キーワードはデッドスロー
メバリング、初心者にはちょっとハードル高い釣り方に思えますが、メバルがいる場所なら釣り方はとても簡単です。ロッドにリール、フロートリグ(シャローフリーク)にジグヘッド、ワームで釣れてしまいます。メバリング初心者の私が言うのだから間違いありません。
今回はメバリングって無茶苦茶面白いやんと思った釣行でした。
デッドスローナイトメバリングの準備
少しでも釣りをしたことがある方は、フロートリグを使ったメバリングは簡単にできます。
必要なのは柔らかめのロッド(竿)です。メバリングロッドを使っている人が多いようですが、アジングロッドでも、柔らかめのシーバスロッドでも大丈夫です。
私は、シマノ フリーゲームS76UL-4を使いました。
フロートリグ(ウキ)を投げるので、その重さに耐えられるものです。
今回はがまかつ提供の釣り番組フィッシングライフでおなじみ藤原真一郎さんが考案されたシャローフリークを使いました。
例えば、シャローフリークの重さが7.5gなら10gくらいのルアーが投げられるロッドが良いですね。
少し遠くに投げるので、ロッドの長さも7ft(2.1m)から8ft(2.4m)くらいのものが良いと思います。リールは2000番くらいでラインはPEラインの0.4号とか0.6号とか細いもの。
リーダーは1.5号のフロロカーボンを60cm~100cmくらいです。
ターゲットは浮いているメバル
フロートリグの下にぶら下がるようにジグヘッドに付けたワームを泳がすので、あまり長くなくていいです。
自分が投げたフロートリグが真っ暗な中では見えないので、ちょっとした工夫ですがケミホタルをフロートリグの下に挟みました。
PEラインとリーダーはトリプルエイトノットで締めこみ、リーダーの端にケミホタル、シャローフリークを結びました。
世の中ではFシステムと呼ばれてますね。
フロートリグを使ったデッドスローメバリングのやり方
5月2日の晩のメバリングは不発に終わり、5月3日のメバリングでは弟からのキーワード、デッドスローを頭に叩き込み、前日と同じポイントに20時頃に入りました。
デッドスローといっても、ゆーっくり巻くだけです。2秒でリールのハンドルを1回転させるペースでやりました。
ワームはゆっくり巻いてもピロピロと尻尾を振るエコギアのアジ職人アジマストUVクリア2インチを0.4gのジグヘッドに刺しました。
ヘッドライトを付けて、月の明かりで少しだけ明るい海面にシャローフリークを投げ込みます。
ケミホタルが光っているので大体どのあたりに飛んだのかは確認できます。
ゆーっくり、焦らずメバルのあたりを待ちます。
3投目で早くもあたりあり。竿先がたたかれます。リールを巻くとロッドの胴部分にしっかりと重みがのしかかりました。
岸から20m付近で喰ってきましたが、足元10mくらいのところでフックが外れ最初のヒットは逃してしまいました。
10分後、同じところの海面を流していると、まずまずのあたりがありました。今度はフックが外れるのを防ぐために合わせを入れ、早くもなく遅くもないスピードで巻き取ると、小さめのメバルが掛かっていました。
体長14cmくらいの白メバル?だと思います。
こいつは小さいのでリリースです。上あごに綺麗にフックが貫通しています。上出来です。
フロートリグの良いところは海面下、決まった深さを攻められることですね。あれこれ考えずにゆっくり引くだけです。
弟曰く、
今回行った釣り場では、同じ仕掛けで30cmくらいのマダイも釣れることがあり、ひったくるように引くのでメバリングロッドでやっと対応できる。
そうです。
ちょっとだけ、マダイも期待していましたが...
持ち帰りサイズは20cm超えの白メバル
その後も、3回ほどアジ職人にかじりついたようですが、フッキングはうまくいきません。ちょっと早く合わせすぎたようにも思います。
メバリングポイントは幅が50mくらいあり、あたりがなければ釣り座を移動し、ヘッドライトで海の様子を確認してからキャスティングを繰り返します。
弟に教わったとおりデッドスローでゆっくり巻いていきます。
21時前についにやってきました、けっこういいサイズです。まあまあ重い!喰いこんだ後一応合わせは入れたので、フックが外れることは無いと思いますが、テンションが抜けないようにロッドを立てて巻き巻き。
引き寄せて抜きあげました。去年の暮れに買ったタモは今回も出番なしじゃ~。
いいサイズのシロメバルです。
家に帰って計測してみると21cmありましたよ。
その後1時間ほど粘りましたが、アタリなく広島でのGWメバリングは終了といたしました。
メバリングの釣行データとタックル
【釣行時間】 釣行時間20:00~22:00頃。
【天気】天候 晴れ 気温16℃。無風。
【潮】大潮 満潮21:57 潮の流れは緩い
【タックル】
ロッドはシマノのフリーゲームS76UL-4。
テレスコタイプですが、思ったよりもフニャフニャしてませんよ。
ガイドがずれることもあまりありません。
リールはダイワのディースマーツ2506です。高性能ですがメルカリで買ったので安かったです。
ラインはBerkley Super FireLine0.5号。
フロートリグはアルカジックジャパンの7.5gです。
3年前に買ってあまり使ってなかったんですが、今回出番がきましたね。
Fシステムをつくりのもめんどくさいし、暗い中でもフロートリグがどこにあるのか知りたい人はシャローフリーク プチを使ってみましょう。
使い方は簡単ですリーダーにシャローフリーク プチをひっかけて固定するだけ。
フロートの上にケミホタル20を装着して使えます。無茶苦茶便利ですね。
ジグヘッドは0.4g、自分が使っているのとはちょっと違いますが、オーナー メバル弾丸 0.4gが良さそうですね。
これにメバル職人ではなく、今回はエコギアのアジ職人アジマストUVクリア です。
特におすすめはシマノのフリーゲームです。電車や自転車、バイクでサクッと釣り場に行って、さっと片付けて帰れますので私のお気に入りです。
初心者の皆さんも超楽しいメバリング始めてみませんか?私は病みつきになりそうです。