ルアーのパーツとメンテナンス
ルアーを構成している部品は本体、フック(フロント、リア)、スプリットリング(丸い輪っか)です。
使っているうちに本体の塗装がはがれ、フックが錆びたり針先がつぶれてしまったりします。
本体の塗装剥がれを修復するための色塗りをすることは無いですが、フックを交換したり、針先をとがらせたりするメンテナンスは時々行います。
フックいろいろ
シングルフック、ダブルフック、トリプルフック(トレブルフック)があります。
主にシングルとトリプルフックを中心に使いますが、海底付近を狙う時には、ダブルフックにして底に引っかからないようにしたりします。
![フックいろいろ](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/09/P9130136_R.jpg)
フックの返しが無いバーブレスと呼ばれるものもあります。
![左がバーブレス](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/09/P9130147_R.jpg)
返しが無いので魚にダメージを与えにくく、リリースを前提に釣るときや、手返しを早く釣りたいときなどに使います。
ラインのテンションが下がるとすぐに抜けるので、バーブレスを使う時には注意が必要です。
フックが錆びたり先がつぶれた時
下の写真はトリプルフックの先がつぶれたケースです。返しの部分もつぶれています。
こんな場合は、シャープナーで先を研いでとがらせます。
![いつの間にか先がつぶれている](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/09/fuk1_R.jpg)
私が使っているのはスミスのダブルダイヤモンドシャープナーです。
比較的安く、表面(中)、裏面(細)のダイヤモンドヤスリが塗装されています。
フックが曲がったときにもとに戻すステンレスパイプまでついている優れものです。
これで潰れた部分を削ってとがらせます。
![スミスのダブルダイヤモンドシャープナー](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/09/P_20200910_071137_R.jpg)
針を指先に当てて尖り具合を確認しながら削っていくと、元通りにはなりませんが、ほぼ復活します。
![微妙な写真になってしまった](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/09/SP9130145_R.jpg)
返し部分の復活は無理ですね。
![](https://okirakubito.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
フックの交換
錆がひどくなったり、先がつぶれて復旧不可能になったりすると、フック自体交換します。
![フックいろいろ](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/09/P_20200913_084647_R.jpg)
スプリットリングの部分を外すには専用の道具があったほうが便利です。
私はPEラインも切れるスプリットプライヤーを持ち歩いていますよ。
![ルアーだけならこのハサミで十分](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/09/P_20200910_071037_R.jpg)
フックの状態によりバラシが多発したりするので、こまめにチェックをしています。
まとめ
釣れるかどうかは場所取り60%、運が30%、腕が10%くらいかな?
時々、腕の差を感じるときはありますが、良い場所に入れたら釣れます。
メタルジグのお供にジギングサビキを1つ持っていけば、サバとかアジとかついでに釣ることができて暇つぶしになります。
![](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/07/P_20190809_055348_R-1.jpg)
![](https://okirakubito.com/wp-content/uploads/2020/08/P_20200515_134332cover.jpg)
これは必須条件です。シーズン最盛期になるとお隣さんとの間隔は最短2mくらいになるときもあります。
後方に人がいないことを確認して、ラインが絡まないように頭の上から振り下ろすようにまっすぐにルアーを投げましょう。お隣さんと投げるタイミングをズラすのも有効ですね。
自分なりに戦略を立ててルアーを選び、想定通りに釣れたときに達成感を味わえる、ゲーム性の高い釣り方です。まずは表層で狙えるサバのデーゲームでルアーに慣れるのが一番手っ取り早いような気がします。
慣れてきたらツバスやサゴシなど青物、タチウオを狙って釣れたら、自分の釣れるパターンがどんどん増えてやめられなくなってきますよ。