シロギスはいつ見ても美しい
須磨の釣りは魚種、数とも楽しめます。広々していてもっとも楽しく釣りができる場所です。前の週にキスが釣れなかったのでリベンジと、なんとなくヒラメ、マゴチが釣れるかな~と思ってルアーで狙ってみました。キス釣りはまずまず、ルアーでは予定とは違うものが釣れて楽しい一日を過ごすことができましたよ。
日の出に遅刻で開始ヒラメいるか?
先週の須磨でのキス釣り?でまさかのキス釣れず。リベンジとばかりに日の出前に須磨入りしようと思い、2020/5/28(木)、休暇を取って出撃することにしました。
日のでは4時50分頃、4時半には須磨入りしようと、前日にイシゴカイを買っておこうとイチバンエイトへ行くもまさかの品切れ...
フィッシングマックスさんは5/28からオールナイトの営業となりましたが、当日は4時からの営業だったので、朝立ち寄りエサとフラットフィッシュ用のルアーを買いました。
明るくなると同時に釣り始めようと思っていたのに、少し遅刻の5時ちょっとすぎ、あたりは明るくなってました。
同じ場所に年配のおじさんが1名おられました。
私は、もしやモーニングヒラメが来るのではないかと、前日ヒラメの釣り方を調べ、フィッシングマックスでダイワのフラットジャンキー ロデム4 ヒラメピンクイワシ18gを買いました。
印象的には前回買ったコアマンのVJ16があまりに高すぎて、案外安いと思いましたが、やはり高いことには違いありませんね。この半分くらいの値段ならうれしいんですが...
で、朝一5時台はヒラメを狙ってみました。
マゴチでもいいんです。
いないかな~?
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やはり、いつもの通りです。
すんなり釣れるわけないですね。
本命のキス釣りに切り替え。
6時台はキス入喰いか?
テトラゾーンに移動してキス釣りの仕掛けを作り、軽くキャストします。
エサはイシゴカイ、PEラインの先にキス天秤とオモリ3号、自作砂擦りの先にキス2本仕掛け。
ロッドはダイワ レイジー100ML、リールはお試し中のダイワ レグザ3000S-CXHです。キス釣りには有り余るパワーですね。
まずは近くから攻めます。
30mくらいイシゴカイを投げ込み、ゆっくりめの速度で巻きながら様子を探りました。
先週もそうでしたが、近場に寄ってきているようなので、小さいのでいいから釣れてくれと思いながらズルズル引いていると、足元から15mくらいのところでピクピクッと小刻みなアタリがありました。
シーバスロッドでも十分アタリを感じることはできます。
引き寄せると白く少しピンクがかった小さい魚体、12cmくらいのピンギスでした。
久々に手に取るキス、元気いいです。
手の中から飛び出し、テトラの間から海の中に帰っていきました。
気を取り直し、同じパターンで探ると2投目で2匹目が釣れ、同じパターンでテトラの下の海中にオートリリース。
3投目、3度目の正直で無事ランディング、慎重にクーラーボックスの中に入れたので写真はありません。
その後も連続でアタリがあり、1時間ほどで8匹(オートリリース3匹)でした。
そこで異変に気が付きました...
大丈夫か!おじさん
キス釣りに夢中になっていましたが、同じ場所で釣りをされていたおじさんが遠くで座り込んでいる姿を発見しました。
立ち上がると振出竿を2本杖代わりにして歩いているではありませんか。
何かアクシデントがあったに違いない、これは一大事。放っておくわけにはいきません。
テトラから降りて、おじさんのほうに近づき、
大丈夫ですか?
と声を掛けると、案外声のトーンは普通です。
おじさんの話ではテトラから降りたときに足を捻ってしまったそうで、真っすぐしていると大丈夫だが、すこし捻ると痛いらしく、病院へ行くとのこと。
ゆっくり歩けば大丈夫とのことで、一安心しました。
そのおじさんからしばらく釣り場のことを教えていただきました。
まずまずキスは釣れているようですが、近場はピンギスばかりだそうで、大きいのは沖に投げて置き竿らしいです。
オモリは円盤オモリを使われていました。
30分ほどお話を聞かせていただき、大丈夫そうなので再びキス釣りに戻りました。
時合は過ぎ去ろうとしたところだったみたいで、その後はキス1匹追加だけでした。
今回はキスのお持ち帰りは6匹、釣れただけうれしいというところです。
ゲストはマゴチ
キス釣りのときによく釣れるのがガッチョ、正式名ネズミゴチ。今回も2匹釣れました。
こいつも天ぷらにすると美味しいらしいですが、釣れたのは小さすぎてリリースしました。
キス釣りを続けていると、やや強い引き。ついに大きいキスが来たのでは?
