キスは釣れなくてもキス釣り
須磨に行くとついつい長居をしてしまう。今回もキスが釣れないので粘りに粘って8時間。でもやっぱり釣れないキスでした。キスは釣れなくてもいろいろな魚たちがいるので、体力の続く限り楽しめます。サビキの方は豆アジの数釣りが楽しめます。ちょい投げとサビキを準備して須磨海岸に出かけましょう。7月中旬の海開きまでがチャンスですよ!
朝は千守から
6月最初の日曜日、朝一、吉川釣具店さんでアオイソメを買って、千守へ直行。
すでに常連さんたちが釣りをされているようでした。
私も空いている一角に入り、ヒラメ狙いで浜王18gを投げます。
季節が良くなってきたのと、梅雨の晴れ間ということもあり、キス釣りファンでいっぱいです。
私は浜王を20投ほどして全く反応がないので、キス狙いに切り替えました。
千守ではキスを狙う人よりも、豆アジを釣っている方のほうが多かったです。
家に帰って吉川釣具店さんの釣果情報を見てびっくり、数百匹釣られている方が、仲間数人で千匹越えの方々も。
どうするんでしょうね、家に帰ってからが大変です...
キスのあたりは無く、掛かったのは小さいガシラのみ、当然リリース。
千守でのキスは厳しそうだと判断し、西側の突堤に移動。
ヒラメか?シーバスか?ヒガンフグなのか?
突堤の先端からキスを狙って周囲を探ります。
最初にかすかなアタリがあり、あげてみると10cmくらいのガッチョ。
アブガルシアのクロスフィールドがあたりをとらえました。
ときどき、小魚たちが何かに追いかけられています。
小さいナブラの正体はサバでした。
肉眼ではっきり見えましたが、大きさはまだ20cmほどです。
相変わらずキスのあたりはありません、周囲の方もキスは厳しそう。
1時間ほど粘っていると、サバとは明らかに違う大きな魚影が見えました。
ボラとも違います。
キスの仕掛けを浜王18gイワシカラーに切り替え、底を這わすように巻いていると...
シマノ アルテグラ2500に巻いている0.6号ピットブルG5が出ていきます。
ドラグを少し締め、魚を浮かそうとロッドの先端を持ち上げて、いい感じで引き、海面までもう少しというところで、
ブチッ
テンションが無くなりました。
ヒラメか?
ちょっと違うような気がする。
シーバスはよく見るので、シーバスだったのか?
12ポンドのリーダがブチっと切れたのでヒガンフグだったのか?
いや、キス釣りをメインに考えていたのでリーダーが細すぎたのか?
逃がした魚は大きい!
いろいろ反省してしまいました。
その後、予備で持ってきた浜王キスグロー21gを投げるも反応なしで移動することにしました。
再び千守、西岸で
早朝とは違い、千守の東岸は人がいっぱいだったので、西岸に行きました。
ちょうど、先端が空いたのでそこで探り釣りです。
そこへ、3名のグループが来られました。
1人は若い女性で釣りが初めてらしく、いろいろレクチャーを受けながら釣り始めました。
ほどなく釣りが初めての女性の竿がまあまあ曲がっています。
「重い」と言いながらなんとか巻き上げて上がってきたのは25cmくらいのヒガンフグ。
はじめての魚、とれも喜んでおられました。
これを見て、先ほどの魚はヒガンフグだったのかもと思ったんです。
でも、ヒガンフグの口で浜王咥えるか?
やはり、シーバスだった?
と、いろいろ考えながら探ってみましたが、私の竿にはあたりナシ。
お昼を迎えました。
須磨浦漁港の西海岸へ
駅のコンビニで昼食を買って、須磨浦漁港でコーヒーを飲みながらホットドッグを食べました。
須磨浦漁港でもキス狙いの方々が10名ほどいらっしゃいましたが、私が昼ご飯を食べている間には釣れた人はいませんでした。
そこへお母さんと小学生の男の子2人が釣りにやってきました。
けっこうお母さんが子供たちといっしょに釣りをするパターンが多いです。
やはり多いのはお父さんと家族ですが、お母さんと子供の組み合わせもけっこういます。
10年前より確実に釣りをする人が増えてきているように思います。
食事が終わって西海岸へ移動。
もちろんここでも最初はヒラメ狙い。
以前、ヒラメが小魚を追いかけているようなナブラを見たことがあるので、たぶんいる??
釣れなかったんですけどね。
キス狙いに切り替えです。
形状記憶合金の天秤にSLスリムシンカー、自作キス仕掛けにアオイソメを短く切ってキスを狙っていたのですが釣れません。
真昼間には釣れないのか?
となりでキスを狙っていた人も釣れてなかったみたいです。
それで、アオイソメを1本丸ごと付けてやりました。
するとチャリコのようなアタリがあります。
最初つっつくようなあたりがあるので、追い喰いさせて針を飲むまで待ちます。
1回目のヒットは巻きとる途中で外れました。
フッキングができてませんね。
2回目もじっくり飲ませて巻き合わせするも、外れる。
3回目は合わせをいれると乗りました。
ここはサーフ、リールはあまり巻かずに自分が後ろに歩いて下がり、魚を浜へずり上げます。
波打ち際まで寄せるとチャリコか?25~30cmくらいはありそうな、平べったい魚です。
やっと釣れたと思った瞬間、ロッドの曲がりが無くなりました。
なんでや?
軽くなったラインを巻きとってみると、ハリが無くなってます。
ずっと針を交換してなかったので、魚に噛まれてチモト部分のハリスが痛んでたんだと思います。
痛恨のバラシ。
もしかしたらチャリコではなく、キビレだったのかもしれません。
2週間前もアオイソメでキビレが釣れたので。
この時点で15時過ぎ、7時から8時間ぶっ通しの釣り、疲れ果てて終了にしました。
狙いのキスは今回も釣れずでした。
前日の土曜日はいっぱい釣れていたようでしたが、日曜日の釣果情報にはキスが登場しなかったので渋かったのかな?
近いうちにまたチャレンジしたいとおもいます。
海開きまでが勝負!
例年7月中旬に海開きになります。
駅前の潮干狩りエリアには海の家がたくさん立ち並びますよ。
電車で気軽に来れて、ファミリーが多い須磨海岸、釣り道具とテントを持って来られている方が多いです。
日焼け止めを塗りたくってガッチリガード、クーラーボックスには冷たい飲み物も忘れずに。
昼間の釣りを楽しんでみてください。