
西宮防波堤灯台
先週の日曜日にずっと前から行ってみたいけど遠くて行くのを断念していた西宮ケーソンの先端にある、西宮防波堤灯台へ初めて行きました。冬場は思ったよりも人は少なく、広々としたスペースで釣りができるので気持ちいいです。先端の灯台からの景色は最高です
今回は西宮ケーソンの冬場の状況レポートです。
西宮ケーソンへはヨットハーバーの駐車場
南芦屋浜北東からケーソンがある西宮浜の人工島へは橋が架かっています。つい最近まで有料の阪神高速湾岸線しか手段がないのかと思っていたのですが、高速道路の橋に沿って一般道の橋も架かっています。南芦屋浜の総合公園前駐車場から西宮ヨットハーバーの駐車場まで車で10分ほどです。
西宮ケーソン入口あたりの道路は休日路駐OKです。でも10時ともなると路駐するスペースはないですよ。ヨットハーバーの駐車場は8時以降30分100円、最大800円。18時から朝8時までなら60分100円で最大400円なのでお手頃価格です。
駐車場の東側にとめるとケーソン入口まで100mほどなのでおすすめです。
駐車場から2分ほど歩くと巨大な作業船がケーソン内に停泊しているが見えました。6階建てのビルくらいの高さがありかなりデカいです。その作業船の周りでは水上バイクの練習をしていました。特に釣りには影響なさそうです。

西宮ケーソン先端へ
第1コーナーのテトラではフカセの方々、第1から第2コーナーへ向かう450mの間はエビ撒きする人、ルアーを投げている人が半々くらいです。
私も数年前はこの辺で釣っていました。たしかエビ撒きでハネをバンバン釣っていたおじさんがいましたね。そんなことを思い出しながらどんどん進みます。

今回は一度も行ったことがない西宮ケーソ先端の灯台まで、どうしても行ってみたかったので頑張って歩きました。
長いです、第2コーナーで休憩がてらVJ16を投げて反応を探ります。当然のごとく反応はありません。ちょっと釣り始めた時間帯遅すぎたかな?

早々に切り上げ、先端灯台まで500mを歩きます。
ちなみに第2コーナーあたりにもテトラがありフカセを楽しむ人も数人いました。ルアーを投げている人が多かったように思いますが、人は少なく10人ほどです。
昨年台風で大きな船が乗り上げ壊れた部分だけ真っ白く、見た目すぐにわかりました。しっかり修復され安全に歩くことができます。
西宮防波堤灯台近くでは2名がルアーを投げていました。

第2コーナーから先端までの500m、途中何度かVJ16を投げて反応を見ながら進みました。
20分ほどかけて先端まで進み、念願の灯台下での釣りです。

ちなみに、2017年秋には水上バイクに乗せてもらい、魚探でケーソン先端あたりの魚影を調査していました。ケーソン下は空洞があり小魚たちがたくさんいましたよ。秋の話なので冬場とは違いますね。水上バイクの先輩の話では、12月後半あたりから水温が下がり、魚探に写る魚影もかなり寂しくなってきているそうです。

近くで見ると灯台は想像以上に大きいですね。下のスペースは畳1畳くらいです。長いロッドではキャストやりずらいですね。
ここではVJ16とジグパラを何回か投げて反応を見ました。沖に障害物がないので投げるのが気持ちいいです。20投くらいして満足。当然のことながらあたりはありません。
灯台まで来る道中、魚を釣っていた人はいなかったので、当然ですかね。

この時点で11時を過ぎていました。駐車場までたどり着くのに普通に歩いても20分以上かかりそうなので、帰路につくことにしました。
第1コーナーで50cmに迫るサイズのチヌ発見
ガラガラの西宮ケーソンの第1コーナーを通り過ぎようとしているときに、フカセの人が磯竿で大きく合わせを入れました。堤防の上にすぐに上りヒットシーンから取り込みまでを拝見させていただきました。大きいのかなかなか浮いてきません。水面下では銀色っぽい魚影が動き回っています。
浮いてきたのは予想通りチヌ、それもけっこう大きいサイズ。年無までは行きませんが、確実に45cmは超えていました。無事タモで取り込みされていました。
西宮ケーソンの第1コーナーはチヌ釣りで有名です。コーナーの西側には西宮ヨットハーバーがあり、チヌがうようよ泳いでいます。釣り禁止ですが多分釣りをしたらチヌがたくさん釣れることでしょう。
その西宮ヨットハーバーの東出口に撒きエサすることで、ハーバーの中からチヌが誘われて出てくるのだと、自分の中では理解しています。自分も第1コーナーでフカセをしてみたいですが、通行人の方に必ず見られるので、恥ずかしくてできません。平日人のいないときにやってみたいですね。
西宮ケーソンのまとめ
最盛期には程遠い人の少なさでした。天気の良い日は散歩がてら先端の灯台まで行くのも楽しいです。
昨日、魚探付き水上バイクを乗り回している会社の先輩にケーソンの話をしたら、ケーソン外向きよりも内向き(北側)が魚影が濃いとおっしゃってました。水温が高いときには外向きの魚影が濃かったようですが、外向きの水温が低下するに従い相対的に水温が高い内向きに魚たちが集まってきているようです。自分も次回行くときには内向きで頑張ってみたいと思います。