期待しながらラインを巻いていましたがかなり引きます。
20cm?いや25cmくらいあるんじゃないか?
走り回る魚を引き上げてくると、色が違います。
マゴチではないですか。
ルアーで狙っていたのに釣れなかったやつ。
魚体は20cmちょっとですね。虫エサにも喰ってくるんですね、小さいやつは。
マゴチか?気になり家に帰っていつも調べるぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑で掲載されているマゴチとヨシノゴチをよくよく見ると、ヨシノゴチのようにも思えてきました。
よくわかりませんが、多分マゴチなんでしょう。
生息していることが分かったことで、ヒラメ、マゴチをあきらめていましたが、がぜんやる気が復活。
フラットジャンキーで誘い出してみることにしました。
フラットジャンキーにツバス
リーダーの先のフックにかけていたキス仕掛けを外し、フラットジャンキーに付け替えました。
釣り開始からすでに5時間を経過、慣れないテトラの上で踏ん張るものだから、足腰は疲れよろよろしながら投げ込みます。
18gのルアーですがとても重く感じました。
40mくらいしか飛んでないと思います。海底まで落としただ巻きで巻き上げ、足元から20mくらいに来た時に魚がたくさん追ってきているのが見えました。
サバが追ってきているのだと思っていましたが、10mくらいのところで体の半分くらいあると思われるフラットジャンキーに喰らいつきました。
周辺にいた10匹ほども群がっています。
釣れた魚を難なく抜き上げるとちょっと色が違う。
どこかで見たことがあるような...
ツバスでした。
巻き上げて表層近くを流した時に群がってきたようです。
フラットジャンキーの大きい波動に寄ってきたのか?
去年はメタルジグとジギングサビキでツバスを釣っていましたが、ジグヘッド+ワームのパターンでも釣れそうです。
目の前でルアーに喰らいつくシーンは非常に楽しい!
病みつきになりそうですが、その後あたりは無く30分が過ぎ去りました。
ここで体力の限界となり帰路につくことにしました。
今回の釣りの反省点
今回の反省点はたくさんあります。
- テトラを歩き回り手拭きタオル一時ロスト
- テトラに置いていた餌箱を落とす
- テトラの上で足がフラフラ危うく踏み外しそう
- 帰りがけフラットジャンキーをロスト
- フラットフィッシュは釣れなかった
テトラの上では物を落としてしまうと回収不能になることもあるので、次回までに対策が必要です。
タオルはフックでヒップバッグに引掛ける。
餌箱はからだに引掛けられるタイプのものに変える。夏も近いし保冷剤を入れられベルトに通して固定できるタイプがよさそうです。
コロナのせいか体力が落ちています。日ごろから足腰を鍛えてもとに戻さなければ。
ルアーロストは痛いです。
環境にも悪く申し訳なく思っています。
帰り際ちょっと違う場所で投げてみたのが悪かった、キス釣りで海底の状態を把握したうえで安全そうなところでやるべきでした。
手元にはむなしくワームのみが残りました。
非常に遠浅なエリアだったので、18gでも重いかもしれません。
次回はもう1サイズダウンしてジグヘッドは14gにしてみます。
須磨のキス、フラットフィッシュのまとめ
久々に小物ながらキスの数釣り?ができ、釣りを楽しむことができました。
おまけにマゴチとツバスも釣れましたので満足です。
久々に天ぷらにして食べました。
キスはいつもの味、マゴチは白身であっさり、ツバスはマアジよりもコクがあり美味しくいただくことができました。
次回はキスの数釣り、目標20匹以上!
家族4人、キス天丼とヒラメの刺身を味わいたいですね。
以上、須磨での楽しい一日でした。