![](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/03/DSC_1163_R.jpg)
ロックフィッシュ用の短竿自作
穴釣り用に釣り具の量販店でロッドを買ってみたけど、柔らかすぎたり思っていたよりも長かったり、デザインが安っぽかったり、しっくりくる物が売られてないですよね。私も以前テトラ用の竿を買いましたが、あまりに安っぽいので2、3回使ってから使わなくなってしまいました。
それならいっそのこと自分で穴釣り用のロッドを自作してみようじゃないかというのが、今回の企画です。カスタマイズできるもの。
- ロッドの硬さ
- カラーリング
- 好みのリールシート
- ガイドの大きさ
自作ロッド初心者の私でも簡単にできました。
すべて自分の思い通りに仕上げることができます。
あまり凝ったものでなければ2日ほどで出来上がるんです。
![ガシラは楽勝!](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2019/07/DSC_1929_R-e1601412277664.jpg)
ガシラが釣れちゃう自分好みの穴釣り用ロッドを作っていきましょう!
完成した穴釣り用ロッドはこれだ!
竿の部分はグラスファイバーを使っていて、しっかりしていますが良くしなり魚の引きを楽しめる竿です。
![完成した穴釣り用ロッド](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/02/DSC_1183-e1601412295872.jpg)
長さが約1m程で岸壁際スレスレを狙いやすい長さです。
市販のテトラ竿でも良いと思われるかもしれませんが、大きく違うのは竿の硬さを自分好みに調整できることです。
またカラーリングも漆塗り風にこったものもできるし、簡単にすませようと思えばラッカーを吹き付けるだけでも可ですし、ビニローゼを塗ってもいいです。
![](https://okirakubito.com/zff/wp-content/uploads/2021/09/bioremamagao_320-300x300.jpg)
2日あれば完成します。ただし、漆風の場合は数日かかります。
今回は暇つぶし版と言うことで、こった漆風装飾のものをご紹介します。
竿の材料は釣具屋さんへGO
素材はほとんど釣り具の量販店(イチバンエイト)で揃え、グリップに加工する木材はホームセンターコーナンで購入しました。
グリップ
コーナンで200円ほどでした。
直径20mmで長さ1mほどありますが、1/5の20cmくらいしか使いません。
手の大きさに合わせて、お好みのサイズに調整してください。
![グリップ素材はコーナンで買いました](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/02/DSC_0829-e1601412320840.jpg)
![グリップ素材はコーナンで買いました](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/02/DSC_0829-e1601412320840.jpg)
ブランクス
全長90cmのグラスソリッドです。釣り具量販店 イチバンエイト池田店の筏釣り用コーナーで探しました。細くて柔らかいものが多い中、少し固めのものをあえて選びました。
![グラスのブランクスはネットでも買えるよ](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/02/DSC_0875-e1601412364887.jpg)
![グラスのブランクスはネットでも買えるよ](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/02/DSC_0875-e1601412364887.jpg)
最初から柔らかいものを選ぶと、削りしろがないので硬めを選びましょう。
硬めでも水ヤスリで削って自分が好きな硬さに調整していきます、少し硬いと思うぐらいのものを選んでおきましょう。
釣り具のイシグロさんとか売っていると思います。
ガイドなど
筏用のミニクロガイド、グリップに一番近いガイドはラインの摩擦抵抗が大きくなるので、SiC素材のものを選び滑らかにラインが出ていくようにすます。
以前買っていたガイドも2つ使いました。
ガイド全部で1,000円くらいです。
リールシートはあまりこだわらず、一番安いFuji製のもので600円くらいです。
![ミニクロガイドとリールシート](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/03/DSC_0876-e1601412381292.jpg)
![ミニクロガイドとリールシート](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/03/DSC_0876-e1601412381292.jpg)
ガイドもリールシートもこだわればいくらでも価格が跳ね上がっていきますので、自分の予算にあった額のものを選びましょう。
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塗料
新うるしとうすめ液を使います。
新うるしは人工的に作られたもので、天然のうるしと違いかぶれることはないようです。
私も直接指に付けて竿の部分を塗ってみましたが、まったくかぶれることはなかったです。
もしかすると肌が弱い人は何らかの支障がでるかもしれませんので、筆で塗ったほうが良いかもしれません。
![新うるし、画期的でした](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/03/DSC_0827-e1601412396802.jpg)
![新うるし、画期的でした](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/03/DSC_0827-e1601412396802.jpg)
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準備する道具
制作に必要な道具は以下の通りです。
- ノコギリ:グリップ部の木を伐ります。
- カッターナイフ:グリップエンドの整形に使いました。
- 紙やすり:グリップエンドの表面を滑らかに削ります。
- 電動ドリル
- 筆と皿
- 塗装した面を削るための耐水性紙やすり
- ガイド取り付けのための糸
1500番とか2000番が良いと思います。
![ブランクスは水ヤスリで徐々に細かく](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/03/DSC_1104-e1601412415752.jpg)
![ブランクスは水ヤスリで徐々に細かく](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2017/03/DSC_1104-e1601412415752.jpg)
釣具屋さんに売っているものでも、普通のミシン糸でも大丈夫です。
次回はグリップの加工の仕方をご説明いたしま~す。