短竿グリップ整形編
グリップの整形のやり方です。
簡単にできますよ。
グリップはコーナンで買ってきた円柱の木をノコギリでカットし整形しました。
私は25cmくらいにカットしましたが、リールシートが乗せられる長さよりも長ければ、何cmでも大丈夫です。
削って整形
自分が思い描く曲線を出すために、まずはカッターナイフで粗削り。
むらなく削るため削りたい部分を鉛筆で黒く塗り、削れたことが分かるようにして削っていきます。
ラフに加工できたら、金属のヤスリと紙ヤスリで表面が滑らかになるように削ります。
きれいに滑らかに削れると、後で新うるしを塗るときに綺麗に塗れます。
ブランクス用の穴開け
予想以上に難しかったのがグリップに穴をあけることだったよ。
ちゃんとした道具があれば、まっすぐに穴あけができると思うのですが、家庭にありそうな電気ドリルだけでやろうと思うと大変です。
最初に細いドリルで少しだけ小さい穴をあけ、だんだんとドリルの太さを太くしていきます。
何回かこの作業を繰り返します。
垂直にドリルが入っているかどうか、いろいろな方向から見ながら確認します。
ブランクスの直径まで広げましょう。
私も十分気を付けたつもりでしたが、少し斜めになってました。
世の中にはドリルガイドとかドリルスタンドなるものがあり、まっすぐに穴をあけることができるようなので、お金に余裕があり自信がない方は買ったほうが良いかもしれません。
2,000円前後であるみたいです。
釣り具量販店で買ったブランクスは自分が使いやすい硬さにはなってないので、調整していきます。
ブランクス調整
グラス素材のブランクスは耐水性のサンドペーパーで削ります。私は1000番を使いました。後は水だけ。
ひたすら削る
削る前に実際に釣るときに使う重さのお降りを竿の先端に結んで硬さを確認しておきます。結構硬くしなりがありません。
納得いく硬さまで水に浸した耐水性サンドペーパーでゴシゴシむらなく削ります。
ブランクスを手で回しながらゴシゴシ削っていきます。時々硬さを確認しながら進めます。
最初より少ししなるようになってきました。納得いく硬さまで、水を付けながらゴシゴシと1時間くらいやってました。
先端は柔らかくあたりがわかるように、2:8くらいの先調子になるようなつもりでゴシゴシ。
あくまでも、自分の感性で先調子を目指したので、メーカーが言う比率にはなってないかもしれませんが、曲がり具合を何度も確認しながら削りました。
便利な方法
といっても、電動ドリルを使うのですが。電動ドリルの穴にブランクスを差し込み、電動ドリル回転させながら水やすりをブランクスにあててください。少しずつ削り曲がり具合を確認してください。
くれぐれも削り過ぎには御注意。必ず水をつけながらしてくださいね、摩擦でやけどしそうなくらい熱くなりますので。