六甲山真夏の雪まつりと釣り堀
猛暑!真昼間から釣りに行く人はどうかしています。汗はダラダラ、体力消耗、熱中症間違いなし。それでもあなたは灼熱の釣り場に行きますか?
私ならもっと涼しいところを選びますよ。雪で涼しんだ後、釣りもできてしまう避暑地です。
六甲山カンツリーハウスを忘れてません?なんせ、地上より7℃も涼しいんですから。
釣り堀と言ってもかなり広い池です。述べ竿でのんびりコイ釣り楽しみましょう。
甲子園の開会式は見逃せません
2018/08/05(日)に標高850mに位置する六甲山カンツリーハウスに奥さんと小学生の娘と一緒に避暑に出かけました。
高校野球の100回大会の開会式があったので、松井秀喜さんが始球式するところまでは見たいと思い、皇太子様のご挨拶、ヘリコプターから落とされる始球式のボールを見ながら待っていました。
六甲山カンツリーハウスのオープンは10時、真夏の雪まつりも開催されているので、駐車場がいっぱいにならないかと心配しながら、10時30分予定とNHKのアナウンサーの方の言葉を信じ、待っていましたがなかなか始まりません。ようやく10時45分ころだったと思いますが、松井さんが始球式のボールをワンバウンドで投げ、両手で頭を抱える姿を見てすぐに出発しました。
今回は宝塚方面から六甲山へ上ることにしました。
11時ころの気温はすでに32℃、弁当とおやつを買って六甲山の道を六甲山カンツリーハウスを目指し上り始めました。
パンパンじゃがりこ
駐車場はかなり埋まっていて、地下駐車場の利用となりました。ちょと不便に思うかもしれませんが、直射日光が当たらないので帰るときにも車の中が熱くなりません。夏の暑い時期にはあえて地下駐車場を選んだほうが良いかもしれませんね。
ゲートには30名ほど並んでいましたが、中国人らしき人々もいらっしゃいました。片言の英語交じりにチケット売り場の方と話していましたが、なかなか通じずてこずっているようで、入場までに15分くらいかかってしまいました。
六甲山カンツリーハウスの入り口から階段を下りていくと、お店の前に雪がありました。
気温は27℃、下界よりはかなり涼しいですがそれでも太陽の光を浴びると暑いです。そんな中の雪、触ると最高に幸せな気分になります。少しの間この涼を楽しんだ後、時計を見るとすでに12時、昼ご飯の時間です。レジャーシートを敷いて、買ったお弁当を食べました。
一緒に買ったお菓子のパッケージが目に飛び込んできたときに、違和感を感じてしましました。
標高830mとなると気圧も下がっているようです。ご覧のとおり、じゃがりこのパッケージが膨らんでいました。オリンパスのカメラについた気圧計の数値を確認すると940mhp、この値が本当ならばかなり強い台風並みの気圧です。
ごはんの後は、中央の池に泳いでいるコイと戯れます。エサは自動販売機で100円で売られていますが、飼いならされたコイたち、エサをやるふりをするだけでこんなに群がってきます。
エサをやってないのにですよ。
水遊びと真夏の雪まつりなどイベント情報
涼を楽しむのにはやはり水遊びです。
幼稚園児の中に数人小学校高学年の子供でにぎわっていました。水の中のベンチに座って足を冷やすと最高に涼しさを満喫できます。
みなさん、ボートに乗ったり、楽しそうですね。
例年の1.4倍の140tの雪が盛られている2018年の真夏の雪まつり!
トキガミという宝探しのゲームも開催中です。30分以内に謎が解けるとお菓子の袋がもらえるそうですよ。
そのほか、流しそうめん、バーベキューなど盛りだくさんです。ひととおり楽しんだ後はパパのお楽しみ、釣り堀です。
リベンジなるか?コイの行方は?
14時頃、六甲山カンツリーハウスの東エリアにある池に向かいました。パッと見、30人くらいの方々が釣りを楽しまれています。
お~いきなり竹竿が曲がっている!小学生のお父さんが60cmくらいのコイをかけ、竹製のべ竿が曲がっているではありませんか!がぜんテンションがあがってきます。
過去2回失敗のコイ釣り、大金1,000円を払って竿をレンタルしました。少しわかりにくいですが、竹竿の先に太目の糸が結ばれ、棒ウキ、ハリスにオモリとハリが結ばれています。
エサはパンで固形石鹸くらいのサイズ分ついてきます。ビクも持たせてくれますが、使ったことはありません。タモは数が少ないので、すべての人が借りられるわけではありませんが、空いていれば借りることができますよ。
わが娘は、このタモで池の中をかき回し、ヌマエビ?とか小魚をすくって遊んでいました。
ここの釣り具、かなり雑です。ハッキリ言って、ハリはハリスにしっかり結ばれていません。しばらく釣りをしているとハリがハリスからすっぽ抜けます。そういえば、前回もハリが外れた記憶があります。今回初めて気づきました。
30分くらい釣りをしているとハリを結んでいるハリスがほどけ始めたのがわかり、一度ハリを外してハリスに自分でしっかりと結びなおしました。
シニアの方はしっかりシニアグラスかけて確認したほうが良いと思います。
コイを釣っていたお父さんの息子もヒット!
アタリはあるも釣れない時間が続いていましたが、対岸で来た時にコイを釣っていたお父さんの息子さんが竿を曲げて悪戦苦闘されていました。
この後、お父さんはさらに1匹追加していました。コイを釣っていたのはこのご家族くらいでしたね~。
すばらしい釣果です!私も負けてられません。
じっとウキを眺めながら、エサをちぎってコイを寄せたりしながらチャンスを待ちました。
ちなみに竿が曲がっていますが、魚がかかったわけではありません。手作り竿らしく最初から曲がってます。
2時間粘りに粘って帰宅予定の16時前、ブクブクと泡がウキに近づいてきました。
コイが放つサインです。ウキの下にコイがいるはずです。
その瞬間ウキがひったくられるように消し込みました。すかさず合わせを入れます!
あ~
すっぽ抜けました...
The End!
今回もコイを仕留めることはできませんでしたが、楽しむことができました。
駐車場から車を出し気温を見ると27℃、涼しいです。
下界に降りると34℃!
気温差7℃、避暑地を楽しむことができました。
真夏は六甲山カンツリーハウスに釣りに行くべき
やはりなんたって涼しいこと、地上は34℃なのに27℃です。
家のエアコンの設定温度28℃と変わりません。六甲山カンツリーハウスの一帯がエアコンの中にいるのと同じような涼しさです。
お子様も楽しめる施設、イベントが盛りだくさん。
お父さんは釣り堀で大物コイ釣り。
炎天下の南芦屋浜でのサビキ釣りも楽しいですが、涼しい避暑地でコイ釣りもなかなか楽しいものですよ。
夏バテ気味のかたは、六甲山での避暑がおすすめです。