ジギングサビキは自作できる!
不器用な私には難易度が高かったジギングサビキの自作、何とか形になりました。
ジギングサビキは買うものだと思ってましたが、それなりのものができました。
コストも市販品より少しだけ安く抑えることもできます。
自作の良いところは素材を自分の好みに変え作ること自体楽しむこと、釣れなくてもいいんです、作ることが楽しいんです。
今回は初心者でもできるジギングサビキの自作方法です。
ジギングサビキ自作の準備
シンプルだと思うジギングサビキ仕掛け自作の準備ですが、並べてみるといろいろ必要なものがありますね。
素材は表にまとめてみます。
価格は実際に買ったときの価格です。
スイベル、スナップは手持ちの適当なものを選びました。
素材 | 製品名 | 価格 | 単価 |
ハリ | ハヤブサ ホロフラッシュ 10号 24本入り | 603円 | 25円 |
サバ皮 | ハリミツ オーロラサバ皮 シラスカット 35mm 10枚入り | 320円 | 32円 |
ティンセル | 集魚ティンセルOR/G 2房 160本くらい | 225円 | 1.4円 |
幹糸 | DUELハードコア POWER LEADER フロロカーボン25lb(7号) 50m | 1,269円 | 1m 25.4円 |
枝糸 | DUELハードコアPOWER LEADER カーボナイロン20lb(5号) 50m | 582円 | 40cm 4.7円 |
スイベル | NTスイベル パワースイベル クロ #7 10個 | 330円 | 33円 |
スナップ | ダイワ D-スナップ ライト S 10個 | 282円 | 28.2円 |
キラキラ光るタイプのものです。ハヤブサのジギングサビキの小型回遊魚を手に持って見比べながら、10号の金にしました。イサキ 白、アジ喰わせ胴打 白、アジ喰わせ胴打ち 金、喰わせW胴打ち 白、強靭イサキ ホロフラッシュ シルバーがあります。それぞれサイズもいろいろあります。
フラッシング効果を意識してオーロラを選びました。サイズもハリと同じく製品を見比べながら35mmにしてみました。今回は自家製のサバ皮も使ってみることにします。色もサイズもいろいろあります。またハゲ皮もいいのかもしれません。
メーカはよくわかりませんが、安くて2種類入っていたので釣具屋さんで買ってみました。単品の色の製品が多いのでいろいろな色が入ったものがいいと思います。ちなみに、ティンセルという言葉自体今回初めて知りました。
今回は太いハリスが手元になかったのでリーダーで代用しました。ハヤブサのジギングサビキ小型回遊魚用のMサイズが幹糸30lb、枝針が20lbだったので近いものを選びました。フロロカーボンが良いのでしょうが、手持ちにあったのがフロロナイロンだったので。
手持ちのNTスイベルとD-スナップです。いつも使っているものを使えば良いと思います。
仕掛けの固定はミシン糸、固定はセメダインです。接着にはマニキュアのトップコートを使っている方がいらっしゃいます。成分にニトロセルロースが入っています。同じ成分を含む手持ちのセメダインCを選んでみました。基本的にはミシン糸で針にくくりつけるので、装飾類を束ねる役目で使っています。釣り具専用のアロンアルファがよさそうですね。
ジギングサビキの制作手順
今回は手先があまり器用でない人は難易度高です。
でも時間を掛ければ作ることは可能ですよ。
ハリの装飾
まずは、wakuwakuoyajiさんのサビキ皮サビキの作り方を見てください。
針を固定するアイテムもボビンホルダーも持ってないですよね。
両方合わせると4~5千円くらいするみたいです。
ちょっと工夫してやってみました。
今回使う針は軸(胴)部分が5mmほどです。サビキを自作されている人は飾りを付けてからラインを結びますが、アジやイワシを釣るサビキ仕掛けよりも糸がかなり太いので後から結ぶのは困難でした。先に糸を結び付けてから装飾を巻きつけるほうが簡単です。
今回は外掛け結びです。
内掛け結びでも良いです。
普段は細い糸しかまかないのでフィンガーノットを多用していますが、ラインが太いので外掛けです。
結び方が分から無い方、慣れて無い方は日本で唯一の職業釣り師 村越正海さんのチャネルを見てください。
とても分かりやすいです。
まずはサバ皮の後ろにティンセルを8本ほど束ねて5mmくらいをセメダインで貼り付けて固定します。ハリの上にのせて仮止めです。ミシン糸を巻くのが楽になります。
ミシン糸を緩まないようにぎっしり巻きます。
最後はハーフピッチで固定して、セメダインで固めました。
アクセントにキス仕掛け用のビーズを付けてみました。
仕掛けをくみ上げる
今回は2本バリのサビキ仕掛けにします。
幹糸に7号糸、エダスは5号糸です。
幹糸の長さは80cm、スイベルを結んだところから25cm開けてエダス1つ目、30cm開けて2つ目、25cmの先にルアー用のフックを結びます。
エダスの結び方はいろいろありますが、動画で分かる釣り糸結び方ガイドで簡単でかつしっかり結べ、仕掛けを巻くときに幹糸に絡まない巻き方を参考にさせていただきました。
メタルジグを先端に付けて仕掛けを垂らしたときに、エダスが上を向くようにします。向きが逆だと幹糸に仕掛けが絡まってしまいます。2本バリなので両方同じ向きにしてくださいね。
仕掛けが上を向くようにした先端にスイベル、下にルアー用のフックを結ぶと完成です。
釣れるかどうかは腕?運?
経験上メタルジグだけで釣るよりもジギングサビキのほうがよく釣れるという認識です。
ジギングサビキの種類による優位性もよくわかっていません。
おそらく、対象魚が自分が釣っているエリアに泳いでいれば、釣れるはずです。
しばらくはメタルジグと組み合わせて使ってみます。
メタルジグ以外でもジグヘッドワーム、タイラバ(キャスラバ)などトップを交換してみると、対象魚の幅が広がりますよ。
もちろん自作したサビキ仕掛けはフラッシング効果抜群だと思います。
ジギングサビキを自作のまとめ
今回自作したジギングサビキ仕掛けのお値段は?
282円!
びみょ~~~~~~~~~~~~~~な製作費です。
ハヤブサの小型回遊魚用Mサイズは2セットで700円くらいなので、1セット350円くらいですからね。
作る楽しみと、飾りをいろいろ工夫できるところが自作の良いところですからね。
更に価格を抑えようとするなら、サバ皮を自分で作るのもありです。
40cmくらいのサバを昆布締めにした時に、剥がした皮を乾燥さえておきました。
オーロラ加工してませんが、カットするとそれなりになります。
サバ皮62円分がゼロになるので、1セット当たり220円までコストカット!
雨など釣りに行かない日は自宅にこもってDIY、ジギングサビキは1セット1時間くらいで出来ました。
慣れたら30分、いや15分もかからないはずです。
器用な方ならもっと美しい作品ができるはず、一度試してみてくださいね。
さらに強力に集魚力を高めたいなら...
自作ジギングサビキ最強です。