愛用の初代ルアーマチックS80L
2023年の2月にリニューアルされたシマノルアーマチックスピニングです。2020年7月末にモバイルロッドに進化したばかりですが、3年でマルチピースから2ピースに戻りました。釣り具老舗メーカーのシマノが作った廉価版のロッド、トラウト推奨、バス推奨、ソルトルアー推奨のカテゴリーに分かれました。皆さんはどれを選びますか?
ルアーの練習におすすめします
基本的にはシーバスロッドであったルアーマチック、3代目はトラウト推奨、バス推奨(スピニング、ベイト)、ソルトルアー推奨の大きく3つのカテゴリーに分類されました。
S70ULからS100MHがラインナップされ、メバリングから新たに追加されたショアジギングまで、すべての種類を揃えると万能ロッドとなります。
普段よく釣るキスやアジ・サバなどの小型魚から、タチウオ、シーバス、秋にはブリ、サワラまで対応可能です。
カテゴリーが分かれたのでどれを選べばよいかわからない方は、無難にロッド:ルアーマチック S86ML、リール:シマノ サハラ2500、ライン:PEライン1号がおすすめです。
トップガイドにSiCは使われていませんが休日に釣りに行くくらいならハードガイドで十分、PEラインも問題なく使えます。
1万円のロッド1本かうなら、ルアーマチックとロッドケースを買っちゃいましょう。
ルアーマチックを選ぶ4つの理由
ルアーマチックをおすすめする理由は4つあります。
- 値段がリーズナブル
- 信頼できる大手メーカーシマノ
- 多魚種に対応
- 6年間使った自分の実績
では選んだ理由を1つずつ説明します。
1.値段がリーズナブルなこと
初心者のうちはロッドの扱いが不慣れで、有名メーカーの高価なルアーロッドなど傷ついてしまったりすると、思い切った釣りができなくなってしまいます。
お手頃価格のロッドで練習してからステップアップするのが良いと思いますよ。
5,000円は覚悟、10,000は高すぎる。高くて8,000円までか?
23ルアーマチック86MLの実売価格は6,000円台です。
この価格でシマノのロッドが買えるんです。
2.信頼できる大手メーカーシマノ
安けりゃどこのメーカーのものでもいいわけではなく、一流メーカーの大衆向けの製品を探すと、シマノとダイワにたどり着きます。
メジャークラフトやアブガルシアも使ってきましたが、とりあえず買うならシマノ、ダイワ。
昔からある日本の2台メーカーなら問題なく使えます。
3.多魚種に対応
軽めのルアーでメバルやアジを狙えるのがUL。
普段いろいろ釣りたいなら軽めのメタルジグやミノーを使えるML、シーバスやキス釣りにもちょうど良い硬さです。
秋の大きい魚を狙うならMH、60cm以上のサイズを狙うなら必須です。
バス用にはベイトモデルもあり、自分の釣り場に合った硬さ、長さを選ぶことができます。
4.6年間使った自分の実績
私が使って来たのは初代ルアーマチックS80L、長さは子供でも扱える8フィート(2.44m)です。
電車の移動のときにもあまり邪魔にならない仕舞寸133.2cmでした。
メタルジグなら60~70mくらいは軽く投げることもできるので、長くはないですが短くもない、ちょうど良い長さです。
トップガイドをSiCに交換し、6年間使ってきました。
使いやすく、バッドパワーもあり、いろいろな魚を釣ってきました。
私がいまだに使っている初代ルアーマチック80L
私が使っていた初代ルアーマチック80Lです。
グリップはエンドまでくびれが無い、シーバスロッドの形です。
2ピースで仕舞寸125cmなので持っている標準的なロッドケースにも収まります。
しなり良くバットパワーもあり、海面から5mの波止から30cm超のウマズラ抜き上げました
ワインドでタチウオだって楽々抜きあげできます。
流石一流メーカーシマノが作ったロッド、6年間使い込みました。
23ルアーマチックは20ルアーマチックMBからさらに進化
私が愛用している初代ルアーマチックが2020年にルアーマチックMB(モバイル)へ進化し、2023年さらに軽量化し対応魚種を増やして進化しました。
たとえば私の愛用初代ルアーマチックS80Lと23ルアーマチック80Lの自重を比べてみると、135gが108gまで軽量化されています。
さらに今までなかったショアジギング用のMHクラスのロッドが追加になっています。
品番 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 適合ルアー ウェイト(g) | カーボン 含有率(%) |
S70UL | 2.13 | 2 | 109.5 | 80 | 1.3 | 0.8~12 | 86.1 |
S76UL | 2.29 | 2 | 117.7 | 88 | 1.2 | 0.8~12 | 85.7 |
S80L | 2.44 | 2 | 125.7 | 108 | 1.7 | 5~24 | 95.7 |
S76ML | 2.29 | 2 | 118.5 | 112 | 1.5 | 6~32 | 86.2 |
S86ML | 2.59 | 2 | 133.2 | 123 | 1.7 | 6~32 | 95.7 |
S90ML | 2.74 | 2 | 140.7 | 131 | 1.7 | 6~32 | 95.8 |
S96M | 2.90 | 2 | 148.8 | 156 | 1.8 | 8~42 | 95.4 |
S90MH | 2.75 | 2 | 141 | 211 | 2.1 | 10~52 | 95.8 |
S100MH | 3.05 | 2 | 156.8 | 267 | 2.2 | 10~52 | 95.3 |
私が使っているシマノ コルトスナイパーBB100MH-3の自重290gよりも軽いじゃないですか~!
