
六甲マリンパーク
「週末どこ行こう?」小さなお子さんを持つファミリーにとって、週末のお出かけは一大イベント。せっかくなら、子供たちが笑顔になれて、大人も一緒に楽しめる場所がいいですよね。もしあなたがそんな場所を探しているなら、兵庫県神戸市にある六甲マリンパークは最高の選択肢の一つかもしれません。
なぜファミリーに人気?六甲マリンパークの3つの魅力
六甲山を背に、大阪湾を臨む絶好のロケーションに位置する六甲マリンパークは、その名の通り、海に親しみ、釣りを楽しむことができる海釣り公園です。
何と言っても魅力的なのは、アクセス抜群であることと、手ぶらで気軽に釣りが楽しめるという点。
今回は、そんな六甲マリンパークの魅力をたっぷりとお伝えし、家族みんなで思い出に残る一日を過ごすための情報をお届けします。
数ある釣り場の中で、なぜ六甲マリンパークがファミリーに最適なのか?
その理由を探ってみましょう。
魅力その1:電車でも車でもアクセスしやすい抜群のロケーション
小さなお子さん連れの場合、移動の負担はできるだけ減らしたいですよね。
六甲マリンパークは、電車でも車でもアクセスしやすいという大きなメリットがあります。
- 電車の場合
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六甲ライナーを利用します。マリンパーク駅から徒歩5分と利便性抜群。
- 車の場合
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六甲アイランドの南を目指します。
東側駐車場:六甲マリンパーク駐車場から徒歩1分。普通車95区画、最大料金500円はうれしいですね。
西側駐車場:三井のリパーク 六甲アイランドBBQ駐車場から徒歩1分。28台収容で、平日最大700円、土日祝最大900円です。
公共交通機関を使っても、車を使っても、六甲マリンパークへのアクセスが非常にスムーズです。
小さなお子さんや荷物が多いファミリーにとって、移動のストレスが少ないのは本当に助かりますよね。
魅力その2:手ぶらでOK!レンタル充実で気軽に釣り体験
「釣り道具なんて持ってない…」というファミリーもご安心ください。
六甲マリンパークでは西側にフィッシングマックスさんのストアがあり、釣り竿やリールなど必要な道具一式をレンタルすることができます。

