本格的ショアジギングに突入か?
阪神間のおかっぱりでできる釣り方の最終系として、ショアジギングをやってみます。西宮界隈で青物の最盛期となる10月から11月に向け、1つずつアイテムを揃えます。まずは、シマノのコルトスナイパーBB S100MH-3を買いました。シマノのストラディックSW6000を合わせるとバランスが良いと思います。メタルジグは40g~60g、青物もばっちりタックルになります。
初めてのショアジギングロッドは何が良いか?
去年、広い場所ならメジロクラスをシーバスロッドでとれるだろうと、セットアッパーを投げてました。
60cmのシーバスがかかったときは、なんなくランディング。まったく問題なしでした。
しかし、そのあと青物らしき引きの魚を2回、ラインブレイクで逃しました。
セットアッパー2個のロスも非常に痛かった。
青物に主導権を取られてたまるか!
今まで使っていたシーバスロッドMLでは到底無理。
それで、シマノのエンカウンター96Mを買い、ダイワのレグザ4000番と合わせてのぞむつもりでしたが、皆様のご意見やら動画を見ているうちに無理そうな気がしてきました。
何が無理なの?
周りに人があまりいない場所なら、ゆっくり魚を弱らせながら、足元まで引き寄せる作戦が取れます。
しかし、10月ころの青物最盛期には、阪神間の波止という波止は人で埋め尽くされます。
お隣さんとの間隔が2mくらいの時などざらです。
青物が横に走り隣の方のラインと絡ませたりすると、非常に迷惑です。
運よく魚がかかったら強引に真っすぐ引き寄せることができる強力なロッドとリールが必要です。
シーバスロッドでは無理だとの結論に、あしかけ3年でやっとたどり着きました。
それで、安くて初心者向けだが、そこそこ信頼できるショアジギングロッドを探しました。
ポイントは4つ。
- 10フィートの比較的扱いやすい長さ
- 持ち運びが便利な3ピース
- メジロ(ワラサ)サイズを軽く寄せられること
- 価格は20,000円以下
4つのポイントを満たす信頼できるメーカとしてはダイワとシマノ。
ダイワはジグキャスター、シマノはコルトスナイパーBBです。どちらも価格は20,000以下。
どちらも使ったことが無いのでロッドパワーはわかりませんが、メジロくらいなら軽く寄せられるでしょう。
3ピースがあるのはシマノ コルトスナイパーBB。
それに、最近シマノのリールの内部構造を調べるうちに、SW用のリールもシマノが使いたくて...
コルトスナイパーBB S100MH-3
コルトスナイパーBB S100MH-3のザックリインプレはこんな感じです。
- ショアジギングロッドながら車のラゲージルームになんとか入る
- 2ピースと遜色ない曲がり方
- 2ピースに比べ若干カーボン含有率が低い
買っちゃいました、コルトスナイパーBB S100MH-3。
初めてのショアジギングロッドです。
今までシーバスロッドを中心に使ってきたので、比べてみるとかなり太いです。
私の愛用シマノのエンカウンター96Mの自重が145gに対し、コルトスナイパーBB 100MH-3は290gもあります。
倍の重さですからかなり違います。持った感覚は投げ竿くらいの重量感です。
パッケージにはちゃんと対象青物のサイズが記載されていました。
4~6kgなので、ちょうどメジロクラスです。ちなみに8kg以上はブリになるらしい。
簡単にスペックをご紹介。
- 全長10’0″=3.05m
- 継方式 逆並継
- 継数 3
- 仕舞寸 109.7cm
- 自重 290g
- 先径 2.3mm
- ジグウェイト MAX80g
- プラグウェイト MAX65g
- PEライン MAX3号
特徴はハイパーX、ステンレスフレームKガイド(オールダブルフット)、Fuji DPSリールシート+緩み止めロックナットです。
ハイパーXはエンカウンターでも使われているので、私にとっては珍しくないですが、Wフットのガイドは物珍しさのあまり、しばらく見とれてしまいました。
地味にうれしいのが緩み止めのロックナット。
シーバスロッドとか長時間振り続けると、緩んでくることがありますが、抜け落ち防止の機構があるので安心です。
まだ、SWリールは無いので、ショアジギングロッドに対してちょっと小さいですが、ダイワのレグザ4000番で使い心地を試してみます。
コルトスナイパーBB S1000MH-3を投げた感想
後部座席の真ん中を倒して入れなくても良いので、まあ、斜めに入れられるぶんだけ使い勝手は良くなりました。
今回試すのはセットアッパー125S-DR 26g、ダイソーVJ 22g、ダイソーメタルジグ40g+ブレード、ジャックアイマキマキ60gです。
リールはダイワのレグザ4000番、ラインはPE1.5号、リーダーは20lb.です。
ちなみに、飛距離の計測はアバウトです。レグザ4000番の一巻きが99cmなので、着水後糸ふけを取り、巻き取り回数で計測しました。
ダイワ セットアッパーS125-DR
まずはセットアッパーから。
シーバスロッドのMLでは少ししんどいサイズ、シーバスロッドMで何とか引き抵抗に負けないくらいのルアーです。
コルトスナイパーBBで第1投、サイレントウエイトオシレートシステムのタングステンオモリがしっぽのほうへ移動せず、飛距離は40mくらいか?
