クールラインα ライトソルトGU1000X LS
ダイワのクールラインα ライトソルトGU1000X LSがとても使い勝手が良いのでご紹介します。クーラーボックス自体、蓋が両開きになっていたり、保温力を保ったまま魚を投入できる小窓もついています。最初からついてくる竿立て、小物入れ、そのほかプルーフケース、ドリンクホルダーやなどのオプションが豊富です。
なぜクールラインα ライトソルトGU1000X LSを買ったのか
最近電車釣行が多く、ダイワのソフトクール800を使っていますが、夏場になると少し容量と保冷力が物足りない。
クーラーバッグを冷やすためのペットボトル氷を2本入れると残りはペットボトル4本分。
給水用のペットボトルを2本入れ、虫エサの箱を入れるとほぼ満杯状態で、キスが釣れても10匹ほどでいっぱいになります。
実際のところ、キスが釣れないので滅多にいっぱいになることは無いのですが、それでももう少し余裕が欲しいところ。
また、釣れた魚をソフトクール800に入れるときに、上部の蓋をすべて開く必要があり、せっかくの冷気が逃げてしまいます。
購入のポイントは3点
- 夏場にキスを20匹持って帰れる
- 給水用のペットボトルを2本追加できる
- 保冷力があり冷気をなるべく逃がさない
そこでかっこよくて、保冷力がそこそこあり、水分補給のためのペットボトルをソフトクール800より2本多く持って行けるダイワ クールラインα ライトソルトGU1000X LSを買いました。
クールラインα ライトソルトGU1000X LSレビュー
まずはソフトクール800とのサイズの違いです。
見た目10Lと8Lの違いですが、ハードタイプはソフトタイプよりもだいぶゴッつい感じです。
もちろんハードタイプのクールラインαは座ることができます。
外観も真っ白ではなくベージュはおしゃれでしょ!
そのほか1000には、マゼンダ、グリーン、グレー、エメラルドがあります。
両開きの蓋はそのまま外せる小窓付き
蓋は両開きになっているので、波止で反対側の釣り座に移動したときでも、クーラーボックスを回転させずに済みます。
もちろん、ハンドルも180度可動しますよ。
蓋には小さ目の投入口が付いているので、釣った魚を入れるときに冷気を逃しません。
地味に感動するのが、エアーポンプのホースを通す穴が付いているところ。
秋になったらアジなど生きエサ用のクーラーボックスとして使うことができます。
クールラインαのショルダーベルトはパッドなし
ショルダーベルトは付属していたのですが、割と簡単に取り外しできるようになっていました。
また、ベルトにパッドが付いていないことを考えると、このクーラーボックスは基本的にはベルトで持ち運ばないのが前提なのかもしれません。
確かに、軽いとはいえ自重2.3kg、ほとんどの時間は地面に置いてますね。
ランガン時もハンドルを持って歩くことが多いと思いますので、長距離を歩くときの補助くらいと考えたほうがよさそうです。
クールラインα ライトソルトに付属の竿立てと小物入れ装着
クールラインα IIIとクールラインαライトソルトの違いは付属品の竿立てと小物入れが付属しているかどうかです。
竿立てにはライトロッドを立てることができます。
シーバスロッドなど長めのロッドには向いていませんよ、クールラインα ライトソルトですから。
小物入れにはフィッシュグリップやプライヤーを入れたり、使用したルアーを引っかけたりできるので便利です。
竿立ての取り付け方と使い方
竿立ては2つ付属しています。
竿立ての裏面に仮止め用の両面テープが貼り付けられているので、それを剥がしてクーラーボックスの取り付けたい位置に貼り付けます。
私は取付可能な上方ギリギリに固定しました。
付属のネジ6本で固定します。
竿立ての底は開くようになっていて、グリップエンドが長めのロッドでも入れられるようになっています。
竿立ての底から地面までの距離を稼ぐために、なるべく上のほうに装着したんです。
小物入れの取り付け方と使い方
小物入れは中心より少し寄せて取り付けました。
将来的には小さ目のシンカーホルダーか何かをつけようと思っています。
小物入れには仕切り板があり、分割して使うことができます。
フィッシュグリップとプライヤーを入れようと思っています。
CPふんばるマンですべり防止
釣り場をいろいろ歩き回っていると、地面が少し斜めになっていたりすることもあります。
船釣りはしませんが、船釣りをする方はもちろん波に揺られて床が斜めになりますよね。
そんなときのすべり止めがCPふんばるマンです。
ダイワのクーラーボックスに取り付け可能で2種類ありますが、クールラインα ライトソルトには型番885072を使います。
バーコードの下6桁が型番です。
クーラーボックス底の足にピッタリの形状なのではめ込み、付属のネジで固定してやると出来上がり。
地面に直置きすると、プラスティックの足がだんだん削れてくるので、劣化防止にも役立ちます。
ただし、価格が少し高めなのでこの半分くらいの価格ならうれしいのですが...
