わたしの相棒、フィッシュグリップV170
魚もそこそこ釣れるようになってきたし、そろそろカッコイイデザインのフィッシュグリップが欲しいと思い買ったのが、ダイワのフィッシュグリップV170。スタイリッシュなフォルムと、ステンレスとアルミニウム合金でカッチリ堅牢なつくり。シーバスやチヌをがっちりつかみ放しません。少し予算オーバーしましたが、買ってよかった逸品です。
ストレートのクリッパータイプは操作性が悪い
私が今まで使っていたのは、ストレートのクリッパータイプのもので、とってもリーズナブルな価格のものです。
トリガーに指を引っかけ、手元に寄せるとクリップ部分が開きます。
バネがまずまず強く、引っかけた魚を逃すことはありません。
基本的な性能は問題ないのですが、1つだけ問題があります。
左手でフィッシュグリップを持って、魚がくわえたルアーや針を右手で持ったフィッシングプライヤーで外そうとしたときに、左手の操作性が悪いんです。
感覚的には、ナイフとフォークを持った感じです。細かい操作が若干やりにくい感じがするんです。
棒状のものを持った時の手首の角度が問題なのかもしれません。
やはり手にフィットして操作しやすいフィッシュグリップが欲しいっす!
シーバス、チヌのフィッシュグリップに求める8つのポイント
ファミリーフィッシングの定番、サビキで釣るアジ、サバ、サヨリなどは、挟むタイプのフィッシュグリップを使います。
トングみたいなやつですよ、体にそれほど厚みがない魚はこのタイプが便利です。
タチウオもこのタイプのほうが扱いやすいです。
人気の大型ターゲット、シーバス、チヌは体が厚く、アゴがしっかりしているので、口をはさむタイプのフィッシュグリップが適しています。
ウミボウズはフィッシングプライヤーも人気ですが、フィッシュグリップも人気ですね。
これも考えましたが、いまいちしっくりこないので、フィッシュグリップに求める8つの機能について考えてみました。
- 魚の口をはさむタイプ
- 重さは私のスマホ(160g)より軽くコンパクト
- 素材は錆びないステンレスで耐久性重視
- ピストル型で無いもの
- がっちり握れる
- 落下防止対策
- カッコイイ
- 価格は3,000円前後
それぞれ選ぶポイントについて説明します。
魚の口をはさむタイプ
今回は、対象魚をシーバス、チヌ、ときにはハマチやメジロを考えているので、口をはさむタイプが適しています。
普段はフック部分が閉じていて、レバーを引くと開き、離すとバネで閉じるもので、外れにくいものが良いです。
重さは私のスマホ(160g)より軽くコンパクト
軽ければ軽いほど良いのですが、腰のベルトやヒップバッグに引っかけて持ち歩くので、私が使っているスマホ160gよりも軽いものがいいです。
腰のベルトにはほかにもランディングネット、フィッシングプライヤーもぶら下げるので。
素材は錆びないステンレスで耐久性重視
重量との兼ね合いになりますが、耐久性があるステンレスかアルミ素材が良いです。
魚の口に付着した海水と接する部分になるので、最低限魚の口をはさむ部分はステンレスがいいです。
少なくとも強化プラスチック素材ではない、さびにくい金属を選べば、ある程度の魚の重量までは耐えられるに違いないはず!
