たどり着いたのはシーガーPEエックスエイト
私が良く使うPEライン、リーダーはコスパ重視。PEラインは1,500円前後、リーダーは1,000円前後。2023年1月現在おすすめなのは、シーガーPEエックスエイトとDUELパワーリーダー(カーボナイロン)です。今回は、5種類のPEラインと2種類のリーダを使ったあくまで個人的な感想です。ラインの比較ってスペックや見た目だけから判断できないので、使ってみるしかないんですが、参考程度にご覧ください。
ほぼ2022年に買ったPEラインとリーダー
2021年の9月から、2022年の12月までに買ったラインとリーダーは合わせて9本。
PEライン6本(5種類)、リーダー3本(2種類)でした。
もっと買ったかもしれませんが、記憶に残っているものです。
PEラインの種類はシーガー PEエックスエイト、シーガー PEエックスエイト ルアーエディション、シマノ ピットブル8、シマノ ピットブルG5、DUELスーパーXワイヤーTM。
リーダーはDUELパワーリーダー、DUEL SHOCK LEADER。
総額、ダイワやシマノのエントリーモデルシーバスロッドが買えるくらいいろいろ試してみました。
それぞれ使った感想です。
おすすめのPEラインはシーガーPE X8
私が使ったものの中では、クレハ シーガーPE X8が耐久性、価格に置いて最も優れていると結論付けました。
順番に使った感想です。
DUELスーパーエックスワイヤー
DUELスーパーエックスワイヤー1.5号のシルバーを買いました。
ラインはわりとしなやかで滑らかでした。
以前、使っていたDUELのハードコアは使っていると毛羽立ちなどの劣化が早かったのですが、スーパーエックスワイヤーは劣化スピードが遅く、耐摩耗性が従来品の2.5倍にアップしたとのうたい文句は間違っていません。
原糸には東洋紡の超高強力ポリエチレン繊維「IZANAS®」を使っているようです。
他のメーカーの製品もIZANASを使ってたりするので、ハリとコシはこの素材のおかげなのかもしれませんね。
1年近く4000番のリールに巻いていて、釣行後良く水洗いをして、リーダー近くの劣化した部分を5mほどカットしているので、劣化が目立たないのかもしれません。
価格の割に優秀なPEラインだと思います。
シマノ ピットブル8
ピットブル8の1.2号を使ってみました。
とてもしなやかなPEラインで、どちらかというと柔らかめ。
ピットブルの素材もIZANASです。
同じ素材でも、DUELのスーパーエックスワイヤーよりはかなり柔らかく感じます。
若干、摩耗の耐久力が無いように感じました。
けっこう毛羽立ちます。
VT工法の特長を生かした柔らかさがメリットなので、PEラインを使ったウキ釣りなんかには向いているかもしれません。
ラインの性能には関係ないですが、私のお気に入りはラインを巻いているスプール。
ポリエチレン素材でコンパクトで少し弾力性があるがしっとり感があり、高速リサイクラーで糸を巻きとるときに一番使いやすいです。
シマノ ピットブルG5
かなり用途を特化したPEラインがピットブルG5。
0.6号を使いました。
軽いジグヘッドを使ったりするときには、細いPEラインを使いますが、普通のPEラインはなかなか沈まないので、高比重のピットブルG5が本領発揮。
比重は1.3、PEラインの比重は1.0未満が多い中、ピットブルG5はかなり高比重です。
よく潮になじみます。
使い始めは良いのですが、使っていると鮮やかなオレンジがくすみがかった色に変わってきて、劣化スピードは速いような気がします。
軽いジグなど使うシチュエーションでは、ライン自体が沈んでくれるのでとても使いやすいラインです。
クレハ シーガー PE X8
今、一番のお気に入りはクレハのシーガーPE X8です。
2.5号をショアジギング用に買って6000番のリールに巻いています。
良かったのでシーバスロッドの3000番のリールに0.8号を巻いています。
ピッチマーキングがされていて、飛距離がざっとわかります。
どちらかというと深さを知るように、縦の釣りに使うのかもしれません。
シマノのコルトスナイパーBB 100MH-3、20ストラディックSW6000HGの組み合わせで、60gのメタルジグなら100mくらいは投げられます。
おそらくエイを掛けた時、コルトスナイパーを思いっきり曲げて耐えていた時間もびくともしませんでした。
結局、リーダーが根に擦れて切れ逃してしまったのですが...
