初セットアッパー
2021年10月31日にメジロ初ヒット。2日前の金曜日に西宮浜で隣に入った人がメジロゲット。ヒットシーンから取り込みまでを目の当たりにし、自分と何が違うのか考えた結果たどり着いたのがダイワのセットアッパーでした。思い切って高価なルアーを買ってみると大正解、バクリと喰ってきました。でも...
悩んだ挙句西宮周辺
10月最後の日曜日、どこに釣りに行くか土曜日にさんざん悩みました。
確実に釣れるカワハギ、キスの須磨海岸は魅力的です。最近おかずになる魚が釣れていないので今回は何とか持ち帰りたい。
尼崎魚釣り公園で大きいアジが釣れているとのことだったので、アジの刺身も食べたい。
日曜日は朝から小雨の予想。そんな中、須磨でカッパを着て歩き回るのも大変だし、かといって釣り公園でアジ釣りも時合を過ぎると退屈だし、やはり今の時期にしか釣れないブリ、メジロ、ハマチを狙うしかない。
金曜日に西宮へ行き、隣で釣っていた方にはメジロが掛かったにも関わらず、私にはまったくアタリすらなし。
この悔しさを解消したいというのが大きい理由でした。
須磨での釣り用に持っていくものを準備していましたが、直前でメジロ釣りに切り替えました。
金曜日の反省を踏まえ、隣でメジロを釣ったお兄さんと何が違うのか?釣れたシーンを思い出してみました。
確か使ってたのはミノー、メタルジグでも釣れていると釣果情報に書いてあった。でも自分には釣れない。
メタルジグではだめなのか?それとも確率の問題なのか?
導き出した結論は、釣れる人のまねをすることです。
たぶん、使っていたのはダイワのショアラインシャイナーZ セットアッパー、おそらくサイズは125だった思います。
5時過ぎの遅めの出発、フィッシングマックス武庫川店でセットアッパーを探すと、種類がいろいろあました。
価格もいろいろなんですね。2K円は痛いが釣れるのならと思い買いました。
どれがいいのかわからないので、なんとなく自分で釣れそうな雰囲気のラトリンカタクチチャートベリーを選びました。
果たして釣れるんだろうか?
世界最強のルアーも反応なし
まずは世界最強ルアーと一部のマニアで有名な、ダイソーメタルジグ28gにフック+ブレードをつけたて改造したものを使います。
今回もダイワレイジー100MLとレグザLT3000CSXHです。ラインPE1.2号、リーダーは25lb。
8時前、少し小雨が降る中カッパを着ての釣りです。
海の感じはとてもよく、程よく潮が流れベイトが泳いでいるのが見えます。
ベイトはなんでしょうか?カタクチイワシが大量に入ってきているそうですが、もう少し大きいように見えます。
小サバの群れなのかもしれません。
世界最強ルアーは海中ではほぼ安定した姿勢で直線的に動きます。
後ろのブレードがちょうど魚の尾びれのようにブルブル震えているので、メジロは間違えて喰ってくるのかもしれません。
ときどき小魚たちが海面まで浮き上がってくるのが見えます。
よく見ると小魚を追いかける大きい魚影が見えます。
確実にブリ族は回遊しているようです。
攻め方を変えメタルジグを底まで落とし、しゃくったり、ただ巻きしたり、レンジもいろいろ変えたりしましたが、まったく反応はありません。
サバすら喰ってこないので何か違う気がする。
いよいよセットアッパーの出番です。
うわさ通り最強セットアッパーメジロヒットも
セットアッパー125S-DRは26.5g、長さは125mmです。
見た目かなり大きいです。
形はカタクチイワシというよりは、マイワシの小さい目のものに似ています。
私が買ったものはラトルが入っており、振るとカチカチなります。
想像していたよりも大きく、世界最強ルアーよりも二回り以上のサイズです。
こんな大きいルアーに喰ってくるのだろうかと思いながら、ルアーを投げ込みます。
ダイワのホームページには飛距離が70m以上と書かれていますが、私は慣れないせいもあり50mほどです。
慣れてくるともう少し飛びそうな気がしますが、50mも飛べば十分狙っているポイントに投げ込めます。
水道の中央あたりにベイトが時々浮いています。
9時半くらいに満ち潮にかわり潮が流れ始めました。
ただ巻き、トゥイッチなどいろいろ試します。
9時50分ころでした。50mほど投げ着水して10mほどただ巻きすると、
ガツン
と今までにないアタリ。10ftのロッドが大きく曲がりまり、左右に振られますが、レイジーのX45がよじれに耐えます。
魚が跳ねました、ブリ族であることは確認できました。ガッツリルアーを飲み込んでいます。
ロッドが長い分しなりで魚の力を吸収、バットパワーが強いことも実感しながら魚をぐいぐい引き寄せます。
タモは?
釣り座の2m後ろに置いてあったタモを取り、ジョイントのロックを外してネットスタンバイOK。
敷石に気を付けながら魚を浮かせて足元まで引き寄せました。
60cmほどのメジロサイズです。
今日こそは、食べられる魚を持ち帰ることができそうです。
そう思った瞬間、メジロが足元で潜り始めました。
ロッドがブチ曲がります。MLなんです、やわらかいんです。
20秒ほど耐えましたがいきなりテンションがなくなり、トップガイドが跳ねあがりました。
1.2mほどの長さのリーダーの上、PE部分で切れていました。
あとから敷石の先をよく見ると、水中部分がかなり先のほうまで伸びていて、石積みもかなり乱雑に荒れていました。
セットアッパーはわずか買って3時間半で私の元から去っていきました。
事前にもっとしっかり見ておけばよかったです。
取り込み作戦失敗。
セットアッパーはすごかった
まさか、喰ってくるとは思わなかったので、取り込みのことを真剣に考えてなかったのが敗因です。
でもこの取り込みはかなり難易度高いです。次回釣れたら、タモを使わず石の上まで引きずり上げるほうが確実かもしれません。
しかし、ダイワのショアラインシャイナーZ セットアッパーって一押しする方が多いですが、理由がよくわかりました。
飛距離はでるし泳ぎ方も、スーッとまっすぐ泳ぐときもあるし、ヨタヨタと千鳥足のように泳ぐときもあり、魚たちが惑わされるんでしょうか?
絶対に仕留めたいので帰りにフィッシングマックス武庫川店によりもう1本買いました。
次回リベンジなるか?
追伸:1週間後セットアッパーで60cmのシーバスを釣りあげました。
さらに、メルカリでセットアッパーの110S-DRと97S-DRを追加しました。
次は何を釣るかな?