大阪湾の海水温と釣果の関係、尼崎魚つり公園のデータで分析

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ブリ族って実は年中釣れている

ブリは出世魚でサイズによって呼び方が違います。

関西ではツバス→ハマチ(40cm~)→メジロ(60cm~)→ブリ(80cm~)の順に大きくなっていきます

海水温が20℃を切ってくると、一挙に数が増えるように見えますが、メジロやブリが釣れた時に釣果として記録しているのだと思います。

実際にはツバスやハマチはもっと釣れている気がする。

尼崎魚つり公園の周辺の釣り場でも、ツバスはメタルジグやサビキ仕掛けでかなり釣れますからね。

記録として良くカウントされているのはメジロサイズで、10月くらいからブリサイズが1日に数本あがることが多いです。

80cmを超えたらブリと呼ぶよ
80cmを超えたらブリと呼ぶよ

釣れているときに行くと、開門2時間前くらいに行かないと良い場所へは入れません。

青物が多すぎてアジやイワシが寄ってこないので、エサのアジはあらかじめ買って持って行ったほうが良いです。

チヌは比較的低水温でも釣れます

チヌが釣れる数はそれほど多くはありませんが、釣れたらうれしい一匹です。

狙って釣れるのは腕がいい証拠で、私のようにキスを狙っていて偶然釣れたり、サビキをしていたお子さんの仕掛けにかかったりするのをよく見ます。

さすがに冬場には数が減りますが、大阪湾の最低気温10℃くらいに下がっても釣れます。

年中釣れるチヌ
年中釣れるチヌ

チヌと一言に言いましたが、マチヌとキビレに分かれます。

キビレは1月から3月の厳冬期には数が少なくなりますが、マチヌは水温には関係ないようです。

マチヌのサイズは50cmを超えるものは年無しとよばれ珍重されます。

40cm超えは比較的良く釣れるので、皆さんもチャンスはありますよ。

キビレよりマチヌのほうが大きい
キビレよりマチヌのほうが大きい

私が釣れたのもマチヌ、キビレともに40cmくらいです。

スズキも年中釣れます

スズキも出世魚でセイゴ→ハネ(40cm~)→スズキ(60cm~)となっていますが、ルアーの方々はシーバスとかチーバスとか言ってますね。

数は減りますが海水温が下がってもスズキも比較的釣れます。

なんとなく晩秋から冬場にかけて数が増えているのって?

と、思っている方もいるかもしれませんが、尼崎魚つり公園特有の事情があるからです。

尼崎魚つり公園はエビ撒き釣り発祥の地で、回遊魚が釣れなくなってからエビ撒き釣りの方々が来られるので、ハネの数が増えるんです。

スズキも年中釣れるよ
スズキも年中釣れるよ

エビ撒きではハネサイズが多いですが、アジをエサにしたノマセ釣りでは70cmを超えるものや、80cmを超えるランカーサイズまで釣れてます。

実際、私の隣の方が70cmを超えるスズキを釣ったとき、タモ入れしましたがかなり大きかったです。

比較的狙いやすいハネ

私が尼崎魚つり公園でエビ撒きして釣ったのはセイゴちゃんでした。

秋のマイワシが回遊する時期になると、ミノーでスズキサイズが狙えるので、毎年秋になるのが楽しみなんです。

海水の表層温度だけでは語れない

例えばキスは14℃から28℃くらいと言われてますが、実際には1月になっても釣れるところはあります。

比較的水深があって、気温に左右されにくい限定的なエリア、漁港なんかがそうです。

また、アジも昼間は釣れなくなりますが、夜になると居つきのアジが電灯があるところに集まって釣れたりします。

ロックフィッシュと言われるメバルやガシラ、アイナメなど冬場がメインの魚もいるので、人間さえ寒さに耐えられたら釣れる魚はいます。

なんとなくですが、海水温下がって魚がどうこう言うより、実は人間が寒さに耐えられないので釣果が聞かれなくなるのではないのでは?

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最近そう思うようになりました。

皆さんの年間釣行計画の参考になれば幸いです。

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