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なぜ使ってなかったのか!タングステンシンカー

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ダイヤモンドに次ぐ硬さ

先日アジュール舞子の早い潮流の中で釣りをして、タングステンシンカーの良さがつくづくわかりました。今までは高価であることと、鉛とそれほど変わらないんじゃないかという先入観でほとんど使ていませんでした。いつも使っている人には当然何でしょうが、タングステンはいい!

軽くても流れが速い場所でも底が取れるし、驚くほど傷がつかないんです。

本格的に釣りを始めて今年が10年目、ちゃんと調べて分かったタングステンシンカーの良さについてまとめます。

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タングステンは重い

タングステンは持つと鉛に比べてかなり重いです。それもそのはず、鉛の1.7倍の比重です。金とほぼ同じくらいですね。金は金属の中でかなり重いと思っていましたが、それとほぼ同じなんです。

ちなみに、鉄って意外に軽いんですね。

材料名比重 g/cm3(20℃)
19.32
タングステン19.30
11.30~11.36
7.8

ちょうどよいサイズがなかったのですが、だいたい同じくらいの重さのオモリを比べてみました。

鉛のオモリは3号(11.25g)ですが、ちょっと基準よりも軽いですね?

パレットシンカーは5/16オンス(8.75g)のものです。

同じくらいの重さですが大きさを比べてみると、圧倒的にタングステンシンカーのほうが小さいです。

若干タングステンシンカー軽いですが小さい

比重から計算するとだいたい鉛の60%くらいの体積になりますね。実際に手で持つとずっしり重いです。

タングステンは硬い

重いってことは硬いのか?ですが、硬度表を比べてみるとタングステンって無茶苦茶硬いんです。硬度を比べる基準としてモース硬度というのがあります。

材料名モース硬度
2.5~3
タングステン
1.5
4~5
花崗岩
セメント
ダイヤモンド10

波止で釣りをしているとあまり意識することはないですが、波止を構成しているのはセメント(コンクリート)と花崗岩(敷石)ですよね。セメントは硬度が3、花崗岩は硬度が7です。

皆さんも経験があると思いますが、鉛のオモリを波止のコンクリートの上に落とすと潰れます。海の底に落として敷石の上を引きずると傷がつきます。そういうことなんです。

鉛ってとっても柔らかいんですよね。金よりも柔らかいのは意外でした。

先日アジュール舞子で使ったシンカーです。左の鉛素材のものはかなり傷がついています。それに比べ、タングステンシンカーは傷がついているように見えません。

鉛ズタズタ、タングステンは傷なし

実際にカッターナイフで切り付けてみるとよくわかります。

鉛はすぐに傷がつきます。爪で引っ搔いても傷がつくので当然ですね。

無茶苦茶柔らかい鉛

それに比べタングステンは硬い。まったくカッターナイフの刃で傷をつけることができません。

無茶苦茶硬いタングステン

ダイヤモンドの10に次ぐ9の硬度、納得です。

タングステンは錆びない

正確には変色しないというのが正しいかもしれません。

鉄は皆さんご存じの通り海水につけておくと赤い錆が浮き上がってきます。中まで侵食してぼろぼろになります。

鉛は錆が表面にとどまり、それが被膜となって中までは侵食されないようですが、表面の色は変わります。

左新品の鉛、中央は数回海釣りで使った鉛、タングステン

タングステンは若干くすんでいるように見えますが、ほぼ変わりません。

右数回使ったもの、左未使用

海水での対腐食という点でも優れています。

ただしタングステンは高い

どの釣具屋さんへ行っても、ネットを探しても、鉛のオモリより安いところはありません。当然ですが。

例えばジャングルジムのビーンズ、鉛は4個で432円(2021/01/09現在)、1個当たり108円。

タングステンのビーンズになると、3個で693円(2021/01/09現在)、1個当たり231円です。

2倍以上の価格になります。

この価格の違い以上にメリットがあるかどうか?

タングステンをおすすめする人

釣りを始めたころに比べると、オモリをロストすることが少なくなってきました。

欲張って複数本の竿を使うこともなくなり、1本持ちにしたのでオモリの動きをリアルタイムで分かるようになりました。また、オモリが着底するとすぐに底を切るように、根掛かり回避のための動作もしています。自然にそんな動作が身についてきました。

昔は頻繁にオモリをロストし、しょっちゅう買い足していましたが、最近はロストしないので同じサイズのオモリを買うことは少なくなりました。

オモリのロスト回避行動ができるようになったので、高価なタングステンのシンカーを使ってもいいかと思い始めたところです。

比重が重たくシルエットがコンパクトなので、より遠くへキャストすることができ、流れが速い場所でも潮を受ける面積が少ないので流されにくいです。

敷石の凹凸が鮮明に手に伝わってき来るので、引っ掛かりそうになったら即あおって根掛かり回避。非常に硬い素材なので、鉛のように形が変形して岩の間に挟まることも少なく、傷がつきにくく錆びにくい、言うことなしです。

タングステンをおすすめできる人の条件

  1. 根魚を狙って海底を攻める人
  2. ロッド(竿)は常に手に持ち海底の状況を把握ができる人
  3. 最近シンカーを買う機会が減った人
  4. 新たな釣りを模索している人

実際にはほとんどの方が、この条件を満たしているのではないかと思います。

であれば、鉛の2倍以上の価格ですが、良いことばかりのタングステンを使ったほうがいいですよね。

ロックフィッシュ以外でも使われています

価格以外はいいことずくめのタングステン素材のオモリ、ロックフィッシュゲーム以外でも使われています。

よく使われているのはメタルジグのTGですよね。私がよく使っているメジャークラフトさんのものはたくさんの種類があります。私は今まで使っていませんでしたが、タングステンの特性を知ってしまったので、試してみようと思います。

ジグヘッドもタングステンの製品があります。深場を攻めるときによさそうですね。

エギング、船のオモリ、投げ釣りのオモリ、ワカサギ用のオモリでも使われていますね。

投げ釣りでは海底の状況を探ってポイントを見つけるのに有効ですね。ただし、投げ釣り用のオモリは25号とか30号とか重いので、1個で2千円は軽く超えます。無くすと泣きそうですね。

硬い素材を活かして電気ドリルのドリル部分にタングステンが使われたりもしています。

そのほか、指輪とか、ダーツとかいろいろあるみたいですね。

タングステンシンカーのまとめ

初心者から抜け出し釣りに慣れてきた方にはおすすめです。鉛のシンカーでも海底の状況が読み取れるなら、タングステンシンカーの性能の恩恵を受けること間違いなし。

また、同じ重さの鉛に比べシンカーのシルエットを小さくできるので、早い潮対策としても非常に有効です。私自身今まで使ってなかったことを少し後悔しています。

対腐食性のが高く、傷がつきにくい素材なので、少々価格が高くても長く使うことができるので、結果的にはコストパフォーマンスがよさそうです。

いつまでもピカピカなシンカーを使えること自体うれしいです。

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