
神戸・南芦屋浜や武庫川一文字。仕事帰りに、あるいは貴重な休日に、我々サラリーマンが向かうフィールドには、時として想像を超える「強者」が潜んでいます。
「シーバスロッドなら大丈夫だろう」
そう思っていた矢先、強烈な引きにのされ、愛用していたセットアッパーを奪われて海を眺める……。そんな悔しい思いをしたことはありませんか?
結論から言いましょう。「もっとシャキッとした芯のある強さが欲しい」。そう感じた時が、シマノのハイパフォーマンスロッド『エンカウンター(ENCOUNTER)』への乗り換え時です。
今回は、神戸周辺のタフな釣り場を知り尽くした私が、実際に19エンカウンターS96Mを使い倒して分かった「この竿でしか出会えない景色」について語らせていただきます。
エンカウンターが「神戸サラリーマン」の武器になる理由
波止からのキャスティングゲーム。我々に求められるのは、一本でシーバスから青物、時にはサーフのヒラメまでカバーできる「万能な強さ」です。
なぜ「ダイワ・レイジー」から「シマノ・エンカウンター」へ替えたのか?
実は私、以前はダイワのレイジー100MLを愛用していました。しなやかで良い竿です。しかし、セットアッパー125S-DRを引くときや、不意にメジロクラスが掛かった際、どうしてもロッドが負けてしまう感覚がありました。
そこで手にしたのが、エンカウンター。シマノ独自の強化構造ハイパワーXをまとったブランクスは、ダイワ製ロッドよりも「シャキッ」とした張りが際立ちます。
結論:エンカウンターを選ぶべきメリット・デメリット
| 項目 | 評価・特徴 |
| 遠投性能 | カーボン含有率99.7%が生む反発力で、メタルジグが突き抜ける |
| 操作性 | 26gのセットアッパー125S-DRの引き抵抗に負けない芯の強さ |
| 対応力 | 20cmのマイワシから60cm超のシーバス・青物(メジロくらい)まで |
| 弱点 | 張りがある分、小型魚相手だとロッドに伝わる魚信がが少なく感じることも |
現場インプレ:セットアッパー125S-DRを「余裕」で操る快感
平日のストレス発散!ルアーが気持ちよく飛んでくれないと始まりません。
実際に南芦屋浜の石畳で、私がメインで使用しているS96Mを振ってみました。リールはレグザ4000番。
100MLのロッドでは「よっこらしょ」という感触だったセットアッパー125S-DRですが、エンカウンターならビシッという鋭い風切り音とともに、沖の潮目まで飛んでいきます。
独自の哲学:ロッドは「出会い(Encounter)」の質を変える
「エンカウンター」とは「出会い」を意味します。
ただ魚を釣るだけではない。強烈な引きをロッドのさばきでいなし、手元に寄せるまでの「主導権を握っている感覚」が醍醐味なんです。
バットにパワーがあので、60cmクラスのシーバスなら余裕を持ってランディングまで持ち込めます。敷石に潜り込まれる前に、こちらが主導権を奪う。この安心感こそ、多忙な合間をぬって釣行する我々に必要ですよね。

スペック比較と24モデルの進化
19モデル vs 24モデル 比較表(S96M)
2024年、エンカウンターは待望のリニューアルを遂げました。最大の違いは、ネジレ防止構造がハイパワーXから、さらに上位のスパイラルXへと進化した点です。
| 仕様 | 19エンカウンター S96M | 24エンカウンター S96M |
| 全長 | 2.90m | 2.90m |
| 自重 | 145g | 145g |
| カーボン含有率 | 99.7% | 99.7% |
| 主要技術 | ハイパワーX | スパイラルX |
| 適合ルアー(プラグ) | 8〜42g | 7〜38g |
※24モデルは、より軽量ルアーの操作性に磨きがかかった印象です。重いジグをガンガン投げたい方は、あえて19モデルのMHを選ぶのもアリでしょう。

Q&A:サラリーマンアングラーの疑問を解決
- シーバス専用ロッドと何が違うの?
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シーバスに特化したディアルーナ等に比べ、エンカウンターは「ショアキャスティング」全般を想定しています。そのため、青物などの不意な大物にも対応できるバットの強さが魅力です。
- 神戸の堤防なら、どの型番がおすすめ?
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オールマイティならS96Mです。ルアーの飛距離と取り回しのバランスが最高です。逆にメジロやブリを専門に狙うなら、迷わずS106MHを選んでください。
- 合わせるリールは何がいい?
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コスパと剛性のバランスを考えるなら、シマノのアルテグラ4000XGやストラディックC5000XGがベストマッチ。自重バランスも良く、一日中振り抜けます。
あの一匹を、次は獲る。
悔しい思いをしたその場所へ、次はエンカウンターを携えて行ってみてください。
シャキッとしたブランクスが、あなたの指先の感覚を鋭くし、潮の動きを伝えてくれるはずです。
魚との「出会い」を、ただの運ではなく、あなたの「腕」で手繰り寄せる。
その準備を整えるには、この一本は最高の相棒になることでしょう。
【今回ご紹介したタックルはこちら】
▼ シマノ 24エンカウンター S96M
▼ シマノ 25アルテグラ 4000XG

