ダイワ レブロス3012
最近5年ほど使っていたリールをコンクリートの上に落としてしまい、壊してしまいました。
お手頃価格のリールが無いか探していたところ、ダイワのレブロスがお手軽価格で良さそうなので買ってみました。数回使った感想を中心にレビューしてみたいと思います。
私が買ったのはダイワ 15レブロス3012Hです。
上位機種手前のリーズナブルながら高機能リール
ダイワのリールサイトを見ると汎用リールの中には2種類あります。
価格が表示されているものとオープンと価格表示されているもの。
レブロスはギリ価格が表示されている汎用スピニングリールです。
私の上位機種の基準、マグシールド、ATDはついていません。
でも、エアローター、デジギヤIIなど標準的な機能を搭載しています。
見た目もかっこいいし、交換スプールもあるようなので、PEラインでもナイロンラインでもどちらでも使え、タチウオ釣り、ロックフィッシュ、フカセ釣りなどいろいろ使うシチュエーションがありそうです。
15レブロスのスペック
箱のスペックを見てみると見た目もそうですが、ちょっと太目な感じです。
自重295g、私が買ったのはハイギアタイプなので、ギア比5.6:1で1巻きあたり95cmです。
普通の3000番はギア比4.7:1で、1巻きあたり79cmです。
最大ドラグ力は6kgはチヌやタチウオ、サゴシなど余裕でコントロールできそうです。
ボールベアリング4個、ローラーベアリング1個。
ナイロンラインなら4号まで、PEラインなら1.5号まで使えます。
■トーナメントドラグ
魚の引きに合わせて滑らかに作動してラインブレイクを防ぐシステムらしいですが、ちょっと技術的には古くなったものらしいです。
これが進化してトーナメントドラグ⇒UTD(アルティメットトーナメントドラグ)⇒ATD(オートマチックドラグシステム)となっているようですね。
ちなみに私が持っているディースマーツはATDですが、いまだ違いがよく分かっていません。
■エアローター
ディースマーツでその形に慣れましたが、独特の形状です。
■エアベール
この形によって、ラインのひっかかりを軽減するそうです
中空構造のパイプは強度が高く、衝撃により強くなったそうですよ。
■アルミスプール
DS4とよばれるファイバー強化特殊プラスティックを使っています。
■ABS II
スプールを逆テーパーにすることで、バックラッシュなどのライントラブルを激減する仕組みだそうです。
デジギヤII、クロスラップ、ツイストバスターIIなど他にもたくさんありますが、詳しくはダイワのWebサイトでご確認ください。
そのほかのアングルから
最近よく使っているリールが2500番台なので、3000番は全体的にすこし大きい感じがします。
若干重量感あり。裏から見るとダイワのロゴ、ベトナム製ですね。
後ろから見た感じです。
ブラック、ゴールド、シルバーのコントラストがかっこいいです。汎用廉価版のリールですが、高級そうに見えます。
交換用スプールを買えばPEもナイロンラインも使えます
夕方ジグヘッドのワインドタチウオ、日が暮れたらウキ仕掛けに変えてタチウオ狙い。
ワインドはPEラインだけど、夜はナイロンラインに変えたいときに、リール2つを持っていくのは面倒です。
そんなときには、スプールを交換でPEラインとナイロンラインを切り替えましょう。
ナイロンラインにするとPEラインよりも太くなるので、もう少し長く巻きたいなら、スプールを互換性がある3000番用にするといいかもしれません。
15レブロス3012を使ってみた感想
買って間もないのであまり使った感想が見つからないのですが、磯竿に取り付けてみましたが予想外に軽いように思いました。
巻きの速さはハイギアだけあって、今まで使っていたものよりもラインの回収が早くできるように思います。
エアローター、エアベールが貢献しているのか、やはり巻き心地が良いです。
ドラグ性能はまだ未体験。15レブロスではドラグが鳴るほどの大きな魚はまだ釣れてませんので。
90cmくらいのタチウオ釣りくらいならドラグ滑ることはないですね。大きい青物が釣れたなら別でしょうが。
定価9,000円、実売価格6千円台ですよ。
2020年に新しく20レブロスが登場したので、在庫が少ない番数は価格が上昇しています。
また、売り切りしたい番数はかなりお安くなっています。
ラインローラー部にはベアリングが入っていませんが、簡単に追加して性能アップできますよ。長く使いたいなら改造してみましょう。
気軽に楽しみたい方にはおすすめです。