竿立て(CPスタンドαブラック)が欲しいが
せっかくなのでクールラインα ライトソルト用の竿立てが欲しいところですが、専用のCPスタンドαをさらに買うのは予算オーバー。
いずれは取り付けたいのですが、今回は代用品で我慢します。
以前買ったベルモントのショートライトロッドスタンドを利用することにします。
サーフで砂に刺して使うものなので、先端がとがっています。
竿立ての底にとがった先端がちょうどハマる穴が開いているので、下はその穴に固定。
上部の固定には結束バンドとマジックテープを使います。
蓋の下、ハンドルの横にちょうど結束バンドを通せる穴が開いているんです。
結束バンドを通し、マジックテープを固定し、ベルモントのショートライトロッドスタンドを固定すると竿立ての完成です。
かなりしっかりしているので、ショアジギングロッドくらいなら問題なく使えます。
また、サーフなら従来の使い方どおり砂に埋め込んで置き竿にして、クーラーボックスに座ってアタリを待つこともできるし、使い勝手はかなり良いです。
クールラインα ライトソルトGU1000X LSの保冷力
8月真夏の炎天下気温35℃、GU1000X LSに600mlのペットボトル氷2本と、常温の水道水を入れた500mlペットボトル2本を入れ、6時間放置しました。
朝8時半ころですでに28℃、この時は日陰でしたがだんだん直射日光が当たり始めます。
10時半には直射日光があたり、クーラーボックスの上の温度は50℃を超えていました。
ペットボトル氷は3/4くらいの大きさになっていました。
クーラーボックスの中の気温は27℃くらい、直射日光があたるとちょっと高めです。
蓋にタオルを掛けると24℃くらいに下がりましたが、他にも対策が必要です。
14時過ぎまでの6時間で氷は1/3くらいまで減っていました。
水分補給用のペットボトルの水は、ペットボトル氷の横に置いていたこともあり、かなりひんやり冷えていました。
今回はクーラーボックスの中は半分空間ができた状態でしたが、魚を釣ってびっしり隙間なくすると内部の温度を冷たくキープすることができると思いますよ。
釣れない人はおやつとか、タオルとか餌箱とかいろいろ詰めて隙間をなくすようにするのがいいかもしれませんね。
クーラーボックスの小窓投入口にナイロン袋をセット
クーラーボックスのフタにある小窓投入口から魚を入れるときに、受けるビニール袋を固定する方法をいろいろ考えた結果、ダイソーの貼ってはがせるシートフックが最適だという結論に至りました。
クーラーボックスの内部に穴をあけて金属ネジ式のフックを取り付けることも考えましたが、内側に穴をあけるのがちょっと嫌だったし、魚の釣れ具合によっては、袋のサイズを変更することもあるので、取り外しが簡単にできる物を選びました。
シートフックをビニール袋のサイズに合わせてクーラーボックスの内側に貼り付け、輪ゴムで固定してやりました。
輪ゴムをギュッとしめると、シートフックがポロリととれるので、私が選んだ耐荷重量300gものではなく、1.5kgとかもっと大きい耐荷重量の物を選ぶほうが良いと思います。
小窓を開けてキスを入れて問題なく使うことができたので、この方法で問題ないことを確認済みです。
手間がかからず、簡単にできるのでおすすめですよ。
オプションでもっと便利にできそうです
その他のオプションもいろいろあります。
おにぎりやおやつなど入れたりできるプルーフケース PC-816。
休憩するときにはCPドリンクホルダー。
タオルやビニール袋を掛けたり、餌箱を掛けたりもできるCPハンガー。
ただし強力な両面テープをくっつけるタイプなので、あまり重いものを掛けるのには向いてないようです。
釣具屋さんではシンカーホルダーも置いてありました。
いろいろ改造して楽しめるダイワのクーラーボックス、自分好みにカスタマイズしてみてください。