【初心者向け】自分で作った穴釣りロッドでガシラを釣ってみよう

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目次

ブランクスに色付け

ブランクスの色塗りです。

準備するもの

新うるしとうすめ液、塗料を入れる皿、筆です。この合成塗料にかぶれない人は新うるしだけで大丈夫かもしれません。

新うるしは薄く何度も塗るよ
新うるしは薄く何度も塗るよ

塗り方

うすめ液で新うるしをお好みソースくらいの粘度にうすめ、さっとブランクスに色をのせていきます。

思ったよりも乾きが早いので、ささっとやりましょう。

筆だと結構ムラができたりするので、新うるしを直接ブランクスにつけ、指で伸ばしてみましたが、こちらのほうが均一に塗ることができました。

あくまでも、かぶれない人だけやってみてください。

見た目が気になるトップのカラーリング
見た目が気になるトップのカラーリング

今回は先端部が白、他は濃い赤を塗ってみました。

しっくりこないので塗り直し

どうも色合いがしっくりきません。もう少し落ち着いた色にしたくて、濃い赤に少しだけ黒を混ぜてみました。

若干、落ち着きのある暗めの赤に仕上がりました。

気に入らいないので何回か塗りなおし
気に入らいないので何回か塗りなおし

ポイント

ガイド取り付けの時に気が付いたのですが、色の配分がガイドのところで分かれるように塗ってませんでした。

ほとんどの売り物のロッドでは、ガイドの位置で色が分かれてます。ま~私は気にしませんが...

次はグリップに色を塗り研ぎ出しという手法で模様を浮き上がらせます。

グリップ色塗り

最大の難関、グリップエンドの色塗りです。新うるしを塗って研ぎ出しという方法で模様を描いています。

普通に塗るだけならそんなに凝るところではないのですが、綺麗な柄を出すために挑戦してみました。

準備するもの

色はお好みで。

  • 新うるし(濃い赤、黒、本透明)
  • うすめ液
  • ハケ
  • 耐水性サンドペーパー1500番、2000番(好みによる)
  • スポンジ

ひたすら塗り

薄く何回も重ね塗りする
薄く何回も重ね塗りする

切り出したグリップの木材に色を塗っていきます。

新うるし黒をとんかつソースより少しサラサラしたくらいの濃度に薄め、ささっと筆で木面をなでます。

ついつい、厚く塗ってしまいますが、ここはぐっと我慢して薄く薄く塗ってください。

塗りが終わると硬貨させるために1日置きます。

これで2回くらい塗ったものです。

なかなか色は濃くなっていきませんが、根気強く塗っては乾かしを繰り返します。

色を重ねて表面を滑らかに削るよ
色を重ねて表面を滑らかに削るよ

3回くらい塗ると表面の凸凹をなくすために、耐水性サンドペーパーの1500番で軽く表面をなでるように磨きます。

これを3セットくらい繰り返すと、だんだん光沢が出てきます。

黒光りしています。うるしみたい。
黒光りしています。うるしみたい。

耐水性サンドペーパーで滑らかにした後、いよいよ模様を付けていきます。

仕上げは研ぎ出し

研ぎ出しという手法を使いますが、私自身初めての挑戦なので、上手な人のブログを参考にされたほうがいいかもしれません。

まずは皿に新うるしの濃い赤を絞り出し、スポンジの先にそのままつけます。

グリップの黒に塗った上にチョンチョンと軽くたたくように塗料を付けます。

この上から黒を塗り削って赤が浮き出るようにするので、少し盛り上げるように塗ります。

まだら模様はスポンジで
まだら模様はスポンジで

全体に自分のイメージどおりに塗ってください。

出来上がりまでもう少し
出来上がりまでもう少し

1日乾かし、その上に黒を薄く塗ります。黒も3回くらい重ね塗りするので根気強く最低3日かけて塗ります。

黒で塗りつぶして赤を削り出します
黒で塗りつぶして赤を削り出します

いよいよ耐水性サンドペーパーの2000番で研ぎだしていきます。

表面を平らにするように軽く、軽くなでるように研いでいくと、盛り上がった赤の上の黒だけが削りとられ、下から赤が浮き出してきます。

下の写真は研ぎ出し途中ですが、表面の凸凹がなくなるまで磨きます。

赤が浮かび上がってきました
赤が浮かび上がってきました

仕上げは新うるしの本透明を塗って乾かして完成です。

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