
いつの間にか劣化していた
タモ網を束ねているOリング、なぜかすぐに劣化します。2年間で3回は取り替えました。ゴム素材がだめなら代わりになる良い素材があるはず。ネットでいろいろ探しましたが良いものは見つからず、ふと足を運んだダイソーで見つけたのがシリコーンゴムリング。女子が良く使うアイテムが秀逸でした。
なんでそんなに早く劣化するのかOリング
ある日、ベランダのロッカーにぶら下げていたタモのネットが床に落ちていました。
風が吹いているわけでもなく、誰かが落としたわけでもなく。
ネットを拾うと何か変です。
よく見ると、ネットに取り付けていたOリングが3つに分割されてました。
数か月使ったOリングとバラバラになったOリング、パッと見は変わりないように思ったのですが...

よく見ると、数か月使ったOリングでもゴムに亀裂が入っています。
私が使っているのは、水回りのパッキンとして使われている、ホームセンターで買ったものです。

こんなに劣化して水回りは大丈夫なのかと思うくらいボロボロです。
これって、ネットで買うとけっこう高い、ホームセンターで2個セットを買ったときでも180円くらいでした。

数年間、いやせめて1年くらい劣化しないのならいいんですが、半年でボロボロになるとは。
それで、劣化しにくく単価が安いものを探しました。
選んだのはシリコーンリングゴム
ゴムが劣化しやすいのなら、ゴム以外の素材はないかと探していてたどり着いたのがシリコンゴムのOリング。
他のゴムと比較して著しく劣化・老化スピードが遅いのがシリコーンゴムとなります。耐候性に優れていて自然劣化はほとんどしません。シリコーンゴムの劣化・老化は外部要因によることが多く、超高温劣化や溶剤劣化、油による劣化などがあげられます。
出典:共和工業株式会社
ネットで探すとあるにはあるのですが、ちょうど良いサイズが無かったり、単価が高かったり。

劣化せずにずっと使えるならそこそこの値段でもよいのですが、使ってみないとわからないし、何かいいものはないのか?
そう思いながら足はダイソーに向かっていました。
けっこう簡単に見つかったのが、髪をしっかり止めるためのシリコーンリングゴム。
太いのと細いのがありました。
6本入って110円。
内径が5.8cmでちょっと大きいかも。

滑らかで良く伸びます。
ゴムのOリングのようにネットをタモジョイントに引っかけてみると、ガバガバで固定できません。

やってしまったか?
と思いましたが、すぐに解決方法が見つかりました。

難しく考えることは無いんです、2重にするだけです。

良く伸びるので2重にしてちょうど良い。
すべりが良いので、すぐに外せます。
先日大きいヒラメが釣れた時も、まったくもたつくことはありませんでした。

そのほかいろいろ使えます。
シリコーンゴムリングの素材はとても柔らかいので、釣り具をまとめたりするのにもとても便利です。
ロッドベルト代わりにしたり、ルアーケースを束ねたりするのにもちょうどいいんです。

大きめのルアーのフックをまとめるのにも使えます。
私はインテリアバーの固定用にも使っています。

Oリングの代用シリコーンゴムリングのまとめ
100均って最高!
と改めて思ってしまいました。
逆にゴムのOリングって用途が違うんだとも思いました。
シリコンって、チューブだったり、魚掴みとかにも使われていますよね。


ほんと便利な素材です。
Oリングを定期的に取り換えるのが嫌な方は、私のように100均のシリコーンゴムリングを使うことをおすすめします。