釣りを楽しむためのロッド
前からずっと欲しかったアブガルシアのズームサファリを買いました。
基本性能が優れているわけでもありませんが、スタイリッシュでこのロッドを使って釣りをすること自体が楽しい。
ロックフィッシュをかけると良く曲がります。
飛行機の手荷物で持ち込み可能な仕舞寸で旅行にも最適。
実際に使ってみたインプレッションです。
今回は楽天でズームサファリ購入
ずっと気になっていたアブガルシアのモバイルロッド、ズームサファリ605Lを買ってみました。
ファーストインプレッションはこんなかんじです。
- 非常にコンパクトでちょっと出かけるときにカバンに忍ばせておける
- トラッドな仕上がりでかっこいい
- 605Lはちょい投げするには柔らかすぎた
今回は楽天のポイントが溜まっていたのでナチュラム楽天店で購入しました。
丸い筒が届き、中を開けると一年前からずっと欲しかった赤い袋入りのZoomSafari。
袋を開けると5ピースのロッドが現れました。竹竿のイメージでしたが、そんなわけないか。
グリップはビニールでコーティングされています。
あと、ロッドの保証書と取扱説明書が入っていますよ。
実釣20cmのガシラを釣った感じ
ズームサファリ605Lと組み合わせたのはシマノの22サハラ2000SHG。ラインはPE0.6号。
まずは5gのジグパラマイクロをためしてみました。
軽く投げても40mくらい飛びます。
条件が良ければもっと投げられるかもしれません。
ツバス(ブリの幼魚)や、30cmくらいのサバなんか狙うのだったらちょうど良いですね。
岸の近くにいるキスなんかも5gとか7gのオモリで狙うと引きを楽しむことができそうです。
ガシラをダイソーシャッドテールで釣ってみましたが、20cmくらいになるとそこそこ力が強くなってくるので楽しいです。
40cmくらいのチヌくらいだったら力負けすることはなさそうです。
南の島のリーフで五目釣りに使って楽しかったです。
ミーバイ(ハタ系)やガーラ(ギンガメアジやロウニンアジ)の30cmくらいまでなら十分対応可能です。
アブガルシア ズームサファリ605Lのコンセプト
ズームサファリのコンセプトをアブガルシアのサイトから。
近くの海釣り公園、管理釣り場、池や川、キャンプに持って釣りしよう!
出典:アブガルシア ZoomSafari
どんなフィールド(海、川、池、湖)でも、
色んな釣り方(エサ釣り、ルアー釣り、投げ釣り、ウキ釣り)で、
様ざまな魚や生き物が釣れる。
子供も大人も楽しめる「カッコよくて、カワイイ」なんでもできる マルチピースロッド。
釣りが楽しくなるロッド ZoomSafari!!
そう、見ているだけで釣りが楽しくなりそうなロッドなんです。
商品の付属タグにはこう書かれていました。
場所問わず、魚種問わず、釣り方問わず。
ルアーでも、エサでも、大人から子供まで、みんなが楽しく、カッコよく釣れる。
アジ、メバル、トラウト、バス、シーバス、メッキ、根魚、イカなどの釣りが得意なロッド
どうですか、欲しくなりませんか?
私が買った605Lのスペックです。
- 継数 5
- 長さ 6ft(183cm)
- 仕舞寸 42cm
- 自重 113g
- ルアー 2~10g
- 適合ライン 4~8lb
- 使用材料 カーボン95%、グラス5%
- ライト ファーストテーパー チューブラー
2ピースのダイワのチニングロッド シルバーウルフ73MLの87gよりは重いですが、気にしません。
カーボンの比率もそこそこですが、気にしません。
トップガイドもSiCではないですが、気にしません。
楽しく、いろいろな魚たちを釣るロッドなので、スペックは二の次です。
どうですか、わくわくしませんか?
大きさがわかりにくいので、同じアブガルシアのモバイルロッドクロスフィールドと比べてみます。
アブガルシアのサファリとクロスフィールドを比べてみた
私が持っているアブガルシアのクロスフィールドXRFS-835M-MBと今回買ったズームサファリ605Lを比べてみました。
どちらも5ピースのモバイルロッドです。
クロスフィールドXRFS-835M-MBはシーバスロッドで硬さがM、性能の比較にはなりませんが、サイズ感や作りの違いを紹介します。
外観はゴツゴツしたXRFS-835M-MBに対し、サファリはトラッドな雰囲気です。
XRFS-835M-MBはXカーボンテープがグルグル巻かれているので、ハードな雰囲気に見えるのかもしれませんね。
リールシートにはダウンロック式で、Fujiの刻印がされています。
グリップの後ろにはアブガルシアのマークがあります。
クロスフィールドはのっぺりしていますが、サファリは立体的になっています。
ピース間の継ぎ方は印籠継ぎで、どちらも滑らかに曲がります。
クロスフィールドはぴったりガイドを合わせられるように矢印のマーキングがあります。サファリは目で合わせますよ!
見た目にはそれほどわかりませんが、トップガイドはクロスフィールドがSiC、サファリはOリングです。
軽いルアーをつかうので、PEラインを使ってもそれほどガイドがすり減ることはないでしょう。
また、PEラインのすべりも悪くなく、気になることはなかったですよ。
10号のオモリをトップガイドからぶら下げた時の写真です。
クロスフィールドは固すぎてあまり曲がらなかったので、シマノのフリーゲームS76-UL4と比べてみました。
さすがに、シマノはULよく曲がります。サファリのLもほどほど曲がってますね。
ちなみに、42cmのチヌを海面から、1mの高低差をものともせず、フリーゲームS76UL-4で抜き上げたことがあります。
ズームサファリ605Lも粘りがあるので出来るかもしれませんが、やらないですよ。
チューブラーの割によくしなります。悪く言うと若干ヘナヘナ感があり、ルアーを巻くときにバタつく感じがありますね。まあ、慣れですが。
南国の島へは飛行機で仕舞寸55cm未満が重要
クロスフィールドは仕舞寸54cmでぎりぎり大丈夫なのですが、それは専用セミハードケースに入れない場合。
ロッドケースは60cmほどあります。
クロスフィールドを持っていくなら、ズームサファリの竿袋に入れれば大丈夫そうですが。
それに対してズームサファリ605Lの仕舞寸は42cm、飛行機手荷物で大丈夫です。
竿袋に入れても45cm前後で収まります。
飛行機に手持ちで持ち込んでもいいし、機内持ち込み可能なスーツケースにももちろん入ります。
ちょっと持ち運ぶ時も、持ち手がついているので便利ですね。
私はかなり気に入りました。
ズームサファリのまとめ
私が買った605Lのほかに、スピニングタイプが404UL、505L、705ML、805M、ベイトタイプもあり、464L、565L、665M、765Lがあります。
805M以外は飛行機持ち込み可です。それぞれの紹介はLureNews.TVのZoomSafari紹介でご覧ください。
サイズによって色が違うので、すべての種類を揃えると写真に写した時にバエルかもしれませんね。
リールは2000番台のお手軽リールがおすすめです。
安くて性能が良いシマノの22サハラはコスパ最高ですので、ぜひどうぞ。
軽いジグを投げるので、比重が重いラインがよさそうです。
PEラインなら0.4~0.6号くらい、シマノPITBUL G5など。
フロロカーボンラインがお手軽でいいかもしれません。
自然のなかで魚釣りを楽しむロッドなので、自分が好みの組み合わせを考えるのも楽しいです。
この夏の旅行のおともにぜひどうぞ。