釣れる魚たちを数でみる
このグラフは2017年の春から2019年の春までフィッシングマックスの釣果情報から掲載された魚の出現数をグラフ化したものです。
一番登場するのがアジ、その他サビキでサバ、イワシがなど良く釣れます。
その他フカセ釣りやエビ撒き釣りでチヌやスズキ族。
ウキ釣り、ルアーで楽しめるタチウオ。
ガシラやメバル(タケノコメバル含む)も数がそこそこ釣れます。
数釣りはできませんが、釣ったアジをエサにメジロやブリを狙う人も多いです。
- アジ
-
6月ころから10cmほどの豆アジが釣れ始め、6月頃には少し大きい25cmくらいのめくりアジが釣れることもあります。秋頃から18cm前後のものが多くなりサビキ仕掛けに4匹、5匹とかかることも多くなります。年末年始くらいまで釣れます。
- サヨリ
-
ほぼ夏場がピークで晩秋になると30cmくらいの大型が狙えます。
- サバ
-
2月の厳冬の時期前後以外は釣れますよ。サバも秋頃から大きくなり、25cmから30cmくらいまでの大きさも釣れます。
ベイトフィッシュの発生時期
ベイトフィッシュ このグラフで注目するのはイワシです。
サゴシ(サワラの幼魚)、タチウオ、ハネ(スズキ)などのフィッシュイーターが好んで食べるベイト(エサ)です。
夜明け前にはナブラ(イワシが大型魚に追われて水面を跳ねる現象)を見ることも多いです。
イワシが良く釣れる時期を抑えておくと、いずれかのフィッシュイーターが釣れる時期と相関関係があるかもしれません。
お次はお待ちかねのタチウオです。サゴシも一応見てくださいね。
タチウオは秋口から12月いっぱい
タチウオは9月中旬から12月下旬までです。
前半はイワシのピークと重なり、後半はアジのピークと重なっています。
11月くらいからドラゴン(指の幅5本分の大型タチウオ)が釣れ始めますよ。
サゴシは春にも釣れますが、タチウオ狙いでメタルジグを投げた時にも釣れたりします。
チヌ、ハネは年中
チヌやハネなど大型魚は住み着いている魚なので、年中狙えます。
寒い時期はほぼエビ巻き釣り、春先からフカセ釣り、ルアーなど。
時にはアジをエサに呑ませ釣りなども。
チヌに限ってはイガイやカニをエサに落とし込みで釣り場を歩き回る落とし込み師をよく見かけます。
さすがに冬場は少なくなります。冬場にチヌやハネを釣る方々は、かなり年季が入ったベテランさんですね。
エサはここで買います
43号線沿い芦屋川の近くにフィッシングマックス芦屋店があります。
エサはアミエビ、オキアミ、アオイソメ、シラサエビ、集魚剤、釣り竿、リール、仕掛けにオモリ、ほとんどなんでも揃います。
釣り場から車で7分のところですので、ここで必要なものを買っていきましょう。
良く釣れる秘密はベランダ下のスリット
南芦屋浜ベランダの下にはスリットがあります。
人工島はだいたいこのような構造になっていますが、南芦屋浜ベランダも同様に下は空洞になっています。
空洞を支えている支柱には真っ黒いイガイがぎっしりついていて、チヌなど魚のエサになります。
また、ガシラなどの根魚はこの空洞の中に住み着いていて、暗くなると空洞から外に出てきます。
スズキ、ハネ、セイゴなどスズキ類はこの空洞を行き来しているそうです。
ジェットボートでよく釣りに行く先輩が六甲アイランドの同じような空洞で観察したそうなので、たぶん間違ってはないと思います。
ワンポイントアドバイス
釣果情報は間違いなくフィッシングマックスさんの情報量が豊富です。
何が釣れているのか参考にするとよいでしょう。
でも、釣れた情報しか掲載しませんのでほとんどの方が釣れてないときでも、釣れた人の情報を載せるので、釣れるのだと錯覚するかもしれません。
釣果情報があるからと言って必ず釣れるとは限らないので、ご注意ください。
ここの釣り場も10月くらいから青物を狙われる方々がたくさん押し寄せますし、知名度もあるので大変混み合います。
秋のよく釣れる時期には混雑を避け、昼食前後の人が少ない時間が狙い目です。
混み合ってくると2m間隔くらいで竿が並びます。
トラブルにならないようにお互い譲りあって気持ちよく釣りを楽みましょう。