キスを釣るつもりがキビレ
今回のメインターゲットはヒラメ!でしたが、そう簡単に釣れるわけがなく、保険のキス狙い用に買ったアオイソメが大活躍しました。去年も5月にアオイソメでキビレが釣れたので、今年も釣れたんだと思います。本当は、ヒラメが釣れてくれたらうれしかったんですが...須磨海岸での釣りの様子です。
須磨海づり公園西でヒラメを浜王で狙う
今月初めにヒラメを釣って以来の釣行です。
ヒラメは広島で釣ったので、ホームグラウンドの阪神間でヒラメを釣ろうと思い、ここしかないと思ったのが須磨海岸。
初ヒラメと同じく、メジャークラフトの浜王で狙ってみることにしました。
今回は、シロギス、イワシ、ライブベイトなど14g~28gをいろいろ持ってきました。
目的の半分は浜王の扱いに慣れることなので、ヒラメやマゴチが釣れたらラッキー。
使うロッドはダイワのラインナップからはずれたLAZY100ML、リールも同じくダイワのレグザLT4000D-CXHです。
レグザにはクレハシーガーPE X8ルアー0.8号、リーダーはDUELのフロロナイロン20lb.です。
満潮から下げに向かう時間帯で、潮はゆっくり流れています。
ポジションを変えながら扇状に、近投から始め、距離を伸ばしていきます。
釣り方は浜王を着底させて、2~3回ハンドルを巻き、テンションフォールさせる。
これを繰り返します。
浅場なので28gでは少し重いかもしれません、浮かせて沈めるまでの時間が短いので、21gか18g?14gでもいいかもしれません。
マゴチの場合、誘い方が少し違うらしいですが、とりあえずヒラメの狙い方でやってみました。
結果はヒラメは釣れず。
キスを狙ってみる
ヒラメは釣れないかもしれないと思い、あらかじめ吉川釣具店さんでアオイソメを買ってました。
夢の天秤キス仕掛けを使います。
今回はSLシンカー12gで、ハリスフロロカーボン1.5号を60cmくらいとり、その先にケン付き6号キス針を1本だけ。
アオイソメは1本丸ごと付けました。
最初に釣れたのはキュウセンの雄。
15cmくらいだったので、トレブルフックにかけて、ノマセでヒラメを狙おうと思い、トレブルフックをハリスに結んでいる間に脱走されてしまいました。
気を取り直し周囲をくまなく探るも、釣れるのはフグ。
そんな中でも時々大きい魚が偏光サングラス超しに見えるんです。
たぶんチヌです。
5回くらい目の前を泳いでいるのが見えました。
チヌが釣れたらと思いつつも、キスを狙って周囲を探りました。
1時間ほど経過し疲れてきたので、30mほど沖に仕掛けを投げ込み、置き竿にして休憩しているとアタリがありました。
2回目まではあたりは小さくフグかと思いましたが、3回目にググっと引きが強くなり、手にシーバスロッドを持って本アタリを待ちます。
ほどなく強い引き込みがあったので、ユルユルのドラグを少し締め巻き始めました。
引きが強いのですぐにチヌだとわかりましたよ。
ドラグが鳴りラインが出ていくので、さらにドラグを締めますが、少しだけラインがでるくらいに調整。
数年前ならこんな余裕はありませんでしたが、最近は落ち着いて動作ができます。
体の左側に置いていたタモを手に持ち、左側に走るチヌを追いかけながら徐々に浮かしました。
たぶん、1分くらいのことだと思いますが、すごく長く感じます。
タモ入れも苦戦しながら無事ネットイン。
釣れたのは黒いチヌではなく白いチヌ。
キビレでした。
サイズを測ってみると、40cmには少し足りませんでした。
きれいなキビレで、さすが須磨のきれいな海、臭いはありません。
持って帰ることにしました。
この後何も釣れないかもしれないですからね。
キビレを締めていたら噛まれた
バケツは持って行っていませんでしたが、ストリンガーは持って行っていたので、エラの上部を切って血抜きをすることにしました。
下あごにストリンガーを差し込もうとしたら案外硬い。
無意識に下あごを左手の人差し指を口の中、親指を顎の下にして挟んだ瞬間、ガブリと噛まれました。
あまり痛くなかったのですが、左手人差し指先端から流れ出すくらい血がでました。
いつも持って行っているペットボトルに入れた水道水で洗浄したので、ばい菌が入っていることはないでしょう。たぶん。
その後、しっかり真っ赤なエラがピンク色になるまで血を抜いて、氷を入れたキス釣り用に買ったダイワのソフトクーラーボックス8Lに入れ、持ち帰り準備OK。
キス用に小さ目の8リットルを買いましたが、40cmくらいまでのチヌならギリギリ入りますよ。
その後キスとヒラメを求めて場所移動。
須磨の西側エリア渋いのか?時合が去っていたのか?
翌日、吉川釣具店さんの釣果情報を見るとキスをたくさん釣っている方がいらっしゃったので、おそらく須磨のエリアどこかにはキスは確実にいます。
須磨海づり公園から東に向かい、突堤があいていたので周辺を探りました。
人がいないと言うことは釣れないからいないのではないか?
雰囲気気配はなさそう。
それでも浜王でヒラメ、アオイソメでキスを探ります。
なんかレイジーの竿先が動いたような気がする。
体調の半分くらいのアオイソメを喰って来たのがガッチョ。
あとはまったく釣れず。
海岸を転々としながら、須磨浦漁港までたどり着いたのが12時半。
12,000歩、疲れたので終了しました。
キビレはチヌ飯とムニエルでいただく
5月初めに釣ったヒラメは刺身とムニエルにしました、大きかったので。
今回は38cm、家族4人ではさほど食べるところはありません。
奥さんのご指導の下、キビレ調理開始。
3枚におろし、身はムニエルに、アラの部分はチヌ飯(鯛めし)にすることにしました。
アラは塩を振って10分ほど置き水洗いし、グリルで焦げ目をつけてから、酒と醤油で味付けし、ご飯にスイッチON。
身に塩コショウして、小麦粉を表面に薄くつけます。
フライパンにバターを入れ、溶けてきたら皮を下にしてフライ返しで少し抑えながら皮が縮まないように焼きます。
裏返して全体的に火が入ったら完成です。
皆さんもキス釣りに行って?、キビレを釣ってみませんか?
アオイソメにキビレが喰ってくるので、キス釣りでもコンパクトなタモを持って行かれることをおすすめします。
1年で最も季節の良い5月、キス釣り、キビレ釣り、ヒラメも狙ってみてくださいね。