西宮ケーソン第2コーナー
2024年3月1日現在、西宮ケーソンは立ち入り禁止となったようです。
以下は、立ち入り禁止になる前の内容です。
阪神間の波止から大物が狙える超人気スポットが西宮ケーソン、すっかり阪神間の人気スポットとして定着しました。
チヌ、ハネはもちろん、マアジやサバのサイズよく、秋にはブリ、サワラ、マイワシも釣れるポイントです。
隣の西宮ヨットハーバーからの景色も最高です。
釣り場への入り口、釣れる魚、駐車場などのご紹介です。
西宮ケーソンへの駐車場、釣り場の様子
釣り場は国道43号線の南側、西宮浜人工島の南側にある防波堤で全長1.2Kmもあります。
新西宮ヨットハーバーの東側に隣接し、東の甲子園浜人工島、西の芦屋浜人工島に挟まれたところにあります。
アクセス、駐車場
国道43号線から南下するか、東西にかかる阪神国道湾岸線またはそれに沿った道路からです。
私の場合、フィッシングマックス芦屋店でエサを買って新西宮ヨットハーバーに行くパターンが多いです。
新西宮ヨットハーバーの駐車場に入ると、北側から入口を入り左側になる東側に車を停めるとケーソンの入り口まで歩いて5分ほどなので便利です。
西宮ケーソン入口付近道路は日曜日と祝日は路駐可能になり、車がたくさん並んでいます。
新西宮ヨットハーバーの駐車場は朝8時までなら夜間料金最大料金400円でとても安いです。
また、昼間でも最大800円なので私はいつもヨットハーバーの駐車場を利用しています。
【 新西宮ヨットハーバー駐車場料金 】
■15分以内のご利用 0円/15分
■昼間(8:00~19:00)のご利用 100円/30分 最大料金800円
■夜間(19:00~8:00)のご利用 100円/60分 最大料金400円
入り口
新西宮ヨットハーバー駐車場の東から北に出て、歩道を東に進み、自動販売機のところを南に曲がります。
橋のように盛り上がったところを超えると、駐車、厳禁の看板が目印です。
その右側を通り抜け、ガードレールの向こうが目的地です。
ガードレールの右横は階段になっているので、荷物は持ち上げる必要があります。
階段を下りて10mほど先に腰の高さまでのコンクリートの柱があり、大人がギリギリ入れるくらいの幅(40~50cm)なので、大きいキャリーや、自転車などは持ち上げてコンクリートを超えなければなりません。
なるべく手荷物は少なくするのがおすすめですね。
ちなみに、入り口付近もよく釣れるポイントです。ハネを狙う人、マイワシが回遊しているときには入れ食いポイントでした。
広い釣り場ですが休日になると満杯状態になります。
人と人の間隔は4~5mくらいですね。
人が混み合うと仕掛けが絡まったりしますので、お互いキャストのタイミングをずらすとかしながら仲良く楽しみましょう。
西宮ケーソンの場所ごとの様子
ケーソンは3つのブロックに分けられます。入口から南へ第1コーナーまで、第1コーナーから東へ第2コーナーまで、第2コーナーから先端の西宮防波堤灯台までです。
入り口から第1コーナー
入口付近はハネを狙っている人が多いです。
案外大きいのが釣れています。
作業船が停泊していることも多いですね。
人が押しかけ最後に埋まるところがこのエリアです。
第1コーナーは西側に西宮ヨットハーバーへの船の入り口があり、テトラがびっしりと沈められています。
フカセ釣りでチヌを狙っている人が多いです。
何度か実際にチヌを掛け大きく曲がった竿を見たことがあります。
人気スポットであり、かなり注目を浴びるポイントなので腕前がないと恥ずかしいかも。
第1コーナーから第2コーナー
第1コーナーから第2コーナーまでは寒い時期にはエビ撒きでのハネ釣り、飛ばしサビキでのサバ、アジ釣りが多いところです。
夏から晩秋にかけてはタチウオ釣りが盛んです。
人気の場所なのでここから埋まっていきます。
私も釣りを始めた頃はじめてワームでカマスとセイゴを釣りました。
近くにいたおじさんがケーソンの継ぎ目のところで5連続ハネを釣り上げていたのを思い出します。
上の写真の右側が南向きで堤防の上まで1mくらいです。左側は北向きでここも魚影が濃いところです。
南側が埋まると北側が徐々に埋まっていきます。