気を取り直し、ロッドを思いっきり振って、遠心力でオモリを移動させてやると、飛距離50~60mほどか?
思ったより飛びません。ちょっとセットアッパー125だと軽すぎるのかな?ロッドが硬すぎてロッドがしなってないような感じがします。
着水後、リールハンドルを回すと、軽々引くことができます。
飛距離を稼ぐことはできませんが、普通に使えそうです。
ダイソーVJ 22g
通称ダイソーVJの22gです。
軽いです。
50mくらいは飛びますが、投げたときにジグヘッドの重さがあまり感じられません。
使えないこともないですが、ダイソーVJはシーバスロッドで使ったほうがよさそうです。
ダイソーメタルジグ40g+ブレード
ダイソーのメタルジグ40gにブレードを付けた物で、通称、世界最強ルアーです。
メタルジグ系なら40gでぎりぎりロッドの反発力を活かせそうな感じです。
飛距離は50~60mくらいです。
30gだと軽すぎるような気がします。
こちらは、ブレードをつけているので、シーバスロッドで引くとそれなりに重いのですが、コルトスナイパーBBではブルブルは吸収され、軽くリトリーブできます。
波止からの青物狙いには使えるのではないでしょうか。
ダイソーから50gとか60gが発売されたら、私は重いほうを買います。
ジャックアイマキマキ60g
今回のルアーの中で一番飛び、80mほど飛距離が出ました。
ロッドに重さが乗ってしなり、軽く振りぬいても反発力で飛んでいきました。
メインで使うメタルジグは40~60gです、太いラインを使ったときにはなんとか80gは大丈夫です。
持ち運びはかなり楽になります
まずは2000ccのSUVのトランクに入れてみると、真横に入れられないのは少し残念ですが、トランクルームだけに収まるのはかなり良いです。
あとでトランクルームの横幅を測ってみると、950mmやった。10cmほどオーバーでした。
それに電車釣行でコンパクトで持ち運びが楽になりました。
持ち運びは擦り傷などつきそうなので、竿袋を探していましたが、ほとんど幅が10cmで3本継ぎのコルトスナイパーBBは入りません。
いろいろ探して見つけたのが、竹刀を入れて持ち運ぶ袋です。布製でサイズは135×13cm横幅ゆったり目で丁度良いサイズです。
コルトスナイパーBB 3ピースの感想
思ったよりも重くなかったです。
グリップ部分も長く、右手と左手をかなり離し、テコの原理で竿を振る。やはりキャストするときは投げ竿を扱っているイメージです。
メタルジグをシャクッたりすると思いますが、4000番のリール(275g)では手元が軽すぎて、ロッドの先端が重く感じてしまいました。
シマノのストラディックSW6000(440g)を合わせたらちょうど良い感じでした。
ラインもPEラインの2号か3号がちょうど良く、60gのメタルジグを投げると100mくらいの飛距離はでます。
皆さんが気になる点として3本継ぎですっぽ抜けや緩みが気になるところですが、釣行20回ほど行って振っていますが全く次が緩むことはありません。
あとはコルトスナイパーBB S100MH-3で青物を釣りあげるだけ!
もう少し余裕があれば、コルトスナイパーXRが欲しいところですね。