
皆さんは、せっかく買った水汲みバケツが、数回の釣行でサビてボロボロになってしまった経験はありませんか?
「プラスチック製だからサビないと思ったのに、ロープの結合金具やフチのワイヤーから赤サビが出て、海水をくみ上げようと海面に落とした時に、結合金具が外れてしまった…」
私も以前経験したことがありますが、タモですくって何とかバケツを回収できました。
もし、タモを持っていなかったら、バケツ自体が海のゴミとなってしまいますよね。
そこで今回は、海水の塩害を完全にシャットアウトする「本当にサビないバケツ」の選び方を、私の実体験をもとに徹底解説します!結論から言うと、選ぶべきは「金属パーツが一切露出していない、または樹脂・ロープ直結構造のバケツ」です。これさえ押さえれば、不快なサビストレスから一生解放されますよ。
悲劇は突然訪れる
最近水汲みバケツを買い換えました。
去年から使っていたのはフィッシングマックス・オリジナルブランドの安いやつ。
確か700円もしなかったと思います。丸形で折り畳みができてコンパクトになるものです。

この商品には致命的な欠点がありました。ちなみに、フィッシングマックスさんのことを批判しているわけではないのでご理解ください。
折り畳みの方向が螺旋状になっていて、バケツの形に伸ばしてもすぐに縮んでしまうことです。海水をくみ上げようと海に落としても、しっかり伸びないので海水が汲める量が良くて半分くらいです。また、くみ上げてもすぐに縮まった状態に戻ろうとするので、くみ上げた海水もこぼれてしまいます。
さらに、不幸なことが起きました。
海水をくみ上げようロープを持って海に落とし、海水を組んで引っ張り上げようとしたときに、急に軽くなりました。
バケツ本体とロープをつなぐためのプラスティックの留め具が折れて、バケツが海面に浮かんでました。

タモを持っていたのですぐにすくい上げ、回収できたので良かったものの、回収できなかったら世界的に問題になっているプラスティックゴミになるところでした。強化プラスチックでできているのだと思いますが、耐久性には問題がありそうです。
改めて接続部分を見てみると、ロープの留め具もかなり錆びていました。
ジョイント部分の問題は丈夫な部品に交換すれば何とかなりそうですが、折り畳み式のバケツがしっかりとバケツの形にならないのは致命的です。
それでも我慢して使ってましたが、あまりの使い勝手の悪さに諦めて新しく買い換えました。
もちろん、価格はリーズナブルなものです。
メッシュ付きのEVAバケツ
どうせ買うなら、いままでよりも機能追加したものをかってやろうと思い、以前から欲しかったメッシュの蓋つきのものを買いました。
釣り上げたアジなどを少しの間活かしておこうとしたとき、蓋がついてないバケツの場合飛び出してしまうので、前から欲しいと思っていました。

選んだポイントは4つ
- 畳んだ状態から伸ばしバケツの形が崩れない
- 持ち運びに邪魔にならないコンパクトサイズ
- 海面に落とした時にちゃんと反転する
- 魚が逃げないようにメッシュがついている
バケツ本体とジョイント部分は価格を考慮し、自分で補強することにしました。
イチバンエイトのバケツ売り場で5分ほどいろいろ物色し選んだバケツは、1,190円、消費税入れて1,300円ほどのプロマリンEVAハイパーメッシュ反転バケツDX角です。
普通に使えるのがうれしい
安い折り畳みの素材はペラペラですが、厚みがありしっかりしています。
折りたたんだものを広げてみてもしっかりとバケツの形になり、折りたたんだ形に戻ろうとしません。
普通にバケツとして使えます。

バケツの上部にはオモリが入っているので、海面に落とした時に勝手に反転し、海水を組みやすいです。

大きさは1辺18cm、正方形になります。
20cmくらいのハゼを入れてみるとギリギリ活かせておけるくらいです。
小アジなら2匹くらいがギリギリかも。
上部には真ん中にチャックがついたメッシュがついています。
真ん中のチャックは魚を入れるのにちょうどいいですね。
魚を中に入れてチャックをすべて締め、海中につけておくとエサの魚をしばらく元気に活かしておくことができます。
ブクブクを準備しなくてよいので荷物を減らすこともできます。

