キス釣りには虫エサだと思っていたが...
先日買った『水中釣魚ワールド』を読んで知った事実。キスをオキアミで釣るなんて初めて知りました。自分が知らないだけで、オキアミでキスを釣られている方は意外といらっしゃいました。オキアミでのキス攻略について考えてみました。
『水中釣魚ワールド』にリアクションバイト
ある日スマホのニュースサイトを見ていると、ルアーマガ+の記事の端っこに、『水中釣魚ワールド』という書籍が紹介されていました。
紹介文には魚の行動観察、捕食の瞬間とあります。
実際、自分がいつも釣っている?魚が水中でどのように動き回って、エサに食らいつくのか見たことはありません。非常に興味深い内容です。
水中で魚たちはどんな風にしているのだろうか。実際に釣り場へタンクを背負って潜ると、目の前には垂涎のターゲットたちが泳ぎ、その行動からは目から鱗ともいえる「釣るためのヒント」を与えてくれます。
出典:『水中釣魚ワールド』
あの磯、この堤防の海中はどうなっていて、どんな魚がいるのか。いつもよく釣っているメバル、キジハタ、アオリイカ、グレ、チヌ、マダイ、イサギ、イシダイ、シマアジ、アユ、ブラックバスなどのリアルな行動を見たい。そんな思いで潜って撮りためた写真を集大成しました。釣魚の行動観察録にはじまり、海中を彩る多種多様な魚たちの生態、そして捕食の瞬間まで、釣魚の生の姿を大紹介。水中撮影での苦労話やトピックス、各魚種の釣り方なども盛り込んでいます。
いつものように私がリアクションバイトしてしまいました。
釣り人の心をそそるキャッチコピー
楽天のポイントがたまっていたので、いつものようにAmazonではなく楽天のアプリでポチッと。
届いた本はこちら、著作権の関連でぼかしていますが、写真がぼけているわけではありません。
キャッチコピーがしびれますね。
釣れないとは言わせない
食わせるヒントがいっぱい
この本を見たら釣れるんじゃね~?
すぐに読み進んでいきました。
普段よく釣る魚たちです。
マアジ、メバル、グレ、チヌ、マダイ、マコガレイ、キスなど。
なに、キスの釣り方?
いままで知らなかったエサを使っている。
文字の数は少ないですが、写真は説明の文字を補うに十分な情報量です。
キスがオキアミを食うのか!
今まで何度もキス釣りに出かけ、同じくキス釣りをしている人を何度も見ましたが、阪神間の波止、須磨海岸や淡路島の砂浜で一度もオキアミをエサにキスを釣っている人を見たことがありません。
私が知らないだけで釣っている人はたくさんいるのかもしれません。
知っているけどオキアミを使わないのかもしれません。
『水中釣魚ワールド』にはキスがオキアミを捕食しているところをとらえていました。
実際に写真を見ると本当に食べるんや~と納得。
そのほか、キスが50匹くらいの群れで行動することも掲載されていました。
実際群れで行動することは前回淡路島でキス釣りをしたときに、砂浜を堤防の上から遠めに見て確認できましたが、水中画像を見るとより鮮明に印象付けられます。
では、実際にどんなオキアミを使えばよいのでしょう?
ちょい投げに使えそうなオキアミ
よく使っているオキアミの食わせエサがちょい投げに使えるかどうか?実際には投げて使ったことがないのでよくわかりませんが、ピックアップしてみたいと思います。
マルキュー
フカセ釣りの時によく使っている身がしっかりしまっているものといえば、くわせオキアミスーパーハードです。
甘ったるい液に浸かっていて、少しあめ色に輝くエサです。
キス釣りならSサイズくらいがよいと思います。
浜市
Gクリルも時々使っていますが、堤防チョイ投げというのがあることは知りませんでした。
商品名にチョイ投げと命名されていますが、アジやサヨリ用みたいです。小粒を選りすぐっているので、キスの口のサイズには良さそうです。
ヒロキュー
本命はこれかもしれません。その名もJigBait。
発売開始が2016年ですが、売られているのを見たことがないような気がします。
気づいてなかっただけなのかもしれません。
ジグヘッドにさして使うようですが、キス鈎にさしてもいいと思います。推奨セッティングに書かれているように、鈎にまっすぐ刺すのがポイントです。
あとは実践あるのみ
緊急事態宣言中、人気がいない釣り場を探すのは難しそうですが、次回キス釣りに行ったときに試してみたいと思います。
案外ジグヘッドにオキアミで釣れるのではないかと思っています。
また、石ゴカイと釣果の違いも検証してみたいとも思います。
今まで、アオイソメ、石ゴカイ、マムシなど虫エサばかり使っていましたが、オキアミで釣れるとなるとキスの攻め方の選択肢が広がります。
2本バリにし石ゴカイとオキアミのハイブリッドで探りを入れるのもよいかもしれませんね。
通販でオキアミが買えるので、お店で人に会うこともなく、人がまばらな釣り場で十分間隔を取り、たまにはキス釣りを楽しむのもよいかもしれませんね。