PEラインが驚くほどスパスパ切れる!シマノ「スパシザーST」を2年使い込んだ本音インプレ

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皆さんは、堤防や釣り場でPEラインがなかなかスパッと切れず、イライラしてしまった経験はありませんか?

「ギザ刃のハサミを買ったのに、ラインが逃げて切り口がボサボサになる…」 「フィッシングプライヤーのカッター部分だと、細かい作業がしにくくて使いにくい…」

せっかくの楽しいソロフィッシングなのに、ラインを切るたびにストレスを感じるのはもったいないですよね。私も以前は、何個も安いハサミを買い漁っては「またダメか…」と現場でのイライラが募るばかりでした。

そんな私がたどり着いた「現場のノーストレスを約束してくれる究極の答え」が、シマノの「スパシザーST(CT-522Z)」です。

今回は、このハサミを阪神エリアの釣り場で2年間使い込んできた私が、その圧倒的な切れ味と使い心地を徹底解説します。これを知れば、次の釣行の仕掛け作りが驚くほど快適になりますよ!

目次

そもそも、なぜ普通のハサミではPEラインが切れないのか?

釣りを始めたばかりの頃、ナイロンラインやフロロカーボンラインを使っていた時は、100均のハサミでも十分に事足りていましたよね。しかし、強度が高くしなやかなPEラインをメインに使うようになると、状況は一変します。

  • 普通のハサミ: 繊維が滑ってしまい、刃の間にラインが逃げて噛み込んでしまう。
  • 一般的なPE用ハサミ: 刃がギザギザ(セレーション加工)になっていて実用レベルでは切れるが、「スパッ」とまではいかない。

現場でノーストレスな切れ味を求め、数々のハサミやプライヤーを試した末に出会ったのが「スパシザーST」でした。

プロックススプリットプライヤーは実用可のレベルですね
プロックススプリットプライヤーは実用可のレベルですね

シマノ「スパシザーST」のスペックと3つの大きな特長

シマノが誇る「スパシザーST」は、名前に“スパ”と付くだけあって、PEラインをカットするためだけに磨き上げられたような仕上がりです。まずは基本スペックをデータで確認してみましょう。

「スパシザーST」の基本仕様

項目スペック・特徴
型番CT-522Z(先鋭タイプ)
全長120mm(コンパクトボディー)
素材ステンレス(フッ素コート加工)
刃先形状ST(先鋭タイプ) / ※丸型のRT(ラウンドタイプ)もあり
カラーブラック、ライトグレーなど
使い込むだシマノ スパシザーST
使い込むだシマノ スパシザーST

特長1:極上の切れ味を生み出す「特殊ギザ刃」

独自の精密なギザ刃がPEラインの細い繊維をガッチリとホールドし、挟み込んだ瞬間に刃が押し切ります。ラインをピンと張った状態(テンションをかけた状態)でなくても、たるんだままのPEラインが「スパスパ」と切れるのは、今まで使ってきたハサミとは別次元の快感です。

特長2:耐久性を高める「フッ素コート」

刃の表面にはフッ素コートが施されており、渋い輝きを放つデザインがとても格好いいです。見た目だけでなく、サビや汚れに強い実戦仕様。私の愛用品は使い込んで少し汚れが目立ってきましたが、切れ味は驚くほど衰えていません。

特長3:繊細な作業に最適な「先鋭(ST)形状」

私が使っている「ST(先鋭)」タイプは、刃先が細く尖っています。安全性を最優先するなら丸型の「RT」タイプも選択肢に入りますが、アジやメバル、キスといった小型魚を狙うための繊細な仕掛け作りや、細かなパーツを切る作業には、この尖った先端が非常に重宝します。

