
タモの柄選び
個人的には滅多に使うことがなタモ網。実は、自分で使ったよりも他の人のヘルプで使ったことのほうが多いです。使ったのはマダイ50cm、エイ70cm?、サビキ仕掛けに掛かって困っていた人のボラなどいろいろ。また、ランディングポール(タモ)の長さが足りなくて、大きな魚を逃してしまった経験もあります。せっかく足元まで引き寄せたコブダイにぎりぎり網が届いたけど、半分網に入ったところで逃げてしましました。
長さで悔しい思いをしたりしないように、また使いやすいものがどれなのか検証結果をまとめてみました。
す。
ランディングポール?呼び方いろいろ3種類
釣り場に行くと皆さんタモ、玉網、たもと呼んでいるので、昔はその柄のことをタモの柄だと思っていました。
商品によって呼び方がいろいろあり、だいたい3つの呼び方で呼ばれているようです。
- タモの柄
- ランディングシャフト
- ランディングポール
一番多いのがタモの柄、次にランディングシャフト、ランディングポールと続きますが、今回は釣り場でよく聞くタモの柄と呼ぶことにします。
各社の呼び方は?
| 呼び方 | 社名 |
|---|---|
| ランディングシャフト | シマノ、アルファタックル、メジャークラフト |
| ランディングポール | ダイワ |
| 玉の柄 | プロックス、廉価版販売の会社 |
| キャッチバー | テイルウォーク |
全般的にはタモの柄、ルアー系の用品にはランディングシャフトという言い方が多いように思います。
今回選ぶタモの柄の長さ、価格、仕舞寸の決め方
普段は使っているは4.5mのタモで、たいていの波止では対応可能ですが、どうしても届かないときがあります。
アジュール舞子、南芦屋浜ベランダは届きません。
武庫川一文字の外向きなら6m。
取り回しの不便さ、伸ばした時にしなってしまい扱いにくいことなども考慮した結果、6mの物を選ぶことにしました。
持ち運びは背負うか、ベルトの横にひっかけることを考え、仕舞寸は70㎝前後のものです。
実際に釣具店でも物は見てみましたよ。
仕舞寸が短いものは今まで使っていたタモの柄よりも握る部分が太く、想像していたコンパクトな印象とはかけ離れていました。
かといって、あまり短いと継数が多くなりフニャフニャ感がでてきそうなので、70cm前後のものを探しました。
価格は一番の決め手、機能性を満たした最低限の費用で抑えられるもの、1万円を少しこえるくらい!仕舞寸1m超えならばもっと安いものを選ぶことはできるのですが、携帯性とのバランスでこの値段までは頑張ろうと思って決めました。
最終候補は3つプロックス、アルファタックル、ダイワ
最終候補は見た目、口コミなどで判断しました。最終選考の3本のスペックは以下の表のとおりです。
| ダイワ ランディングポールII | ダイワ マルチ ランディングポール | プロックス ホルダーアームTE | アルファタックル ランディングギア シャフト | ||
| 全長 | 6.04m | 6.00m | 6.00m | 6.00m | |
| 仕舞寸法 | 81.0cm | 77.5cm | 69.0cm | 66.0cm | |
| 先径 | 12.5mm | 16.4mm | 13.2mm | 11.3mm | |
| 元径 | 32.0mm | 32.8mm | 32.0mm | 33.5mm | |
| 継数 | 9本 | 9本 | 11本 | 11本 | |
| 自量 | 695g | 595g | 557g | 620g | |
| 素材 | カーボン60% | カーボン90% | カーボン92% | カーボン40%/グラス60% |
アマゾンで皆さんが投稿した口コミを参考にしました。
ダイワ ランディングポールII
全般的に口コミは良いです。仕舞寸が他の2点よりも長く継数が2本少ないので、伸ばしてもシャキッリしています。心配していたグニャグニャ感はありませんよ。
ダイワ マルチ ランディングポール
2024年に発売開始されたモデルで、ランディングポールⅡより洗練されているのでこちらをおすすめ。
プロックス ホルダーアームTE
けっこうすぐに壊れたとの口コミが多く、気になるところ。
カーボン含有率が他の2本よりも高く、ハリがありそうなのですが、口コミの壊れたが気になって落選です。
アルファタックル ランディングギア シャフト
仕舞寸が最も短いですが元径が最も太く、イチバンエイトで持ってみたときにも短い分太く感じました。
少しやわらかいという意見があります。
元径が一番太いですが先径も一番細く、やはり耐久性が気になるところ。それで落選です。
ダイワ ランディングポールIIに決定
積極的にこのダイワ ランディングポールⅡを選んだわけではありませんが、消去法の結果今回はこれになりました。
それで、amazonをポチッと選んだわけです。
amazon から送られてきたケースには60と書かれています。
6mの意味ですね。

パッケージを開けると中から出てきたのは、網目模様の見た目かっこいい素材で覆われたポールです。御多分に漏れず、値段からしてこれもやはり中国製です。

グリップ部分は滑りにくい素材になっていて、私が今使っている安いポールとは違い、握ってみると滑りません。

先端の伸びる部分は細くもなく太くも無く、スムーズに伸びました。

やはり80㎝はすこし長いかな~と感じますが、背負って釣り場を移動すれば、問題ないレベルの長さです。

腰にひっかけて移動するならプロックスのタモホルダーライトが便利です。

機動性を向上させる追加アイテム
このポールに45㎝のアミを取り付けると120cmを超えます。車のラゲッジスペースには斜めに立てないと収まりません。せっかく短いポールにしたのでもう少しコンパクトに持ち歩きたいし、車のラゲッジスペースにも横にして入れたいです。
網の部分が折りたためればコンパクトになりますね。皆さんよく使っているプロックスのタモジョイントを私も買いました。
こいつを付けると、仕舞寸80cmプラス数センチまでのサイズになり、車のトランクにも横向けでおさまり、タモを背負っても背中に収まりますね。
機動性抜群、ランガン必須アイテムです。

3代目ランディングポール選びのまとめ
大きな魚を釣って取り込みをする姿はかっこよく、初心者にはあこがれの光景です。
ランディングまでできる釣りができるということは、釣りが旨くなっている証しだと思っているのは私だけでしょうか?
釣り関連のテレビ番組でも磯釣りでグレを釣ってランディング、波止でチヌを仕留めてランディング。
もっとも絵になる光景です。
今年こと、毎回の釣行でランディング!いや、2回に1回...無理か?
年に3回のランディング目指して釣りに出かけたいと思います。