もちろん、仕掛け、エサ、クーラーボックスなど、手ぶらで気軽に訪れて、すぐに釣りを始めることができるのは、初心者や体験フィッシングを考えているファミリーにとって、非常に大きな魅力です。
フィッシングマックスさんのスタッフがいらっしゃるので、釣り方やポイントを教えてくださいます。
先日行ったときにも、飛ばしサビキのウキの長さ調整に苦労されていたファミリーのウキを調整されてました。
とても親切で丁寧にご説明されていましたよ。
魅力その3:安全・快適に過ごせる充実した施設
ファミリーフィッシングで気になるのは、安全性と快適性ですよね。
六甲マリンパークは、その点もしっかりと配慮されています。
- 柵や手すりが整備された釣り場
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小さなお子さんが誤って海に落ちてしまう心配がないよう、釣り場にはしっかりと柵や手すりが設置されています。
お子様に安心の柵1m - 自動販売機やトイレの完備
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長時間釣りを楽しむために、パーク内には東西にトイレと自動販売機が完備されています。
- 食事
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東側にイタリアンレストランのfeelがあります。価格は少し高めのようです。
イタリアンレストランfeel
このように、六甲マリンパークは、ファミリーが安全に、そして快適に釣りを楽しめるための環境がしっかりと整っているのです。
六甲マリンパークでどんな魚が釣れるの?
手軽に釣りが楽しめる六甲マリンパークでは、季節によって様々な魚を釣ることができます。
代表的な魚種と、それぞれの釣りやすい時期をご紹介しましょう。
初心者でもサビキで比較的簡単に釣れます。ただし、それは群れで回遊しているときなので、釣れないときは全くアタリもありません。回遊してくると左か、右の人の竿が曲がりだします。その時がチャンスなので、しっかりアミエビを撒いて釣りましょう。特に春から秋にかけてがシーズンです。
引きが強く釣り応えのある魚。アジを狙っていると良く掛かります。回遊が多いときはサビキの仕掛けに5本ついたりもするので、少し強めの竿があったほうが良いです。たまに大サバ(40cmくらい)も回遊しているみたいです。こちらも春から秋にかけて狙えます。
特にカタクチイワシが多いです。私も何万匹かいるんじゃないかと思われる大群を何度も見たことがあります。カタクチイワシの回遊があるときは、大きい魚が付いていることが多いのでチャンスです。サビキ仕掛けにカタクチイワシが鈴なりになるのは楽しいですよ。
少し難易度は上がりますが、根強い人気のあるターゲット。昔は落とし込みで狙っている人が多かったですが、マリンパークになって場所移動が難しいので、フカセ釣りやエビ撒き釣りで狙うのがよさそうです。
銀色の美しい魚体と、鋭い歯が特徴。暗い時間帯がねらい目で、特に夕方から日が暮れるまでがチャンス。早朝の暗い時間も良く釣れます。私も昔何度かマリンパークでタチウオを釣りました。日が昇っても沖の深場を狙うと釣れることがあります。秋から冬にかけてがシーズンです。
水深があるので、いろいろな魚が回遊してきます。秋のハイシーズンにはハマチやサゴシなども釣れます。また、足元の下は空洞になっていて、ガシラの生息地になっているので、くらい時間に足元を狙うとガシラが釣れたりします。カワハギやキスも釣れることがありますよ。フィッシングマックスショップには虫エサも売っているので試してみてくださいね。
これらの他にも様々な魚が釣れる可能性があります。
何が釣れるかはその日の運次第!それもまた、釣りの楽しみの一つですよね。
ファミリーで釣りを楽しむためのポイント
六甲マリンパークで家族みんなで釣りを楽しむために、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 無理のない計画を立てる: 朝5時から小さいお子さんが来られてますが、家を出るのは4時とかかなりの早朝です。確かに、早朝のほうが釣れることが多いですが、アジなど回遊魚は午前中何回か回遊してきます。私も昔マリンパークで釣りをしていた時は、なぜか10時頃にアジの回遊があり爆釣した記憶があります。一回、二回ではありません、かなりの頻度でした。9時からの開始をおすすめします。
- 子供用の安全対策をしっかりと: 柵がしっかりあり安全対策はされていますが、一番危ないのがキャストする人の後ろに入る事。仕掛けを投げる人は後方確認する必要がありますが、あまり釣りをしていない人は確認せずに投げる人もいます。先日もおばちゃんが後ろを見ずに投げ、そばにいた仲間のおばちゃんにサビキ仕掛けが引っ掛かっていました。その時は服をかすめる感じだったので大丈夫でしたが、とても危ないです。仕掛けを投げている人には近づかないよう、お子さんから目を離さないようにしましょう。
- 水分補給と休憩をこまめに: マリンパークには日陰になるところが少ないので、熱中症になりやすい環境です。こまめな水分補給と、適度な休憩を心がけましょう。休憩時間に日傘を広げて休むのが良いかもしれません。
- 釣れた魚に触れる際は注意: マリンパークではあまり見かけたことはありませんが、ゴンズイやハオコゼなど危険な魚もいます。マアジでも素手でつかむとヒレの棘が刺さって血が出ることもあります。素手で触らず、魚掴み(フィッシュグリップ)を使うようにしましょう。
- ゴミは必ず持ち帰る: 美しい釣り場を守るために、自分たちが出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
これらのポイントに注意して、家族みんなで安全に、そして楽しく釣り体験を満喫しましょう。


六甲マリンパークでのワンポイントアドバイス2点
六甲マリンパークでの釣り方や、注意する点でちょっと覚えておいたほうが良いことを2点です。
仕掛けを投げ込むときは10m以上沖を狙うこと
ぶっこみサビキなど、海底にオモリを投げ込む場合、足元の基礎より沖に投げないと根掛かりします。

海底は障害物が無いので、泥または砂地と思われます。
15mくらい投げて、少し手前に仕掛けを引いてくるのが良いと思います。

基礎ギリギリを回遊魚が回っていることが多いように思います。
満潮時足元に注意!
六甲マリンパークは嵩上げ工事をして、以前より30cm高くなったようですが、大潮の満潮時船が通ると潮が足元にあがってくることもあります。
荷物は後ろの壁際に置き、避難させておきましょう。

大潮の日は長靴を履いておいたほうが良いと思います。
まとめ:六甲マリンパークで最高の思い出を作ろう!
六甲マリンパークは、アクセス抜群、手ぶらでOK、そして安全・快適な環境が整った、ファミリーフィッシングに最適な場所です。
アプリで予約でき場所が確保されているので、場所取りも不要なのが最大のメリット。
週末は、家族そろって六甲マリンパークへ出かけてみませんか?

六甲マリンパークで、忘れられない一日を体験してみてください!