第2コーナーテトラも人気です。
エビ撒き釣りでハネを釣り上げた人を何度か見たことがあります。
第2コーナーの先にもびっしり人が埋まっていますね。
第2コーナーテトラの東の端とコーナーを回ったところすぐのところは、仕掛けを投げると北から南、東から西にラインが伸びるので交差しますので、仕掛けが絡まないように注意が必要です。
第2コーナーから先端の西宮防波堤灯台
第2コーナーを更に北から南へ進むと灯台にたどり着きます。
シーズン最盛期にはブリやサワラ、大型のタチウオが釣れるポイントでもあります。
西宮防波堤灯台から新西宮ヨットハーバーセンターハウスまで1.8Kmもあるので、トイレに行きたくなってもすぐに行けません。ご注意ください。
1月にはさすがに人は少なくガラガラです。
先端近くは船が往来するので水深があります。
先輩のジェットに乗って、海上から先端灯台部分を撮影したものです。
夏頃から11月くらいまでは魚探に写る魚影は濃いようです。
西宮ケーソンでの釣り、エサはここで買います
近くにエサを売っているところはありません。
東方面から来られるなら、国道43号線沿い武庫川近くのフィッシングマックス武庫川店、西方面からだと43号線沿い芦屋川の近くにあるフィッシングマックス芦屋店で買います。
武庫川店、芦屋店ともに24時間営業で駐車場も広いので便利です。
芦屋浜経由、無料の橋を渡って西宮浜へ行けば渋滞が無く早くたどり着けますよ。
西宮ヨットハーバーから少し離れたところに24時間営業のセブンイレブンがあります。
またすぐ近くにはコープがありますが、9時からの営業なのでご注意ください。
あらかじめ仕掛けやエサの準備をしておけば、西宮ケーソンに直行できるのでおすすめです。
西宮ケーソンで釣れる魚はタチウオ、ハネ、マイワシ、サヨリなど
年中釣れるのはチヌやハネなどの大型魚です。夏場頃からサヨリの回遊が始まり、サヨリストがたくさんつめかけます。
秋には飛ばしウキでマアジ、ワインドやウキ釣りでタチウオが釣れ始めると釣り場は混雑してきます。
ハマチやサゴシなどは初夏、秋に多く釣れてますね。
晩秋からは大型のタチウオ狙いの方が多くなります。
例年11月から12月くらいにマイワシ爆釣期があります。
クーラーボックスいっぱいになりますよ。
最近では冬場でもマアジや大サバが釣れたりしています。
温暖化のせいか釣れる魚の時期が変わってきているので、数年後にはシーラや南洋系の魚たちが釣れるかもしれませんね。
釣り方はサビキ仕掛け、サヨリ仕掛け、エビ撒き釣り、フカセ釣り。
後はメタルジグやミノー、ジグサビキで狙う人が多いです。
下のグラフはフィッシングマックスさんの釣果情報に現れた魚たちです。
GWあたりから釣果情報が増え初夏と晩秋にピークが来ます。
チヌやハネは年中ですが、タチウオシーズンには釣る人が少ないので釣果情報にも出現する回数が減るようです。
参考にしてみてください。
西宮ケーソンにはトイレは無いよ
大型魚が釣れる人気のポイントですが、一番困るのがトイレ。
ケーソンにはもちろんトイレはありません。
いつも前日から水分控えめにし、短時間勝負を心がけています。
どうしてもトイレに行きたくなったら、かなり歩きますがあります。
新西宮ヨットハーバーのセンターハウスと、もう少し離れた公園の北側に公衆トイレがあります。
ケーソンの第1コーナーから新西宮ヨットハーバーまで1Km、歩いて12分ほどかかります。
行きたくなってもすぐにいけないのでお子様など要注意ですね。
防波堤なので安全柵はありません。
波止での釣りで海に落ちることは滅多にありませんが、強風の時など体重が軽いお子さんは特に注意が必要です。
3千円くらいで買えるので、念のためにライフジャケットを装着したほうがいいと思います。
一応自分が使って実績あるシュノーケリングベストです。
シュノーケリングで4時間以上浮いていたので安全だと思います。
自動販売機は入口近くにあります。写真のようにゴミを捨てて帰られる方がいますが、かならず持ち帰ってくださいね。
西宮ケーソンは阪神間の貴重な釣り場です。
持ち込んだゴミは必ず持ち帰り、ゴミ問題で釣り場が使えなくなるようなことにならないようにしましょうね。