スプールエッジの修復は水ヤスリ
買って3回目の釣行時に気づいたダイワレグザのスプールエッジの傷。メタルジグを投げるときにラインが引っかかることはなさそうだが、指で触るとザラザラ感がある。ちょっとした傷でスプールを交換する余裕などありません。耐水ヤスリ2000番を使って、自分で傷の修復をしちゃいますよ。予防策はリールスタンドです。
さすがに落ち込むスプールエッジの傷
わかりますか傷。
良くつきやすいところ。流石に3回の釣行で傷がついていることに気づくとショックです。
いっそ、気づかなかったら幸せだったかもしれません。
よく見えませんか?
拡大してみます。
まだよく見えませんか?
顕微鏡モードで拡大すると。
スプールエッジの上の部分が傷ついただけなので大丈夫じゃないかと思っていました。
カメラの顕微鏡モードで拡大して撮影すると裸眼では見えない傷の詳細が分かってきました。
テトラのコンクリートでついた傷だと思います。
気を付けてなるべくコンクリート部分には置かないつもりでしたが、テトラに立てかけた瞬間風が吹いて倒れた時についた傷です。おそらく。
他に思い当たるとすれば、ケーソンなどの堤の上に上るとき、ロッドとリールを上に置いてから登ったりします。
その時に傷がついたのかもしれません。
ここ数年使っているリールには傷を付けてなかったのでかなり凹みました。
どうしよう...?
傷は深くないので自分でリペアーすることにします。
96円耐水ヤスリで20分
思いつくのはきめの細かいサンドペーパーで削ること。
ホームセンター コーナンで買った96円の耐水ヤスリ2000番を使うことにしました。
番号が大きいほどきめ細かいものとなります。
傷が深いときにはもう1000番とか粗いものから使い始め、だんだん番号を上げていくと良いと思います。
耐水ヤスリなので準備するものは水、巻いたラインに削りカスがつかないようにラップを準備しました。
リールからスプールを外し、ラップを巻きました。
耐水ヤスリに水を付け指の先に充ててから問題部分をなでるように研磨開始です。
考えることはあまりありません。
ひたすら丁寧に耐水ヤスリを動かし、時々指の感触で傷の具合を確かめます。
10分くらいで人差し指の腹で触って少しひっかかるくらいまで回復。あともう一息。
順調です。
20分でほぼ傷は消えました。
この後残りの分を削り指先の感触でも、肉眼でもほぼわからない状態まで回復することができました。
これで釣りに行ったときにラインに傷がつかないかと心配する必要は無くなりました。
アルミ素材のスプールの良いところ
いろいろな方のスプールエッジの傷修復の記事を読ませていただきましたが、気になる点がありました。
そういえば自分も同じ経験があったことを思い出しました。
金の塗料が塗られれているスプールなどは、修復のために水ヤスリで磨くと塗装がはがれ地金の銀色が出てきます。
スプールの傷を削って直したことがすぐにわかります。
その点ダイワのレグザは違います。
もともとアルミの地金むき出しシルバーのスプールなので、削ったところがほとんどわかりません。
スマホの写真ではほぼ見分けることができない状態まできれいに仕上がりました。
買っててよかったアルミボディ!
スプールエッジの傷のまとめ
今回は比較的傷が浅く、修復可能だったので良かったですが、やはり一番大事なのは地面に直置きしないこと。
フラットなところでは、アブガルシアのロッドホルダーを腰のあたりにぶら下げて、休憩するときや仕掛けを結びなおしたりするときに使っています。
ケーソンの堤防によじ登ったり、テトラで移動するときなどロッドを直置きしないといけないケースがどうしてもあります。
そんな時はリールが直接地面に当たらな用にリールスタンドを使ってみるのも対策の1つかもしれません。
最近はリールを買ったらもれなくリールスタンドをつけています。
いろいろ対策しても傷が出来てしまったときには、耐水ヤスリの2000番でこすって修復してみてくださいね。
簡単ですよ。
頑張っても修復できなかったら...
スプールごと交換しましょう!
持ち歩き時にはスプールエッジガードで保護するのも良いかもしれません。
一番の予防策は、絶対に地面に置かないことかもしれませんね。