ピストル型で無いもの
フィッシンググリップの先を開くのに、ピストルのトリガーを引くタイプがあります。私だけかもしれませんが、マジックハンドに見えてしまいます。
そういえば子供のころよくこれで遊んでました。
私はレバータイプが使い勝手がいいと思っています。
がっちり握れる
これはかなり重要です。手の形に合った凹凸のある滑りにくい形状がベストです。
落下防止対策
テトラの上はもちろん、波止からでも気を抜いた瞬間に海へ落下させてしまいそうになります。
また、釣り場への行きかえりなど、意識してないときにホルダーから抜け落ちることも考えられます。
落下防止用のスパイラルコードは必須です。
カッコイイ
機能的なものはそれなりに、どのフィッシンググリップも持ち合わせているので、最終的には洗練されたデザインが決め手になるかもしれません。
価格は3,000円前後
かっこよさよりも更なる決め手が価格。
いくらカッコイイものであっても、予算オーバーでは買うことができません。
「ない袖は振れぬ」ですね。
買ったのはダイワのフィッシュグリップV
いろいろなフィッシュグリップを見てきて、私のフィッシュグリップに求める8つのポイントのうち、7つを兼ね備えたのがダイワのフィッシュグリップV170でした。
説明書きに特徴や使い方が記載されています。
ポイントに合致したかどうかを1つずつ検証していきます。
魚の口をはさむタイプ
今回このフィッシュグリップを選んだ理由は、シーバスやチヌのような少し厚みがある魚は、トングタイプのような挟むタイプのものでは持ちにくいためです。
ステンレス製フックが強力なバネの力でしっかり硬い魚の口をはさんでくれます。
フックはガタつきもなくカッチリ精密に挟むので合格です。
重さは私のスマホ(160g)より軽くコンパクト
すこしハードルが低かったかもしれません。
重量は約120gで軽くクリア。
サイズも商品名どおりの170mmで手で持つのにちょうど良いサイズです。
一つサイズが大きいV230は約185gで不合格です。
素材は錆びないステンレスで耐久性重視
少なくともフック部分はステンレス製でした。
おそらく、そのほかの部分はアルミニウム合金ではないかと思います。
ハードに使っても長持ちしそうです。
ピストル型で無いもの
私がダイワのフィッシュグリップV170を選んだのは、スライドレバータイプだったことも大きいです。
普通は親指を引っかけてフック部分を開くと思いますが、案外人差し指で開くのもやりやすかったです。
がっちり握れる
魚の口にフックをかけて、下向きにして持ち上げ、写真を撮られるかたが多いと思います。
フィッシュグリップV170は波型の形状で、指がしっかり食い込んみ全くすべりません。
指が当たる部分には黒いスリットが入った素材で、さらに滑りにくくなっています。
落下防止対策
スパイラルコードがついているのはマストですね。
カラビナにはしっかりダイワのロゴがプリントされています。
本体に接続する部分も金属製で、壊れにくそうです。
私はフィッシングベルトのD環に引っかけて使います。
カッコイイ
私がフィッシュグリップV170を選んだ理由の80%くらいはカッコイイことです。
人それぞれ美意識が違うので、何とも言えませんが。
ザラザラと艶消し加工したシルバーの中に、カーボン繊維のような黒い繊維が渋く光っています。
それぞれの曲線も独特で、唯一無二の存在感です。
私は、1周り小さいV130Kも好きです。
価格は3,000円前後
唯一理想と違ったのが価格、これだけはどうしようもありませんでした。
かなり予算オーバーです。
楽天のスーパーSALEや、アマゾンのプライムデーとか特価を狙ってみてください。
ちなみに、今回の楽天スーパーセールでは、買い回り3つして還元ポイントの倍率が少し上がったので、5,456円(本体価格+送料)から1,295ポイントが後日帰ってくるので、実質4,161円相当になります。
楽天スーパーセールの時に買えばよかった。
注意事項を確認
パッケージに書かれていた注意事項です。
まあ、当たり前のことばかりですが、やはり錆びるのは仕方ないんですね。
家にあるKURE 5-56でも吹きかけておくか。
- 釣り以外の目的に使用しないでください。
- 魚の口をつかむ以外の目的に使用しないでください。
- ご使用にならない時は、 幼児・子供の手の届かないところへ保管してください。
- ご使用の際はフック部をねじるなどしないでください。フック部などの変形・破損の原因になります。
- 改造や分解はしないでください。故障などの原因になります。
- ご使用後は必ず真水で洗浄し、防錆剤等を塗って保管してください。 金属部分はサビることがありますのでご了承ください。
- ご使用する際にルアーフックや魚のエラなどで怪我をしないようにご注意ください。
- ご使用する際に製品可動部に指などを挟まないようにご注意ください。
- 魚をつかむ時に下あごをしっかりキャッチしてください。魚が暴れた時などにフックから外れることがあります。
- 魚をつかむ時に口が切れたり、魚を傷付けたりする事があります。ご了承ください 。
買ってよかったダイワのフィッシュグリップV170
ロッドやリールは高価すぎて贅沢できないので、今回は小物で少し贅沢気分を味わいました。
長く使う道具なので、いろいろな釣りを考えながら、自分なりにこだわって選ばれるほうが良いと思います。
私の場合、アジやサバ、タチウオなど比較的薄っぺらいタイプはトングタイプのような挟むタイプ。
チヌや、シーバスなど少し大きい魚専用に今回ダイワのフィッシュグリップV170を買いました。
とても使いやすく、魚の口をカッチリ掴み、ルアーをフィッシングプライヤーで外しています。
お店で売られているときは、プラスチックのパッケージの中に入っているので触って確認することはできません。
この記事を参考にしていただければと思います。
ダイワのフィッシュグリップV170おすすめします。