逆に考えると、PEラインより弱いリーダーにしておかないと切れないので根掛かりしたら大変です...
シーガーも素材にはIZANASを使っているんですね。ほとんどのPEラインはこれですね。
そんなにいろいろな種類のPEラインを使って実験したわけではないですが、自分が使ったなかでは最も耐久性がありお手頃価格、amazonnでの売れ筋ランキングNo1というのがよくわかります。
シーバスロッドと2500番のリールの組み合わせで使っています。
価格もそこそこリーズナブルで、とてもお得なルアーフィッシングに最適なPEラインです。
シーガー PEエックスエイト ルアーエディション
クレハのシーガーPEエックスエイトが気に入ったのでシーガーPEエックスエイト ルアーエディションを買ってみました。
1.0号を買いました。
このラインも一応1m間隔で黄色いマーカーがあります。
シーガーPEエックスエイトと同じく、ハリがあり摩擦にも強いと思います。
どこが違うかと言われると...
正直違いがあまり良くわかりません。
なんとなく、ルアーエディションのほうが飛距離が出るような気がします。
コーティングが違うのか?いまいちわかりません。
違いが分からないなら、シーガーPEエックス8のノーマルか、ルアーエディションの安いほうを買ったらよいのではないかと思います。
価格帯はノーマルエックス8より少し高めなので、私は次回からノーマルを買います。
ショックリーダーはしなやかなカーボナイロンがおすすめ
基本的にPEラインの最大強度よりも低い強度のショックリーダーを使うことをおすすめします。
根掛かりしたときに、ショックリーダーから切れてほしいですよね。
少し前まではフロロカーボン素材のものばかり使ってましたが、最近すこし硬いと思い始め、カーボナイロンをよく使うようになりました。
最近購入するのはほぼDUEL、コスパが良いので。
DUEL TBカーボン ショックリーダー
細めのPEラインを使い、ロックフィッシュを狙うときなどにフロロカーボン素材の物を使っています。
ハリがあり軽いジグヘッドを使う時など扱いやすいので。
あとはコスパが非常に良いですよ。
DUELパワーリーダーの素材はカーボナイロン
フロロカーボンとナイロン素材を融合させた素材がカーボナイロンです。
しなやかですが、擦れに強い非常に優れたリーダーです。
PEラインをFGノットで編込むのはフロロカーボンよりやりやすいです。
最近は、飲ませ用のハリスとしても使っています。
環付き伊勢尼12号を40lbのフロロカーボンでダブルクリンチノット結ぼうとすると、硬くてなかなか結べません。
カーボナイロンはしなやかで、そんなに苦労することなく結ぶことができます。
メタルジグをアクションさせるときにも、フロロカーボンよりもカーボナイロンのほうがなんとなく扱いやすいような気がします。
どちらかというと、私はカーボナイロンをおすすめします。
PEラインとリーダーはコスパ重視
ラインやリーダーは消耗品です。
性能とコストとのバランスを考えた結果、今のところPEラインはクレハ シーガーPEエックスエイト、リーダーはDUELのカーボナイロンをおすすめします。
PEライン購入時のポイントは、リールのラインキャパの偶数倍の長さを買うことですね。
ラインキャパが150mなら300m。
ラインキャパが200mなら400mがないので200m。
倍の長さの300mを買ったら、半分巻いてラインが劣化してきたら残りを使う。
巻いたラインも釣行ごとに劣化部分をカットするので、だんだん短くなってきますが、残り120mくらいになったら表と裏をひっくり返して劣化してない部分を使う。
短くなった分は、ナイロンラインなど安いラインで下巻きしてかさ上げしましょう。
そんな時に役に立つのが、第一精工の高速リサイクラー2.0。
巻替え時間がかなり短縮できます。
トラブル少な目で、コスパが良いラインで快適な釣りを楽しんでくださいね。