血が回っておいしくないので締めて持ち帰ったほうがいいです。
アジなど小さい魚なら氷を入れた海水にそのまま入れ、氷締めにすると持ち帰って食べるときにとてもおいしく食べられます。ナイフで締めて持ち帰るより、氷締めのほうがおいしいです。
でも、大きな魚になるとそうはいきません。
血抜きして延髄のところを切って締める作業が必要になります。あまり大きすぎるとクーラーボックスに入らないので、しっぽを切ったりする必要があるかもしれません。
順番に説明します。
血抜き
最も重要なのが血抜きです。ちゃんとしないと、持ち帰った魚が生臭くておいしくないです。
エラのところを開いて、ナイフを突き刺します。背骨の下あたりに動脈があるのでそこを狙いましょう。心臓を一刺ししても血抜きはできますが、心臓が動いているほうが魚体全体の血が循環するので、抜けやすいです。魚が大きいので、ランディングネットに入れるかストリンガーを下あごに貫通させて海中に5分ほどつけておくと良いです。
心臓が止まってないので暴れるかもしれません。おすすめはストリンガーです。
締める
基本的にはしっぽの先まで通っている延髄を断ち切りることです。詳しくはよくわかってないところがありますが、魚が劣化していくのを遅らせる効果があるそうです。神経締めまでできればベストですが、持ち帰るまでの時間があまり長くないところで釣るのであれば、延髄切りで十分です。アントニオ猪木みたいですね。
写真〇の部分をナイフで一刺しするか、スチールも切れる万能ばさみでエラのところから刺して背骨を切断です。
ナイフは刃渡りが15cm以上になると銃刀法違反になるので、短いほうがよさそうです。
もう少しリーズナブルなものでもいいですが、折り畳み式やスライド式は構造的に弱いので、ストレートなもので、魚のしっぽを切ったりするので出刃タイプが便利そうです。
ナイフの場合、延髄の切断がけっこう大変です。かなり力を入れないと断ち切れません。はさみのほうが楽に締められそうです。
その他あったら便利なもの
どうしてもクーラーボックスに入らないときは、90Lくらいのサイズの厚手のポリ袋に氷を詰めて、ブリを入れて持ち帰るといいかもしれません。
あとは、クーラーボックスにたくさん氷を入れておくことですね。
もしかしたらこれが一番重要かもしれません。
次回も釣れるといいですね。