舞洲にもキス、噂は本当なのか?
釣果情報でキスが釣れている舞洲、ハゼが釣れているのは見たことあるが、キスも釣れるのか?半信半疑で人が少ない雨の日に行ってみました。キスがいるなら、それを捕食するフラットフィッシュもいるかもしれない。キス釣りなのに10ftのシーバスタックル、一応キスもハゼもつれましたよ。初の舞洲でのキス釣りです。
舞洲でキスが釣れるんか?
最近フィッシングマックスさんの釣果情報を見ていると、舞洲でキスが釣れるとの情報がよく目に飛び込んでくる。
大阪湾奥ではキスはあまり釣れないというイメージが頭に叩き込まれているので。
確かに、芦屋川河口でキスは釣ったことがあるので、いないわけではなさそうだが、舞洲周辺は砂地なのか?
夢舞大橋のあたりは淀川の河口と呼べるのか?
などと思いながら、フィッシングマックス武庫川店でアオイソメを購入。
キス専門なら石ゴカイが良いと思いますが、キスが釣れなかったらチヌを狙おうと、ぶっこみ釣り用にアオイソメです。
控えめな雨が降り続き、人が少ない日曜日の舞洲で、今年買ったリバレイのレインスーツ着て開始です。
マハゼが釣れ始めている
シーバスロッドにPEライン0.8号を巻いたシマノ アルテグラ2500SHGです。
仕掛けはスリムシンカーと形状記憶の夢の天秤です。
ハリス1.5号のフロロカーボン、キス針は6号を使いました。
まずは足元周辺から、早々に7cmくらいのマイクロガシラがかかりました。
さらに周辺を探っていると、沖に5~7mくらいのところに駆け上がりがあるようで、小さいアタリがコツコツあります。
針掛かりなかなかしませんでしたが、しつこく5分ほど粘ってやっと掛かりました。
もおうハゼの季節なんですね。
ハゼは合計6匹掛かりました。
ハゼやキスを狙うなら、仕掛けは中通しオモリ、サルカン、キス針小さ目がよいです。
天秤仕掛けは根掛かりしやすいので、あまりおすすめしません。
天秤仕掛けならスリムシンカーと形状記憶の夢の天秤のように、浮力があるシンカーを使うとトラブルが激減しますよ。
キスは噂通り釣れた、ただしピンギス
遠くに投げてもほとんどアタリ無く、やはり足元近くの駆け上がりに近づくとアタリがでます。
アタリは小さく繊細なので、MLのシーバスロッドでは固すぎて弾いてしまいます。
アタリがあっても仕掛けを止めずに海底をサビいてやると、追い食いしてくるキスが勢い余ってパクリと針を咥えます。
10cmちょっとのピンギス釣りは、ヘビータックルだと思ったよりも難しいんです。
キスやハゼを専門に狙うなら、メバリングのULなど柔らかいロッドが良いですね。
ドラグもユルユルにしてやると針が喰いこみやすいですよ。
舞洲のキスの特長ですが、空が曇っていることを差し引いても、色が少し濃い。
環境依存で、白い砂地ではないから少し黒っぽいのだと思います。
それに比べ、須磨のキスは真珠の色に近く、とてもきれいです。
釣れた3匹ともこんな色だったので、おそらくそうなんでしょう。
ヒラメ、マゴチ期待も
なぜ、シーバスロッドで釣っていたのか?
キスがいるということは、それを捕食する大きい魚がいるのではないかと、淡い期待を抱いてメジャークラフトの浜王でヒラメを探ってみたわけです。
雨の日は、人が少ないので広範囲を探れます。
真正面だけではなく、潮の流れに沿って投げたり、潮に逆らって投げてみたり。
浜王の重さも14g~28gまでフルに使ってみましたが、サバすら掛かりませんでした。
いないと結論づけるのは早いかもしれないので、またチャンスがあれば狙います。
ちなみに、小さいサバは回遊しているようで、アオイソメに喰ってきました。
近くでサビキをしていた小学生の男の子も小サバをつっていたので、4号くらいのサビキ仕掛けならたくさん釣れそうです。
家でお子さんと一緒に手作りすると、もっと楽しめるかもしれません。
舞洲のキス釣りまとめ
キスは、確かに生息しています。
雨の日よりは、晴れた日のほうがキスは釣れると思います。
アジを見ることはできませんでしたが、昼間でも小サバは釣れます。
たくさん釣れたら丸ごと唐揚げにして食べるとおいしいですよ。
今回お見掛けしたファミリーさんたちは、小学生のお子さんたちに、しっかりライフジャケットを着用させていました。
付けている子供は半分にも満たないのに、今回の方々はパーフェクトだったので、感心してしまいました。
国土交通省の桜マークがついているものであれば安心ですが、認定品でなくてもとりあえず浮力があればよいと思います。
夏場になって暑いですが、腰に巻く海に落ちたら膨らむ膨張式ではなく、ベストタイプの浮力体が入ったものがいいと思います。
ちなみに、舞洲には数か所に救命用のウキが設置されているので、いざという時にも安心ですね。
そういえば、足元で40cm弱のチヌを見かけました。
足元はスリット構造になっていて、チヌがうじゃうじゃいるらしいので、次回は落とし込みでチヌを狙ってみることにします。