2年間ガチ検証!実際に使ってわかったメリット・デメリット

ネットを見ただけでは分からない、阪神エリアの堤防や自宅での仕掛け作りで使い倒した「生のレビュー」をお届けします。

◎ 圧倒的なメリット:仕掛け作りにかかる全ての作業がこれ1丁で完結する

「PEラインがよく切れる」という点だけなら、タングステンカッター付きの高級なフィッシングプライヤーでも代用できるかもしれません。しかし、実際の釣り場や準備のシーンを思い出してみてください。釣りで切るものはPEラインだけではありませんよね。

  • フロロカーボンのリーダーやハリスのカット
  • 絡み防止パイプやビニールチューブの細密切断
  • 仕掛けパッケージの開封
  • 針を結んだ後の余り糸をミリ単位でカットする

これらの細かい作業は、大柄なプライヤー型カッターではどうしてもやりにくいものです。コンパクトで指先の延長のように動かせるスパシザーSTがあれば、手元がモタつくことなく作業がサクサク進みます。最悪、現場にナイフを忘れてしまった時には、小さな魚を締めるのにも使えます。

✕ 気になるデメリット:ハサミとしては少し高価&若干の握力が必要

釣具店で見かける普通のハサミと比べれば価格は高め(約2,000円〜)です。

また、PEラインを確実に押し切る構造上、刃の噛み合わせがタイトに作られています。そのため、少しだけ「握る力」が必要です。手の小さな女性や小さなお子様が長時間連続で使う場合、いや最近握力が落ちてきた私も、少し手が疲れやすいと感じるかもしれません。とはいえ、釣り場で仕掛けを組む時に数回チョキチョキ使う程度であれば、全く問題ないレベルです。

スパシザーSTに関するよくある質問(Q&A)

PEライン1号以下の細糸でもテンションなしで切れますか?

はい、問題なくスパスパ切れます。 0.3号や0.4号といったライトゲーム用の極細PEラインから、1号前後のシーバス・エギング用ラインまで、糸をピンと張らなくても刃を当てるだけで驚くほどキレイにカットできます。切り口が毛羽立つこともありません。

先鋭タイプの「ST」と、先丸タイプの「RT」はどちらを選べばいいですか?

私はSTしか持ってないのでRTについては想像ですが、細かい作業が多いならSTがおすすめです。 小さなお子様と一緒に釣りをする場合や、ベストのポケットに裸で忍ばせるような安全性を重視するなら、先端が丸い「RT」が安心です。一方で、小さなサビキ針やキス針の結び目を整えたり、細かなパーツをカットしたりする精密さを求めるなら、刃先がシャープな「ST」が圧倒的に使いやすいです。

フッ素コートは使っているうちに剥がれて錆びてしまいますか?

2年間の釣行(海水域含む)で使用していますが、汚れはついていますが目立ったサビは発生していません。 使用後に軽く水洗いして乾燥させるという最低限のメンテナンスはしていますが、耐久性は非常に高いです。多少の小傷は入りますが、切れ味への影響はほとんど感じられません。

ボロボロに見えてもまだまだスパッと切れます
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まとめ:シマノ「スパシザーST」は釣りの質を上げる名脇役!

最後に、シマノ「スパシザーST」のポイントを振り返ってみましょう。

  • テンション不要でPEラインがスパスパ切れる圧倒的な切れ味
  • フッ素コート&ステンレス製で、2年使っても衰えない高い耐久性
  • 細かな仕掛け作りやパーツカットに最適な先鋭ボディー
  • 価格は少し高めだが、現場でのストレスがゼロになるためコスパは抜群

絶対に買わないと釣りができないという必須アイテムではありません。しかし、一度この「ノーストレスな世界」を体験してしまうと、もう安いハサミには戻れなくなってしまいます。

道具にこだわるソロアングラーの皆さん、ぜひタックルボックスにこのハサミを忍ばせてみてください。手元が快適になれば、集中力が続き、次の釣行がもっともっと楽しく、素晴らしいものになりますよ!

皆さんの次の釣行が、最高の笑顔で溢れるものになりますように。

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