寒くなったら尼崎魚つり公園でエビ撒いてセイゴ

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今年初の尼崎魚つり公園。

早朝5時に起き朝食をとった後、ワークマンの上下一式をまとい、気温2℃のなか釣り道具をせっせと車に乗せ、フィッシングマックス武庫川店へ到着したのが午前6時半。

公園の開園時間7時まで30分ありました。

目次

初の本格エビ撒き釣り準備

これだけは硬く手を出すまいと考えていたエビ撒き釣りです。

理由はエサ代が高いから、と思っていましたが...

しかしよく考えると、フカセをするのだってマキエ、サシエ、オキアミを合わせるとかなりのお値段です。サビキにしてもアミエビ、よくロストするサビキ仕掛け、サビキカゴを合わせるとそこそこコストがかかります。エビクーラー、エビ撒き用の杓、エビをすくう網、通称ブクブクなるエアーポンプなど初期投資こそありますが、エビ撒き用のシラサエビは2~3時間なら2ハイ=1,000円ほどで十分だと思います。ということはほかの釣り方とほぼコストは同じくらいです。

いろいろ考えた結果、フィッシングマックスさんでEVAクーラー角エビショットトルネードネットともちろんシラサエビ2ハイを買いました。

エビクーラーは正月特価でいつもよりも25%ほど安くなっていたので、ラッキーでした。

エアーポンプは以前シラサエビを使ったときに買ったものがあったので、それを使うことにしました。

6時40分ころフィッシングマックスさんを出て、尼崎魚つり公園へ向かいました。

真冬なのに駐車場には車がいっぱい

7時少し前に釣り公園につきましたが、駐車場にはけっこう車が止まっています。釣り場への入り口にはすでに40人ほど並ばれています。

タチウオシーズン最盛期に比べると少ないものの、気温3℃ほどの朝っぱらから60代~70代のおっちゃんたち、よく来るものだと感心してしまいました。

ゲートのオープンまで5分程待ち、スタッフの方の誘導で順番に釣り桟橋へと向かいました。

混雑気味の尼崎魚つり公園名物エビ撒きつり開始

台座に着くと皆さん一斉にエビ撒き釣りの準備を開始されました。ほとんど90%以上はこの釣り方で、お子さんなどいらっしゃる方はサビキ仕掛けを準備していました。

大人はほぼ100%に近い方がエビ撒き釣りです。

私も新調したエビ撒きクラーの中を見て、シラサエビが元気に泳いでいるのを確認し釣り開始です。

若干、ウキ仕掛けを作るのにもたつき、他の人よりも5分ほど遅れて開始。

左側10mのところにで釣られているおじさんが、開始から10分ほどするとセイゴを釣り上げていました。タナがどれくらいなのか観察してましたが、ウキ止めの位置がいまいちわかりません。

しばらくすると、そのおじさんがまた釣り上げました。午前8時までに3,4匹釣ったと思います。

私は3ヒロほどのウキ止めを調整してあたりを待ちました。

準備万端のつもりが相次ぐトラブル

釣りにトラブルはつきものですが、事前に防げたはずが...

安物ナイロンラインの性能問題

今回は消耗品のナイロンラインを安く上げるために、600mで1,200円ほどのものを使ってみました。

この前にはヤマトヨテグス ライン ファメル スーパーソフトを使っていましたが、これと比べると雲泥の差、巻癖が最初からかなりついていて絡むからむ。

まあ、1/4の値段なのでここはこのラインに慣れるしかないと思い釣りを続けました。

リールのベール破損

次に発生したのがリールのベールがもとに戻らない現象でした。

4年ほど前に買ったダイワのリバティークライブ2500番ですが、荷物を詰めるときにどうやらベール部分に負荷がかかったようです。家に帰って分解してみると、ベールとスプールをつなぎとめる部分の中にバネがあるのですが、それが伸び切ってました。

修理しようとバネを伸ばしたり曲げたりしていて、バネが折れ結局修理不能となってしまいました。

皆さんリールは精密機器なので、丁寧に扱いましょう。

ブクブクとまる

ブクブクのエアーが止まっている。

エアーポンプの中を見てみると、劣化したゴムのポンプ部分(写真黄色い囲みの部分)が硬くなっていて、モーターの力が足りないようで止まってしまってました。

いたって簡単な構造です。

ゴムの部分交換か、モーターを少し強力なものに交換して修理できるか?

停まった時が釣り始めて2時間だったので、ブクブクなしでこのまま続行することにしました。

釣り再開かろうじてセイゴでボウズ逃れ

3時間経過時点、となりのおじさんもセイゴを2匹釣ってました。

釣り公園の利用時間4時間まであと1時間。

ちなみに、右隣のフカセ釣りの方はまったく反応なしで、むなしくマキエを撒いてましたが、ぼちゃん、ぼちゃんと1度に10投くらいずつ音を立てて投げ込むので、音で魚が逃げないかと心配してしまいました。

海水が濁ってましたが、チヌの反応もまったくなしでしたよ。

アタリがまったくないので、すこし作戦を変更し深いタナを狙うことにしました。

エビ撒きボールの登場です。

このカゴにシラサエビを5,6匹入れて、別の竿で釣りたいタナまで落とします。

大きくしゃくるとカゴを止めているフックが外れ、エビが放出される仕組みになっています。

これも以前買ったものが家にあったので、念のために持ってきていました。

残念ながらこの作戦も失敗。

再び、2.5ヒロにタナを戻して釣りました。

なぜ、2.5ヒロかというと、初心者の方のためにスタッフの方が、よく釣れているお兄さんにタナの深さを聞いてあげていたのを、聞き耳をたてて聞いていたからです。

ラスト40分の時にやっとウキが沈みました。

ふけたラインを巻き取り、合わせを入れると1.5号の磯竿が少し曲がりますが、引きの強さは弱く、もちろんドラグが鳴ることもありません。

水面に銀色の魚体が現れ、待望のセイゴであることがわかりました。

ハネを釣っている人もいらっしゃいましたが、小さいながら自分にとってはうれしい1匹となりました。サイズは27cm、小さいです。あとで、釣り公園の釣果を確認しましたが、セイゴが130匹、ハネ3匹、チヌ5匹が釣れていたようです。

更に追加の1匹を試みましたが、残念時間切れとなりました。

尼崎魚つり公園の釣果写真の撮影されている横を通り、帰路につきました。

今日の釣りデータ

ロッド:シマノ ホリデーISO 1.5号

リール:ダイワ リバティークラブ 2500番

ライン:ナイロン2号  ウキ :1号棒ウキ

オモリ:1号  ハリス:フロロカーボン1.5号

ハリ :活エビ6号  その他:ウキ止め、からまん棒

シラサエビ:2ハイ

天候 曇時々晴 気温 6℃ 風ほとんどなし

中潮 満潮11時

ウキが海中にスッと消えていく瞬間がたまりません。

エビ撒き釣り次回の釣行が楽しみです。

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