歴代ルアーマチックのスペックを比べると進化がよくわかりますね。
品番 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 適合ルアー ウェイト(g) | カーボン 含有率(%) |
S70UL-3 | 2.13 | 3 | 74.8 | 80 | 1.3 | 0.8~10 | 87.2 |
S76UL-4 | 2.29 | 4 | 62.4 | 91 | 1.3 | 0.8~10 | 87.6 |
S80L-4 | 2.44 | 4 | 66.2 | 128 | 1.6 | 5~25 | 92.9 |
S86ML-4 | 2.59 | 4 | 66.9 | 143 | 1.6 | 6~32 | 92.5 |
S90ML-4 | 2.74 | 4 | 73.7 | 152 | 1.6 | 6~32 | 94.0 |
S96M-4 | 2.90 | 4 | 77.8 | 166 | 1.7 | 8~45 | 93.5 |
品番 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 適合ルアー ウェイト(g) | カーボン 含有率(%) |
S70UL | 2.14 | 2 | 109.5 | 83 | 1.3 | 0.8~10 | 80.8 |
S76UL | 2.29 | 2 | 117.0 | 90 | 1.3 | 0.8~12 | 78.9 |
S80L | 2.44 | 2 | 125.8 | 135 | 1.6 | 4~21 | 95 |
S86ML | 2.59 | 2 | 133.3 | 145 | 1.7 | 6~28 | 95.2 |
S90ML | 2.74 | 2 | 141.0 | 155 | 1.7 | 6~28 | 95.1 |
欲しくなるロッドケース
残念ながら価格を抑えているため専用竿袋しか付属されていません。
釣り場に持ち歩くときにはロッドケースが欲しくなってきます。
ロッドケースは廃棄するとなるとけっこう大変なので、初めて買う時にはいろんな長さに対応できる、伸縮可能なものを買ったほうが結果的には経済的です。
けっきょく私は長さが違う3種類のものを使ってますが...
スペースを取られてしまって...
23ルアーマチックは初心者におすすめ
私が主に釣りをする関西の阪神間でも、釣れる魚はアジ、メバルから、チヌ、シーバス、キス、カレイ、ブリやサワラまでいろいろです。
アジはサビキで、シーバスはミノーで、ときどきちょい投げでキス釣りやカレイを狙うなら、S86MLがちょうどよい長さと硬さです。
ハマチや大きめのシーバスを狙ったり、遠投してキスやカレイを狙うならS96Mが良いと思います。
100MHはハマチより大きいメジロ(60cm~)クラス、秋の70cm超のシーバスとか狙うにはよいと思いますが、いろいろな魚種を楽しむのには少し重すぎるので、最初の1本には向いてないかな。
ルアーを使った釣りの入門ロッドとしてルアーロッドに慣れるまで、メタルジグにジグヘッドワーム、ミノーにキス仕掛け(エサ釣り)、いろいろな釣りを楽しみっましょう。
使い込んでトップガイドの滑らかさが無くなってきたら、トップガイドをSiC交換に挑戦してくださいね。1ランク上のロッドに変身しますよ。
シマノ 23ルアーマチック、初心者卒業まで使い込んでみましょう!