炬口でキスの見釣り
昨年同様、南あわじしまへ新玉ねぎを買いに行ったついでに、炬口漁港でキス釣りです。今回初めてキスの群れを目で確認しながらの、いわゆるサイトフィッシングができました。キスの群れの中仕掛けを投げ込んで、キスの捕食を見ながらのキス釣りは、貴重な体験です。GW前の淡路島のキス釣りです。
毎年恒例の淡路島の玉ねぎ
新玉ねぎの季節、南あわじしまの2か所で玉ねぎを購入しました。
お目当ては規格外の玉ねぎ、袋に詰め放題200円とあらかじめ袋に詰められた200円を購入しました。
1か所目は山本商店、ここ数年毎年買いに出かけています。
袋詰め放題200円、多いときは3kgも詰め込むことができました。詰め方は奥さんに任せています。
私よりも2割増しくらいで詰め込めるのはスーパーでのテクニックがなせる業か?
今回も約3kgを3袋しめて600円なり。
2店目は直産市ねこの郷です。
玉ねぎ畑が広がる道路沿いにありました。その名の通りお店には猫が数匹いましたよ。
こちらはあらかじめ袋詰めされています。2.4kg入り?、うろ覚えですがお店の方がおっしゃってました。
わが家がお店に到着した後、ライダーのおじさんも立ち寄って安いとおっしゃってましたね~。
どちらのお店の玉ねぎも、新玉で世間一般ではオスと言われている芯の部分が伸びているものです。
お店の方曰く、真ん中の芯の部分を取り除いて保管すると長持ちするそうです。
玉ねぎを買った後、炬口漁港へ向かいました。
去年と同じく炬口漁港にて開始
漁港の公園で弁当を食べた後、12:30頃釣りを始めました。
エサはアオイソメ、まるは釣具洲本店で買いました。
本命キス、ガシラも釣れるかもと石ゴカイではなくアオイソメ、サイズは大きめでした。キスには少し大きいかも。
時間帯も真昼間ということもあり、波止は人が少なめ。人気は一番外側ですね。
去年なら間違いなく皆さんと同じ場所に向かったはずですが、去年6月にキス釣りに来た時にキスがいるという噂を聞いたので砂浜の部分で始めることにしました。
阪神間と違って海はとてもきれいです。水深が浅いということもあり、海底がはっきり見えます。
使ったタックルはアブガルシアのクロスフィールド、リールがダイワのレグザ、PEラインはちょっと太めの1.2号。
仕掛けはとってもシンプル、バレットシンカー9gをラインに通し、サルカンの先に40㎝くらい1.5号フロロカーボンハリスを結んで、キツネバリ。
アオイソメを4cmくらいに切って刺しました。
あまり遠くまで飛ばすこともないので、重りは軽めです。
足元にはキスの大群サイトフィッシング
適当に仕掛けを投げて周辺を探っていましたが。開始20分くらいはアタリがあるも乗らず。
フグがかじっていたのかもしれません。
海中の様子を見てやろうと、コールマンの偏光サングラスをかけて海中を見ると驚愕の光景が目に飛び込みました。
小さめの白い魚影がはっきり見えます。うじゃうじゃと40~50匹が群れています。まさしくサイトフィッシング(見釣り)です。
キスは群れになって回遊していると言われてますが、まさか本当にキスなのか?
半信半疑で魚群とは少し離れた場所に仕掛けを落とします。着水の音が気なりましたが、キスだろうと思う魚には気づかれずそっとラインを巻いて群れの中に移動させました。
待つこと1分、ロッドの先端にキス独特の引きを感じました。合わせは入れず巻き合わせると、ロッドの先端が重くなりました。
そのまま海面まで引き上げると淡いピンク色の魚体がはっきりみえました。
20cmのキスです、久々にグッドサイズ。
記念写真を撮って、足元を覗くとまだ群れは同じ場所にいます。
2投目はキャストを少し失敗、キスの群れの上に重りを落としてしまいました。
キスが散ってしまうのではないかと一瞬落胆しましたが、キスは逃げる気全くなし。重りが軽いので着水時には気づかないのか?
エサがキスの目の前に落ちました。偏光サングラス越しにキスの捕食シーンを見ながらの釣りです。
私自身初めての経験、キスが群れて行動するのがよくわかりました。
20分間で4匹釣りあげました。
サイズは17cmから20cmとそこそこのサイズです。
キス天が頭をよぎりました。
このままでは家族1匹しかキス天が食べられません。
そこへ、奥さんが登場。キス天追加命令が下され、数釣りを狙ました。
岸の近くにはピンギス
良型サイズのキスは、沖から波が押し寄せてきたタイミングでどこかへ散ってしまいました。
周辺を探してみると、岸の近くに少し小さい魚影の群れを発見。
アオイソメを投入すると、なかなか良い引き?少し重い?
フグでした。
フグの連発が続きましたが、ようやく小刻みなアタリのあと、ピンギスがかかりました。13cmくらいです。
天ぷらにすると身の部分は5cmほどの小さいやつ。ピンギスでも良しとしよう!
ピンギスをクーラーボックスへ入れて同じ場所に帰りましたが、すでにピンギスの群れもどこかへ行ってしまいました。
合計2時間半、最初の1時間で5匹、あとはピンギス1匹でした。
十分楽しめたので15時ころ終了。
キスのサイトフィッシングのまとめ
キスの群れを肉眼で見たのは初めてです。
しかもキスがエサを捕食するところまで見えました。
サイズもまずまず、最大サイズが泣きの20cmですが、満足です。
釣ったときには大きいのが釣れたと思うのですが、いざ家に帰ってまな板に載せるとそうでもないんですよね。なぜなんだろう?
家族4人では少し少なすぎですが、腹開きにしました。
翌日、奥さんがキス天と、淡路島の玉ねぎのかき揚げメインに天丼を作ってくれました。
キスはサクサク、かき揚げの淡路島産新玉ねぎは甘く、おいしくいただくことができました。
緊急事態宣言中、移動は制限されますが、宣言解除後の炬口漁港でのキス釣りの参考にしていただければと思います。