タモホルダーでランガンか
ふいに大物が釣れた時に手元にない!すくい上げようとしたときに、手が滑ってヤバかったなどタモを使う時にいろいろ問題はあります。常に体の近くに置いておきたいですが、邪魔になるので足元に置いてしまいます。シーバスのお兄さんのように背中や腰あたりに引っ掛けておきたい。今回はタモホルダーのお話です。
大きい魚がかかったがタモが届かない
いつもは釣れない大きな魚、気を抜いた時に限って釣れたりします。
タモ網は釣り座の近くに置いておくことが多いのですが、ポイントをいろいろ変えながら歩き回っているとき、タモが遠くて困ることがあります。
青物狙いのお兄さんがたがランディングネットを背負っているのを見て、自分もやっておけばよかったと思うことも。
逆にタモが近くにないお兄さんが50cmのマダイを掛けたときに、すくってあげたこともあります。
沖堤防なんかでたくさん人がいる場合は、隣の人が自主的にタモを入れてくれたり、お願いしたりして事なきを得ますが、人が少ない釣り場では一人ですべてを対応しなければなりません。
また、自分で釣った魚をすくおうとしたとき、魚に集中しすぎてタモを握った手を緩めてしまい、うっかり海へ落としてしまいそうになったことも何度かあります。
落としてしまったら大変です。
ランディングポールって自重500gを超えるし、水抜き用の穴が開いているので落としてしまったら海中深くすぐに沈んでしまうらしいです(うっかり落としてしまった人の話)。
タモ網は常に手元にあり、落下防止の対策が必要です。
常に持ち歩くためのプロックス タモホルダーライト
タモ網を背中や腰に引っ掛けて歩いている人をよく見ます。
どちらかというと腰にかけている方のほうが多いように思います。
おっちゃんは背中に手が届かないので腰派が多いのかな?〇十肩を患った私も背中に手が届かないので腰派ですね。
多くの方が使われているのがプロックスのタモホルダーライト。
私が使っているランディングポールはダイワなので、ダイワのランディングネットステーでもよいのですが、500円ほど安くて定評のPROXを選びました。
タモジョイントもPROXを使っているので、ホルダーもプロックスにしました。
プロックス タモホルダーライトの選び方
後になって気づきましたが、MサイズとSサイズがあります。ランディングポールの取付位置直径に合わせて選んでくださいね。
Sサイズ 23.6~29.0mm、Mサイズ 29.9~35.3mm
私のダイワ ランディングポールⅡ6mの取り付け位置の直径を測ってみました。
直径32mmだったのでMサイズがピッタリです。
取り付けも簡単タモホルダーライト
六角レンチ2.5m1つで取り付けられます。
六角レンチは付属しているので工具箱に六角レンチが入ってなくても大丈夫ですよ。
取扱説明書の通り作業を進めると10分ほどで完成します。
4か所のボルトを外すと、ホルダーが2つに分かれます。
内部はランディングポールを気づつず、滑らないようにゴムが貼り付けられています。
対角線上に4か所のボルトを少しずつ均等に締めこんでいきます。
程よく締めこんだ状態で、私の場合2mmほど隙間ができました。
ホルダーをもって回そうとしても回らないので、ガッチリホールドしてますね。
取り付けは完了です。
ベルトの腰にぶら下げてみた
最近釣りで使っているカメラ用ベルトのループホルダーにタモホルダーライトを引っ掛けてみました。
実際には自分の腰のあたりにかける感じです。
ランディングポール6m695g+プロマリンタモ網45cm145g+プロックスタモジョイント75g+プロックスタモホルダーライト70gを合わせて985gです。
ロッドとリールの2セット分あるので、それなりに重たいです。
長距離を移動するときはショルダーベルトのほうが良いかもしれませんが、少しづつ移動しながらの釣りなら自分の釣りスタイルに合わせて、背中でもいいし腰の部分でもよさそうですね。
タモをスッと取り出す動作はスムーズに行うことができました。
魚が掛かってもタモを探し回ることなくランディングできそうです。
私のランディングポールは少し長いので、もう少し低い位置にタモホルダーライトを取り付けた方がいいかもしれません。
何回か使ってみて調整します。
タモを海に落とさないためにマルチランディングホルダー
タモを海へ落としてしまうことがあるのか?
私自身はありませんが、私の知り合いにボートから落とした人がいます。
タモではないですが、竿が魚に引き込まれリールごと海へ落とされたことはあります。
その時はタモですくいあげたので回収できました。
タモですくったので...
タモがあれば海へ落としたものを回収できるのですが、タモを落としてしまったら回収できないんですよね~。
タモは基本的に片手で操作しますが非常に重い、雨が降っているときなどうっかり手を滑らせてしまうかもしれません。
落下防止の対策が必要です。
すぐに思いついたのが尻手ロープ、タモ用のものがないかと探したところ、イチバンエイトで見つけたのがゴールデンミーン マルチランディングホルダーです。
タモに巻き付け落下防止のスパイラルロープでベルトにカラビナをかけて固定します。
カラビナ部分と尻手ベルトはバックルで挿抜可能です。
これ1つあれば一応タモをぶら下げて歩くことができますが、私は落下防止の尻手ロープとして使うことにします。
こんな感じで使います。
実際に私のタモにつけてみました。バックル部分は少し固めです。
普段はプロックスのタモホルダーライトと併用するので、バックルにさして歩くことは無いかもしれませんが、腰にぶら下げて歩くときにバックルを締めると2点で固定されるのでタモの振れが抑えられ歩きやすくなります。
かなりいい感じで使えます。
同じゴールデンミーンのシリーズで、バックル部分がマグネットになったタイプもあります。
単独で使うならバックルタイプがしっかり固定できていいですが、タモホルダーライトと併用するなら簡単に取り外しができるマグネットタイプのほうが使いやすいかもしれませんね。
タモホルダーライトとマルチランディングホルダーのまとめ
魚以外で釣りあげたもの。
私はバケツ、スカリ。私の弟はルアーロッドを釣り上げたこともあるそうです。
ウキが流れているのもよく見ます。
タモがあれば仕掛けを落としても拾えます。
タモが落ちたら拾う手段がありません。
やはりタモを落とさない対策は必要ですよね。
私も今まではタモを落とさないように恐る恐る使っていましたが、ランディングホルダーで落下防止対策をするので、安心して使えそうです。
プロックスのタモホルダーライトで腰にタモを引っ掛け、場所をどんどん変えながら釣りを楽しみたいと思います。