ぺティーナイフでお手軽クッキング
たくさん釣れた小アジ、キス、イワシなどどんな包丁で調理していますか?我が家では出刃包丁、三徳包丁(さんとくぼうちょう)を使っていました。魚の数が少ないのなら何とかなりますが、30匹、40匹となるとちょっと包丁が重くて、大きくて使い勝手が悪いんです。以前からこの問題解決のために、鯵切り包丁を考えていたのですが、まあまあのお値段ですし、やはりちょっと重そうなんですよね。刃も厚いので魚の身を切り離すのにちょっと引っかかりそうで。
そんなことをずっと考えていたのですが、年末に奥さんと一緒に買い物に行ったときに、ぺティーナイフが安売りされていたので、代用できるんではないかと買ってみました。
貝印の関孫六ぺティーナイフ特価で1,260円でした。
出刃と大きさ比べ
まずは出刃包丁、三徳包丁、ぺティーナイフの大きさ比べです。
刃渡りぺティーナイフの刃渡りは120mmです。全体的に小柄ですよ。
そもそもぺティーは小さいという意味らしいです。
今回買ったのはステンレス製、下の出刃は鉄製、ちょっと光沢が違いますね。
刃の分厚さも全く違います。
重さだって全然違いますよ。出刃は228g、リールよりもちょっと軽いくらいです。
三徳は150g、スマホと同じくらいの重さですね。
ぺティーナイフはというと。
めちゃめちゃ軽いっす、66gでした。オモリの号数でいうと20号オモリ(75g)よりも少し軽い重さです。出刃包丁の1/3以下ですね。
アナゴをさばいてみました
正月に釣った45cmのアナゴをさばいてみました。
小骨がありましたが、サクサク切れていきます。
魚もあまり大きくないので小回りが利くぺティーナイフは使い勝手がとってもいいです。
軽くさばくことができるので、魚を調理するのも楽しくなります。
リンゴだってサクサク切れます。
ソフトなタッチでスルスルと皮が実から離れます。
アジをさばいたときの写真はありませんが、ゼイゴもかるくそぎ取ることができ、3枚におろす時にはぺティーナイフの刃が薄いので、スルスルと背骨と身が離れていきました。3枚におろす時間はいつもの半分くらいになりましたよ。
ぺティーナイフのメンテナンス方法
今回買った私のぺティーナイフはステンレス単層材です。
食材への切断抵抗を小さくする独自の刃付けで鋭い切れ味を実現。
刃体:硬度を決める成分「炭素」を多く含んだ鋼材を使用し、切れ味の持続性を高めました。
刃付:刃先の厚みをさらに薄く仕上げる「スキ加工」と「三段階研削加工」により、食材への切り込みが良く、鋭い切れ味を実現しました。
柄(ハンドル):
高級感があり強度にも優れた「積層強化木」を使用。丸味のある形状でフィット感にも優れています。
忘れてました、奥さんが食洗器で回してましたが、私が買ったのは食洗器NGでした。
研ぎ直しはOKです。
研ぎ方は貝印のホームページに動画で詳しく説明があります。
今まで真剣に研いだことはありませんでしたが、15°の角度で、砥石に対して斜め45°で研ぐんですね。
皆さん知ってました?私は知りませんでした。
小魚調理に便利なぺティーナイフのまとめ
早く買っておけばよかったと思う、小魚調理用のぺティーナイフ。小魚はもちろん、果物の皮むき、朝の味噌汁の具を刻んだりとっても便利です。
私が買ったのはこちら。
我が家のぺティーナイフは食洗器NGの物でしたが、食洗器で洗えるものも売られています。
鯵切り包丁も良いですが、骨もさほど太くなく小魚中心なら刃が薄いぺティーナイフが使い勝手いいですよ。
今年のサビキ絶頂期までにぺティーナイフを買ってみては?