気を付けること
私が買ったプロマリンのAEC070 EVAハイパーメッシュ反転バケツ DX・角は18cm、21cm、24cmがあります。
海水を入れると18cmで約5Kg、21cmで約8Kg、24cmで約12Kgとなるので、力が弱いお子さんや女性などは足元から5m下の海面から重いバケツを引っ張り上げるなら、18cmがおすすめです。
持ち歩くにもコンパクトで邪魔にならないのでいいですよ。
前に使っていたバケツもそうでしたが、ロープとバケツのジョイント部分の金属は錆びます。
1回使っただけですが、ロープを締める金属がすでに錆び始めてます(写真〇の中)。
腐食すると前使っていたバケツ(写真下)のように錆び錆びになります。
ジョイントのプラスティックも折れるので、バケツ側のロープと手持ちのロープを直接結びんでおいたほうが良いですね。

安い水汲みバケツの強化グッズ
そのまま使ってもしばらくは問題なく使えそうですが、経年劣化を考えるとジョイント部分はプラスティックからステンレス製のカラビナなどに変更したほうがよさそうです。
ステンレス製なので、海水がかかったりすることが多い釣りにはピッタリですね。
もともとジョイント部分が強化された巻取り器付きロープもあります。
いろいろこだわるなら機能性抜群のもう少し価格帯の高いものを買ってもいいかもしれません。

ちなみに、折り畳みソフトバケツもだめ
EVAバケツの弱点は、きっちり折り畳みできないので、少しかさばるところです。
試しに折り畳みソフトバケツをホームセンターで買ってきて、紐をつけて自作してみました。

きっちり折り畳みができ、かなりコンパクトになったので、これはいけると思いました。
平磯海づり公園で試作を使ってみました。
まず、上のふちにオモリが入っていないので、反転せず海水が入らない。
投げ釣り用のおもりをぶら下げて、何とか海水は3cmほど入りました。
もっと入れてやろうと、海面から4mくらいのところから海水を入れたまま着水させると、その衝撃で底のポリが破損し穴が開いたんです。
衝撃に弱い素材なので、釣り用の水汲みバケツとしては向いてなかったようです。
このタイプのものは買わないでください。
サビないバケツに関するよくある質問(Q&A)
- ステンレス製の金具なら絶対にサビないのではないですか?
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ステンレス(「サビない」ではなく「サビにくい」鉄の合金)も、海水に晒され、結晶化した塩分が隙間に高濃度で残留するとサビます。特にバケツのロープ結合部は、海水が乾きにくく酸素が供給さやすいため、「隙間腐食」という現象で簡単に赤サビが発生します。完全にサビを防ぐなら「金属ゼロ」の選択が最も確実です。
- 樹脂パーツの耐久性は? 紫外線で劣化して割れませんか?
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近年の釣具メーカーが採用しているポリアセタール(POM)やポリカーボネートなどの高強度樹脂は、耐候性が非常に高く、週1回程度の釣行であれば5年以上劣化せずに使用できる強度を持っているそうです。金属金具がサビて壊れるスピードよりも、樹脂の寿命の方が遥かに長いです。
- ロープが直結(編み込み)されているタイプは、ロープが切れたら交換できますか?
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多くのモデルは、樹脂製の「ロープ留めパーツ」を介して結ばれているため、結び目をほどけば市販の8mmロープ等に簡単に交換可能です。結合部が完全に溶着されているタイプは交換が難しいため、購入前にロープが通る「穴」があるか確認することをおすすめします。
次回買うなら
いろいろ探してみましたが、次回買うならメッシュでジョイント部分がしっかりしていて、サイズはそんなに大きくないもの。
持ち運び用の持ちては無くてかまいません。
早く調べておけば良かった。


